魔女の家系に生まれながら、魔法を否定して生きてきた歴史学者ダイアナ。

母ドロレスの出版記念パーティに着るドレスが入らなくなり、ダイエットのためにしかたなくジム通い始めたハンナ。

その本は図書館の奥でひっそりと眠っていた。彼女を待ちわびるように…。

16世紀エリザベス朝ロンドンへのタイムウォークを経て、幻の写本<アシュモール782>の恐るべき秘密に触れたダイアナとマシュー。

“クッキー・ジャー”の6月はとにもかくにも忙しい。それでも頼まれるとイヤとはいえないのがハンナ。

レイク・エデンで三郡合同の大きなフェアが催されることになった。

クリスマスを目前に控えた“クッキー・ジャー”は大忙し!毎日のクッキー作りに加えて、クリスマスクッキーの注文が殺到。

猛暑のロンドンを訪れる貴族は少なく、ジョージーのメイド仕事は減激。

2月の“クッキー・ジャー”はイベントつづきで大忙し。けれども、目下ハンナを悩ませていること。

遙か遠い地中海の島キプロスに、一人降り立ったアガサ。

「ユンヨン」「アントチーノ」「ボンボン」―そんな誰も聞いたことのないコーヒーを注文しては、バリスタたちを困らせる客がビレッジブレンドに現われた。

英国王室を代表し、ルーマニア王家の結婚式に参列することになった公爵令嬢のジョージー。

便利屋のティムが姿を消した。町じゅうの家に出入りし、みんなから愛されていた彼の死体を発見したのはスザンヌ。

お菓子探偵ハンナ・シリーズ、驚愕の第16弾! むしむしした暑さが続く6月。

まじめで几帳面なパトリシア・アンは料理も菓子作りもお手のもの。

クリスマス・ソングが流れ、宝石のように煌めくマンハッタンの街、この激戦区で老舗コーヒーハウスを切り盛りするクレアは、今年はクリスマス特製クッキーの甘い香りで道行く人々を誘惑する作戦を立てた。

アレクサンドリアの町は感謝祭シーズンのまっただなか。

容姿も家事も完璧。ガーデニングまで得意な未亡人メアリーが引っ越してきて、小さな村の住人たちは美しい新参者に夢中になった。

念願叶って、ついにアガサはハンサムな隣人ジェームズとの結婚にこぎつけた。ところが式の最中に「中止しろ!」と叫ぶ声が。

超高級ワイナリーの豪華試飲パーティに招待されたセオドシアとドレイトン。

ロンドンで半年間の仕事を終え、カースリーの村にようやく戻ってきたアガサのもとに、初の探偵仕事が舞いこんだ。

サンゴ礁と魚たちが織りなす美しい水中庭園―セオドシアが水族館の巨大水槽をうっとりと眺めていると、目の前の水中で必死にもがく男性の姿が、あれは元恋人パーカー!?懸命の救助も間に合わず、彼はその場で絶命した。

オロバジェ国の第二王女エリサは、祖国の倍もある砂漠の国ホヤ・ド・アレナの王に嫁ぐことになった。