永遠の0

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種別
長編
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あらすじ

2009年07月15日 永遠の0 (講談社文庫)

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。(「BOOK」データベースより)

評判

永遠の0の評価:

7.81/10点 レビュー 26件。 S ランク

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永遠の0の総合評価:

7.92/10点 レビュー 2,103件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(3pt)

永遠の0の感想

この特攻というテーマは大変に重く、これを選んだ点は大変な決断だったろうと思い、まずご苦労様と言いたいです。
どう書いても批判は必至のテーマともなれば、全力で下調べに取材を行ったに違いありませんし、そういった意気込みは伝わってはくるのですが、作品に生かしきれなかったようです。
世間の評は賛否両論のようで、反響の大きさをうかがわせますが、なぜ反響が大きいのか不思議に思いました。批判の多くはなぜか小説ではなく著者の政治姿勢に向いています。
本作を読んで戦争賛美だと解釈する人は、ちょっと読解力に難があるかまたは全部を読んでない人でしょう。
まぁ、これだけ心に響かない作品だとこれが右翼思想だろうと左翼思想だろうと、もうどっちだろうとかまわないと思いました。

absintheは、以下では小説としての問題だけ書いてみます。
小説としては、全くつまらないものだと思いました。

小説として駄目な点は、戦闘の体験者としての視点に全く臨場感が無いことです。
著者の書きたかった本来のストーリーは「戦争体験者の話を取材する、戦争を知らない若者の話」だったはずが、「戦争を知らない第三者に取材する、戦争を知らない若者の話」のような内容になっています。戦争体験者を登場させたなら、読者は「戦場で見たこと」を期待するでしょうに、当の経験者に「戦場で聞いたこと」と「戦後に調べた事」ばかりを語らせています。
戦場の体験談と称して戦後の読書体験ばかり語っているのですが、そうまでしてわざわざ記述された読書体験、ここで何人が死んで、何隻が沈んで・・と延々と書かれるあたりも、少し戦記物を読んだ経験のある人なら知っていることばかりです。しかも、戦争の始まりから終わりまでを無理にカヴァーしようとしたため、それぞれの戦闘の印象もますます薄められてしまっています。

パイロットの描写するゼロ戦が、外からみた目線でしかリアリティを感じないのも気になります。飛行甲板に立って着艦を見届ける話、飛行場から飛び立つ飛行隊を見送る話には少しリアリティがあって情景も浮かぶのに、操縦席に座った話になるととたんに情景が浮かばなくなっています。着艦が難しいというエピソードを一生懸命述べるのですが、飛行甲板からゼロ戦を見た目線にこだわってばかりで、操縦席からの目線を語りません。パイロットは操縦席に座り風防を通して戦場を見たはずなのですが、地図上を進む戦闘機を駒として見下すように語ります。
absintheは、大戦中の戦闘機パイロットの戦記を読んだことがあります。日英米独の書籍(の和訳)を最低1冊は読んでいるのですが、操縦者が書いただけあって操縦席の情景はさすがに臨場感があったのを覚えています。本作は小説で、ドラマチックにするためなら多少の創作が許される立場にありながら、淡々と描写された戦記に劣っているのです。これではわざわざ小説にした意味もわかりません。パイロットの目線ならもっと他に書くことがあったはずです。本書には、操縦席の居心地、操縦席の臭い、操縦席の寒さ、操縦桿やペダルの重さ、エンジンの騒音や振動、肩にかかる荷重といった、体験者ならではの話がありません。主人公の青年が取材したのはただの自称パイロットだというオチなのでは?と余計に勘繰ってしまいました。
坂井三郎さんの敵飛行場の宙返りのエピソードを始めとしてノンフィクション戦記の引用が多いのですが、それぞれのネタ元の著作では体験者が主観で描写しているエピソードを本作ではせっせと伝聞に置き換えて「これは聞いた話だが」と語ってしまうので、当然のことならがネタ元よりもずっと臨場感の乏しいものになっています。小説というメディアは聞いただけの話を見た話のように嘘をつくのが許されるメディアだったと思うのですが、本書ではわざわざ見た話を聞いた話に翻案しているのです。
どうしても集めたネタを列挙しただけような印象がぬぐい切れず、登場人物の語りに最後まで命がこもりませんでした。

