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蝕罪
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蝕罪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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色褪せが目立つと言えば目立つが、シリーズの古い物であり、安価だったことの方が良かった | ||||
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失踪課の既存メンバーの構成が破天荒すぎてリアリティーにかける嫌いはあるが、それ以上に第二作以降で明らかになるであろう各メンバーの来歴と徐々に醸成されていくのであろうチームワークの形成のされ方が楽しみになる。 | ||||
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ルーキーシリーズに登場する不思議な人物が大活躍します。堂場シリーズは面白い。 | ||||
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結婚を約束した彼氏がいなくなったとして捜索願いが出される。調べ始めた高城たちはなかなか手がかりがつかめない。そうしているうちに殺人事件が起こる。失踪との関係を捜査するうちに過去の悪徳商法と関係が浮かび上がる。暴力団との関わりもあり失踪者が狙われていることも突き止めた。最後は婚約者との再会もできたが、このあとどう関係を続けていくのか気にかかるが、失踪課のはじめての仕事に満足感が漂う。 | ||||
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コロナ騒ぎで3蜜を避けて家にこもっている日々堂場さんの作品はどれも 飽きさせません! | ||||
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評価通りでした。 | ||||
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他のシリーズで、ちょいちょい登場していた高城さん、気さくなオッサンかと思ってましたが、意外にワイルドで、読んでいて鳴沢だか大友たが、誰の話だったか分からなくなってしまいます…(?_?) | ||||
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堂場瞬一を知るきっかけになった作品は、「ヒート」、「チーム」、 「キング」といった陸上選手の情熱や葛藤を描いたスポーツ小説でした。 そこから多少毛色が違う堂場作品を読みたくなり、「警視庁犯罪被害者 支援課シリーズ」全4巻を読み、そのシリーズの最後のほうで登場する 警視庁失踪課・高城賢吾警部の一癖も二癖もありそうな人間性に惹かれ、 迷わず「警視庁失踪課~シリーズ」の一連の作品を読み始めた。途中、 他の作家の小説やエッセイ、コミックなども読んでいるが、基本的には 今の愛読書は堂場瞬一の警視庁の刑事たちの活躍を描くこのシリーズと いえるほど嵌ってしまった。 ふつう刑事といえば、殺人犯捜査を行う「一課」をすぐ思い浮かべるが、 物語の舞台になっているのは失踪者を探す仕事がメインの失踪課・・・。 過去の暗闇を背負いながら、失踪者を追い続ける主人公とその同僚たち。 高城賢吾という一人の傷を負った人間と失踪者と失踪者家族、その周辺の 人々・・・それらの心と心、感情と感情が微妙にオーバーラップしながら 絶望的と思えるような事件解決へのクライマックスへと突き進むんでいく。 上司や同僚、他の部署の刑事などシリーズを通して出てくる登場人物が それぞれに過去に傷を持ち、それを背負いながら生きている。人間社会の ある意味当たり前の姿を描いているといえるわけだが、日常ならそうした ことなど考えもせず通り過ぎてゆくだけである。しかし改めて一人ひとり の人生が堂場瞬一という作家を通して描かれていくと、背負っているもの の重みも去ることながら、その人への親しみや共感・・・様々な感情が 湧いてくる。 いつの日か、高城賢吾以外の登場人物を主人公にしたスピンオフ作品を 書いてくれないだろうかと密かに願っている。 現在第6作目の「波紋」を読んでいるが、1作目から順を追って読んでいく ことをお勧めする。 | ||||
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好みの問題なのかもしれない。 けれど面白いと思えないまま自分は読み終えた。 | ||||
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大好きなシリーズのひとつです。いつも引き込まれてあっという間に読んでしまいます。 | ||||
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主人公に渋みが薄く、ハードボイルドらしからぬハードボイルド というところで受けている作家だと思う。 先が気になるというよりは惰性で読んでしまった感じだ。 警察ものが苦手というか、私服刑事よりも『警察日記』のような 制服警官にドラマを感じる者にとっては、やや避けがちなジャンル といっていいだろう。なにしろ私服刑事はかっこい、私服刑事は 制服組よりも偉いというイメージには辟易している。 (この小説の主人公は嫌味が少ないので救われるが) そして階級組織ものは「上からの圧力」が必ずといっていいほど 出てくるので、またかと思わずにはいられない。 最も致命的なのは謎が興味深くなく、早く先を知りたいという欲求が そこそこにしか出てこない。 しかし悪い点ばかりではない。魅力的な人物が多く、登場人物の 性格といった点では成功しているだろう。 青年漫画のアクションものは物足りないが、本格まではと考える人にとっては 丁度良いお湯加減ではないだろうか。 ちょっと濃いものが続いたなといったときの卵料理のような 作品を量産する作者だと思う。 | ||||
