発行日：1997年07月01日

出版社：講談社

ページ数：221P

【あらすじ】

小さな呟きが頭蓋の芯で反響しあい、叫び声が心底で、恐怖と歓喜に充ち百のシンバルのように激しく轟きわたる。―完璧な自殺それが問題だ―かつて革命の時を生きた男は植民地都市の一隅で、中空への飛翔を試みる。二十年の歳月をへて今明かされる矢吹駆の罪と罰。笠井潔の原点、幻の処女長編犯罪小説。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

発行日：2000年12月01日

出版社：講談社

ページ数：236P

【あらすじ】

小さな呟きが頭蓋の芯で反響しあい、叫び声が心底で、恐怖と歓喜に充ち百のシンバルのように激しく轟きわたる。―完璧な自殺それが問題だ―かつて革命の時を生きた男は植民地都市の一隅で、中空への飛翔を試みる。二十年の歳月をへて今明かされる矢吹駆の罪と罰。笠井潔の原点、幻の処女長編犯罪小説。

発行日：2008年10月01日

出版社：東京創元社

ページ数：245P

【あらすじ】

学生運動に伴うリンチ事件の主謀者としての刑務所生活を終え、ひっそりと男は暮らしていた。ある日彼は誰かに尾行されていることに気づく。待ち伏せてみるとそれは昔の仲間であったのだが…。逃亡先の植民地都市で、かつて革命の時を生きた男は何を思い、何を求めるのか。矢吹駆の罪と罰を描いた、シリーズ第ゼロ作としても知られる、笠井潔の原点!幻の処女長編テロリズム小説。