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【樹林伸】
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陽の鳥の評価:
3.25/5点 レビュー 4件。 - ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点3.25pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
「神の雫」と同様の華麗な描写は期待してはいけない
良いコミック原作者が良い小説家とは限らない
あの美しい情景とワインを描く巧みな表現。さぞや美しい条件と漫画作家らしい巧妙なトリックがあるでしょう。真っ赤に燃える情熱的な装丁が期待感を煽ります。さっそく読み始め、この週末に読了いたしました。
こうした心理サスペンスでは、細かな情景描写や人物の内面を照らすために、多くの字数を必要とするのでしょう。しかしながら、各場面や人物の表現は、どこか説明的で、あの神の雫に見られるような詩的表現による内面の投影感がありません。どうしたことでしょう。
あるいは映画の脚本として作られた本であれば、これでいいのかもしれません。しかし、意外に動きが少なく、進行のテンポも一本調子で、なんとなくラストへと導かれていく感を強い小説でした。期待しすぎたのでしょうか。
ドラマで見たブラッディマンディは、場面と場面を繋ぐ展開が素早く、まるで時間が短くなったかのような感覚を得られましたが、その再現を小説というカテゴリで求めるのは難しいのかしら。クローンに宿る記憶というテーマも、やや使い古された感があります。
この本を購入した夫は、そこそこ楽しめたと話しているので、☆をひとつ増やして二つという評価にしました。次回作での飛躍を期待しております。