魔都上海オリエンタル・トパーズ
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
魔都上海オリエンタル・トパーズの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昭和13年 上海を舞台にする。女郎屋にいた潮子。 旅芸人と一緒に歩いた佐倉真季が、上海に向かう船の中でであう。 船でのいざこざに巻き込まれる。そして、事件が。 上海に上陸してから、ふたりは別々の道を歩むが、不思議と接点が生まれる。 ベラドンナ アンナと陳国明。ユダヤ人と孫文の思想に共鳴する実業家。 そこに、潮子は、入りこみ、日本の陸軍と海軍の亀裂を知る。 佐倉真希は、孫文と日本人の間の子供だった。結局は時代の嵐が。 どう自分の帰るべき国を探すのか? しかけ的には、おもしろいが。上海の雰囲気がでているようででていない。 潮子とアンナの不思議な結びつき。 阿片、イギリス、そして、アヘン戦争。上海租界。 阿片の巣窟、そして阿片が、孫文の資金源だった。 宋3姉妹のもつ不思議な力。満州に国をつくろうとした野望は。 さまよえるユダヤ人達。 魔都に関わる人々の 思いが渦巻く。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
史実もなかなか良く調べている上、その材料を良く昇華して、まあまあのラブ・ミステリーに仕立てている。しかしどうも2時間サスペンスドラマの域を出ていない、と感じてしまうのは何故だろう?それはもしかしたら太平洋戦争前夜の、重く垂れ込める鈍色の時代の空気を上手く取り上げられていないからではないか?その点やはり張愛玲の『傾城の恋』あたりの切迫した雰囲気が欲しいところではある。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|