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本や映画を見たら大体ここにレビューを書くことが習慣になっている。 最近、自分にとって見た、読んだ作品に対する評価はレビューが書きやすいか、書きにくいかということが大きいということに気付いた。 書きやすい作品は、文章が頭の中で思い浮かび、中のキーワードもポンポン出てくる。 それは高評価ならもちろんだが、低評価でもそれは言える。 しかし、本作に関して言えばそれが全くと言っていいほどなかった、ということは良くも悪くもなくということだと思う。 たぶんそう感じてしまったのは、まだ自分に人生経験が足りないからだと思う。 だから本作を面白く読むことができるようになるには、あと5,6年はかかるかもしれない。 その時にはもう一度読んでみたいと思う。 | ||||
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対外的な面目維持のために設立された警視庁失踪人捜査課。そこへ配属となった高城賢吾警部は、心に傷を負い酒びたりの暗い過去を引きずっている。もっとも、失踪人捜査課自体が、わけあり警官の寄せ集め的な部署。そんななか、結婚間近の婚約者の捜索依頼が舞い込む。美人警官とコンビを組み、捜査にあたる高城だが…。シリーズ1作目ということもあり、紹介的な内容だが、無理のないストーリー展開で、そつなく読ませます。これからの展開が気になります。 | ||||
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横山秀夫、今野敏をはじめとして、警察小説が今熱い。 面白い警察小説の条件として、トリック(筋書き)が巧妙であるとか、登場人物が 興味深いといったことがあげられるのではないだろうか。 この観点でいえば、この高城賢吾シリーズの場合には、味のある脇役たちの存在がこの 小説をうまく味付けしている。 心臓に病気をかかえる定年が近いベテラン刑事の法月、元プロ野球選手で子沢山の醍醐、 上昇志向まんまんでプライベートがまったく不明な阿比留室長など実に多彩な登場人物 たちがこの小説に彩りをあたえている。 酒浸りの生活から、かつて、警視庁捜査1課で「高城の勘」として有名だった高城賢吾 警部が徐々に刑事として再生していく様子がこの「蝕罪」の中で実にうまく描かれている。 | ||||
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鳴沢了がいなくなって、どうなるのだろうか?かなりの刑事モノだっただけにもったいないと思っていたが… 新シリーズ高城賢吾はかなり設定に凝っていて、著者が熟練して上手くなってきた証拠である。高城賢吾の名前も鳴沢了と比べると、地味でよい。 内容もスムーズに積み上げていく流れは緻密さを増して興奮させてくれるに値する出来である。 娘が失踪した!それで奥さんとはわかれてしまった。というなぞなぞもどうなるのか?期待大である。次回作に大いに期待する! | ||||
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「失踪者を探す」ことを業務とする警視庁失踪課。政治的思惑によって「帳面消し」的に作られた失踪課は「使えない」警察官の吹き溜まりと化している。主人公からして登場当初からひどい二日酔いという体たらく。すでにして「失われている」かのような組織に、「終わってしまった」刑事が配属されてくる。その失踪課に婚約者(息子)の突然の失踪に呆然とする女性二人が廻されて来る。結婚を間近に控えた温厚な会社員の突然の失踪。仕事のトラブルもなく、カネに困っていたわけでもないのになぜ?。失踪課の捜査が始まる。失踪課とは、まさに「失われた人を見つけ出す」ことを使命とする組織である。物語が進むうち、私たち読者は「失踪」とは残された者にとっては、「癒し」も「回復」もない、「確定した喪失」(=死)ですらない、極めて残酷な「宙ぶらり」状況であるということを突きつけられる。そしてその捜査を進める主人公・高城こそ、もっともそのような「残酷さ」に耐え続けてきた存在であることが明らかにされる。本シリーズは、「失われしもの」を回復する物語となるのではないか、という予感とともに本書は閉じられる。続巻が楽しみである。 | ||||
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書き下ろしとあって、今現在の堂場が楽しめる。シリーズものでかつ警察ものなので、やはり鳴沢ものとの比較になる。以下は、鳴沢ものと比較しての長短所である。長所・シリーズの出だしとしてはクオリティが高い。 今が堂場の旬かもしれないと感じさせる出来である。・主人公を著者と同年齢に設定したせいか、行動や考え方に無理がない。 著者の思いがストレートに投影されている。短所・この本だけでは断じるのは早計であるが、恋愛小説の一面がない。 成沢ものを恋愛小説として読んでいた私にはさびしい限り。・失踪課のメンバーの個性が極端すぎて、現実味に乏しい。 鳴沢が今をはじめとする魅力的な脇役に支えられていたのに対し、このシリーズでは脇役が あまり魅力的でない。総合的に見て、鳴沢ものが鳴沢の成長物語であり、話に無理が多かったのに対して、このシリーズは高城の人間再生物語で、大いに共感できる点が多々ある。40も半ばを過ぎようとしているなか、仕事に情熱を見出せない(かつての情熱を失ってしまった)で何かにおぼれ、何とかしようとあがく姿はまるで自分を見ているようだった。おすすめする層は、やはり著者と同年代のサラリーマンということのなるだろう。そういう意味では、女性向けではないのかもしれない。早くも4月には2冊目がでるようだが、どう展開するのか楽しみである。ある意味キワモノの脇役をどう使うのか、堂場の腕の見せ所だろう。期待大である。 | ||||
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