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赤い風



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書籍一覧

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■赤い風

赤い風
【Amazon】
発行日:2018年07月12日
出版社:文藝春秋
ページ数:365P
【あらすじ】
徳川綱吉の治世下、川越藩の領内では、牛馬のための飼料や堆肥のための草を採取する秣場(まぐさば)での、農民同士の諍いが何十年も絶えなかった。集団で襲われ、百姓が命を落とす悲劇までおきていた。 そんな中、新たに藩主についた柳沢保明(のちの吉保)は、諍いの場となっている荒涼たる原野を二年で畑地にせよ、という前代未聞の命を下した。そして、曾根権太夫ら側近の家老らを現地に派遣し農民を指揮させたが、やがて武士と農民の間には軋轢が生じ、二年での完成が危ぶまれていく。そんな中、保明は懐刀の荻生徂徠を現場に送り込み、事態の打開を試みるが……。 江戸前期、武士と農民が身分をこえて空前の大開拓に挑む力作歴史長編!

■赤い風 (文春文庫 か 54-4)

赤い風 (文春文庫 か 54-4)
【Amazon】
発行日:2021年04月06日
出版社:文藝春秋
ページ数:391P
【あらすじ】
〈生きるために、荒野を拓け!――大地に生きる人々を力強く描く長編歴史小説〉 赤土で水源に乏しい武蔵野原野は、長く耕作に不向きな土地だった。 牛馬の飼料を採取する秣場として利用されたが、限られた資源をめぐって周辺の村々が長く争ってきた。 五代将軍徳川綱吉の寵臣で、川越藩主に就任した柳沢吉保は、村同士の争いで死人が出るに及び、争いをやめさせるため、この荒野の開墾を命じた。 家老以下の武士は、城下から現地に移住し、百姓とともに生活しながら開墾の指揮をとったが、 家老の嫡男・啓太郎は、侍を憎む百姓の正蔵と衝突、互いに反目して計画は進まない。 吉保が命じた二年の期限が迫るなか、下役人が不審な死を遂げて……。 武士と百姓という身分の違う〈相棒〉が、難事業に挑む!
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