逆に情景がリアルに感じられたのは、少佐と下士官が碁を打つあたりを描写した整備兵の話だったり、戦後の航空ショーで日米のパイロットが互いの勇気を讃えあった話など、戦闘とは関係ない話ばかりです。せっかく苦労して集めてきた素材を著者の中で消化できなかったようです。百田さんは、もう少し想像力をもって戦闘の様子を描写してほしかったですね。

映像作品はまだ見てないのです。でも主人公が操縦席に座っているシーンをコマーシャルで見ました。期待はしてないのですが、こっちはマシかもしれません。


▼以下、ネタバレ感想

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absinthe
BZLMTCHK
No.1
(2pt)

イマイチ。。

同じような描写の繰り返しで飽きました。

ほんおっさん
ELM5PJCM

Amazonレビュー

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未読の方はご注意ください

No.2077
(5pt)

良書です。日本人の為に書かれた必読書!

もう何回買ったかわかりません。
プレゼントしたり、貸したまま返ってこなかったりで、自分用にも実家と赴任先など複数箇所に各一冊は置いています。 今回は著者が立ち上げた政治政党に興味があるという母に頼まれて購入しました。 

日本人として今を生きる若者に読んでほしい本です。 現代と変わらない普通の若者が、国や大切な人を守るために命懸けで戦ってくれたおかげで今の日本はある、と思える本です。 戦争美化ではなく、ただただ今この日本で暮らせるのがありがたい、先人から引き継いだ日本は素晴らしい国だと誇りを持てる本です。 
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2076
(5pt)

信念の平和主義者/宮部少尉

現代の日本の官僚社会は同時に軍隊の社会であってそれは封建時代の序列に従ったものだと思うのです。日本の社会の構造ということです。
そんな中にあって「生きて家族に会うため」に戦うと言い切ることはとても勇気のいることです。宮部少尉は家族を守る為に絶対に堕とされませんでした。特攻の時に頼んで零戦を替えて貰えたので宮部さんは亡くなるのですが、その見返りとして奥様の再婚、主人公の誕生へと続く生命のループに名機ゼロ銭の物語の真骨頂を感じました。涙無しにはとても読めません。若い人に是非読んでもらいたい作品です。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.2075
(5pt)

信念の平和主義者/宮部少尉

現代の日本の官僚社会は同時に軍隊の社会であってそれは封建時代の序列に従ったものだと思うのです。日本の社会の構造ということです。
そんな中にあって「生きて家族に会うため」に戦うと言い切ることはとても勇気のいることです。宮部少尉は家族を守る為に絶対に堕とされませんでした。特攻の時に頼んで零戦を替えて貰えたので宮部さんは亡くなるのですが、その見返りとして奥様の再婚、主人公の誕生へと続く生命のループに名機ゼロ銭の物語の真骨頂を感じました。涙無しにはとても読めません。若い人に是非読んでもらいたい作品です。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2074
(5pt)

戦時中のパイロットの気持ちたるや

戦争ってなんでなくならないんだろう。 みんな分かってるはずなのに。人を殺すのは良くないことって。人を殺したら捕まるのに。戦争の時は殺せば殺すほど褒め称えられて。こんなおかしなことがありますか。 国を守るためとはいえ、死にたくなかっただろうなぁ。 この本は戦争の日本の戦闘機、通称零戦での戦いに焦点を当てた物語。 パイロットたちの息遣いがものすごくよく分かる内容だった。当時は人命軽視だったんだなぁ。戦争のこと全然知らなかったけど、この本で少し知ることが出来ました。ありがとう。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.2073
(5pt)

素晴らしかった

ようやく読めました。素晴らしい。映画も見てみようかな。百田先生の解説を聞けて嬉しかったです。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268

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