東日本各所にチェーン店を展開する宝飾量販店「ジュエリー伽羅」の森島社長が、札幌のホテルで殺された。

京都・一条戻橋で、安倍晴明の生まれ変わりを自称する行者が辻説法をおこなっていた―「平安銀行の会長に呪いをかけた。

宮之原警部も筋読み不能!?難事件の意外な結末とは 警察庁広域捜査室長の小清水峡子が伊豆高原に住む万華鏡作家の アトリエを訪ねた夜、そこからある仏像が盗まれた。

雑誌編集長の椎名沙智は、アルバイトをしていた保坂奈美枝の結婚披露パーティーに出席するため、福井県小浜市へと向かった。

釧路で水産会社を経営している畑中博人が刺殺された。畑中家の莫大な遺産を残しての死だった。

天草、銀座、そして再び天草。遠く離れた場所で、立て続けに起こった三つの殺人事件。

百物語とは、同好の士が集まり、それぞれが持ちよった怪談を披露しあい、百の怪談を話し終わると、異変が起きるというものだ。

京都東山は石塀小路の一角に和菓子屋・嘯月はあった。老舗・吉鶴から移った天才職人、岸本勇太のおかげで店は持ち直していた。

東山芸能の社長・楠田裕司が舞台の袖で殺された。社長は「ホテル瑞祥だ…」という謎の言葉を残して死んだ。

南アルプスの山間へ地質調査に出かけた元大学教授杉尾が失踪した。

高級クラブで接待中の中堅ゼネコン・山手建設の秘書、笹沼詩乃の携帯が鳴った。

宮城県警捜査課の呉竹緑に緊急連絡が入った。仙台市内の住宅が突然陥没したというのだ。

山瀬翔太と燎の二人が新婚旅行から帰ってきた翌日、妙な荷物が届いた。中身は風雨にさらされた石の地蔵。

膨大な負債を抱える日本最大のスーパー・ケイユーの関西総本部長・村瀬はリストラの危機にあった。

京都に住む恋人の平瀬玻奈子から、宮之原警部に手紙が届いた。一緒に除夜の鐘を撞いてほしいという。

警視庁捜査一課の西本刑事が、群馬県の世界遺産・富岡製糸場で毒殺された。

東京にいるはずの兄・卓也が島根の石見銀山で心中した。しかも、ディスカウント店放火の容疑があるという。

世界の医学界から注目される万能細胞に関わる先端技術を開発し、業績を伸ばしていたバイオセラピー社の社長・久枝治臣が広島のホテルの浴室で死亡していた。

東京の中国租界・新大久保で起きた日本人殺人事件。

母親孝行がしたくて、九州の名所を巡る超人気豪華列車「ななつ星」ツアーに悪知恵を働かせ紛れ込んだ小悪党・賀谷大三郎。

岩手県七重村―元総理大臣・紀伊和人の地元である田舎町に、千二百億円を投じた陸中海岸リクリエーション都市計画の一環として超近代的な美術館が建設された。

OL三人組の麻知子、みどり、ユミと同宿だった新妻が鴨川で溺死、夫に疑惑が。

東京発新大阪行の“のぞみ47号”が、静岡‐掛川間を走行中、線路から忽然と消えてしまった!車中には国会議員も乗車していた。

なぜ、妻の真由子は誘拐されたのか?犯人は、真由子の手文庫から何を持ち去ったのか!宮之原警部は、春爛漫の4月半ば、久しぶりに信州飯田に嫁いだ長女の津玻紗を訪ねた。

山陰の小京都・萩で失踪した地方紙の記者・奥田。行方捜しを頼まれた浅見光彦は、防府市に住む妻のもとを訪れる。

京都市の北郊・氷室町で、若い女性の殺人死体が発見された。どこか別の場所で殺され、遺棄されたらしい。

金沢行き一番列車で狙われた男! 北陸路を震撼させた事件に歴史の闇が!? 一番列車で殺人事件が――今度はおれが狙われる!? 鉄道雑誌「鉄道時代」の記者・伊東雅人は北陸新幹線開業日の一番列車の取材のため、 徹夜で駅に並んで目当ての金沢行き「かがやき」グリ

東京・亀有で探偵事務所を開く小仏太郎。

富士山麓の遊園地・富士スバルランド。新規開業のループコースター「ビッグエスカルゴ」で事件が起きた。

幼い頃の事故により、人並みの感情が欠落している小田垣観月。

一連の事件の鍵を握る政界の首領・紀伊元総理が拉致された。

懸賞金一千万円を謳った浜松文化フォーラム主催の文学賞に『二人の家康』という応募作品があった。

白血病で余命いくばくもない20代の橋田久子は、徐福伝説に興味を持ち、古代史の通説に真っ向から挑戦する『もう一つの邪馬台国』という著作の執筆に情熱を燃やしていた。

安曇野市の国道で見つかった男性の遺体。轢き逃げかと思われたが、刺し傷から殺人の疑惑が浮上する。

かの文豪も越えたという天城峠――。

石川県南部の白山山地にある手取川ダムで、男の溺死体が発見された。

インターネットで鉄道模型を販売していた男が殺害された。

カメラマンの星井裕は、雑誌の“京の器さんぽ”という特集取材で京都を訪れた。移動中、警察の検問にかかる。

立川市のバーの店主ルミ子が殺され、北多摩署に捜査本部が。

歴史と伝統に裏打ちされ、茶道の「心」ともいえる京都。その京都で『茶道検定』が開かれる。

東京・亀有で探偵事務所を開く小仏太郎は、かつての警視庁の同僚の安間善行から呼び出しを受けた。

子犬の悲しい鳴き声に目を覚まして外に出た春果は、竹林の中で朱鷺色の和服を着た女性の死体を見つけた。

鉄道ファンに人気の無人駅、信州・姨捨駅を休暇で訪れた警視庁捜査一課の亀井刑事は、奇妙な服装の男を目撃して驚愕する。

神奈川県警初の心理職特別捜査官に選ばれた真田夏希は、知人に紹介された男性に会うため横浜駅付近の飲食店に向かった。

仙台西署に配属されたばかりの女刑事・呉竹緑は、仙台の奥座敷といわれる秋保温泉での殺人事件に遭遇した。

それは不思議な「誘拐事件」だった。

ススキノのクラブ「ユリアンヌ」に時折現れる謎めいたプロモーター白井。

神戸の異人館のプールで、若手女優と会社社長の死体が発見された。

雑誌の編集者をしている百瀬道代は、取材先の川島地蔵尊で行方不明になった婚約者の所持品が岐阜で発見されたという知らせを受ける。

被害者は60代の男、なぜが仰向けで殺されていた―愛媛県警の刑事・大鷹鬼平が友人と鉄道の廃線跡を旅している最中、難所で有名な新潟の親不知付近で、殺人事件に遭遇。

殺人請け負いグループに十津川が挑む! ファミリーレストランチェーンの社長・岡崎秀明が誘拐された。

1号車と7号車にパノラマラウンジカーを備えている、サロンエクスプレス踊り子。

京料理チェーン「京しらたけ」の社長である白竹義男の妻・智子が京都市内の円山公園で他殺死体となって発見された。

長野県警安曇野署管内の穂高交番で時限爆弾が爆発し、警官が重傷を負った。拾得物の鞄に仕掛けられていたらしい。

『この子をよろしくお願いします』夕闇の石狩川畔で、一枚の紙切れを握った二歳の捨て子の男児に遭遇したとき、旅行作家茶屋次郎の受難は始まった。