春月の雛: はやぶさ新八御用帳6
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本書は、「江ノ島弁財天参り」で始まりますが、これは著者の欠点が満載の作品でしょうか、あまりにも欲張りすぎて、登場人物が多すぎ、どの人物も明確に描くことができず、単純な筋がこの人物の錯綜によって混乱してしまうという顛末に陥っています。それ以外にはタイトルが印象的な作品がいくつか収められています。「冬の蛙」「狐火」そして「春月の雛」がその代表格です。中身はたわいもないいつもながらの謎解きに帰結してしまいますが、それぞれに描かれた印象的な光景の断片は著者の別の一面を垣間見せてくれるようです。でも本巻の愁眉はやはり落合清四郎の登場でしょうか。3000石の直参旗本にもかかわらず、肩ひじの張らないこの気さくな人物は登場の瞬間から不思議な雰囲気を醸し出しています。本書では最後の2編に登場しますが、どれも新八の将来のパートナーとしての可能性を強く感じさせてくれます。 | ||||
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