天啓を受けた者ども



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    天啓を受けた者ども
    (違う表紙に投票したい場合もこちらから)

    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    3.50pt ( 5max) / 2件

    楽天平均点

    0.00pt ( 5max) / 0件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    1pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2010年01月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,650回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    天啓を受けた者ども

    2010年01月28日 天啓を受けた者ども

    合衆国南部のキリスト教原理主義組織と、中南米一円にはびこる麻薬ビジネスの陰謀。アメリカ政府と手を結んだ、南米軍事政権の恐怖。アルゼンチン現代文学の巨人マルコス・アギニスの圧倒的大長篇。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    天啓を受けた者どもの総合評価:7.00/10点レビュー 2件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.2:
    (5pt)

    アルゼンチン軍事政権時代を知るには、最適の1冊

    野谷文昭氏の推薦とあってずっと気になる存在だったが、2段組み500ページに躊躇。J-WAVEの番組BOOK BARで大倉眞一郎さんが紹介していたので、読んでみることに。サスペンス調で読みやすく、グイグイ引き込まれてあっというまに読了。事実をもとにしただけあって、拷問シーンが非常にリアル。人間はここまで残酷になれるのかと背筋が凍った。自身の欲を通すためなら人を人とも思わない。それは国家も個人も同じだ。解説まで読めば、アルゼンチンの軍事政権時代について詳しく知ることができる。ストーリーを追って主人公たちに感情移入しながら読むうちに、内容が自然と頭に入ってくる。お勉強になることなく知識が身につくのは、小説という形を取っている強みだろう。米国籍と引き換えに中南米出身者が最前線に送り込まれている現実、悪名高き米軍アメリカ学校の実態、米国の白人至上主義とカルト集団の洗脳の仕方、南米と北米を股にかけた麻薬組織の手口についてもわかって、非常に面白かった。
    天啓を受けた者どもAmazon書評・レビュー:天啓を受けた者どもより
    4861822726
    No.1:
    (2pt)

    ノンフィクションにすべきだった

    アルゼンチンの軍事政権やアメリカを中心としたキリスト教極右に対する糾弾小説。マルコス・アギニス氏の問題意識は高く、その志は充分に買える。カルト右派に対する記述の中にはオウム真理教の記述もあり、かなり調査をして書いたのだと思う。だが、小説としてのレベルはどうか、という点は、相当に弱いとしか言えない。登場人物の心理的変化を描く論理があまりに安易に設計されすぎているし、文章や比喩にも陳腐な点が目立つ。かつ、そのような論理によって描かれるストーリー構成が雑駁過ぎて、リアリティが無いのだ。特に主人公を中心とした恋愛がらみのエピソードを割愛しや麻薬組織との関連は-事実でない限り-これもカットしていい部分だ。虚構にする事を目的に置いたために設計したガジェットが裏目に出ている。
    アルゼンチンの軍事政権やキリスト教極右の史料的価値をもっと掘り下げノンフクションにするべき題材だったのではないかと思う。
    天啓を受けた者どもAmazon書評・レビュー:天啓を受けた者どもより
    4861822726



    その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク