かっぽん屋
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
かっぽん屋の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
かっぽん屋の総合評価:
8.00/10点 レビュー 10件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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その他、Amazon書評・レビューが 10件あります。
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SIDE Aの作品群は、筆者の分身かなと思はせる主人公の小六、中一、高一、中学から二十代後半の頃の小説がそれぞれ扱はれてゐます。書かれてゐる設定の時代の雰囲氣がうまく描かれてゐますので、筆者と二歳違ひの私は、少し驚き氣味でそのリアリティに浸ってゐるといふかそんな時代だったねと改めて確認した感じでした。
その中でも一番共感の思ひを深めたのは「ウサギの日々」です。理不尽な中でもコドモからオトナにならうとする格闘するサッカー少年の成長ぶりに大きな拍手だなあと思ってゐます。その他の作品にも思ひのリアリティが描けてゐるのには好感したと思ひます。
一方、後半のSIDE Bはちょっと変はったキャラクター主人公への讃歌のやうな作品群であると感じました。少し強引に極端な場面整理をしてゐるのは、本当にさうかなと思ひましたが、コミカルタッチの小説ならではの許されるものなのでせう。エンターテイメントの小説の世界といふものでせうか。
終りの所にありました長い二本のインタビュー記事ですが、ある程度の実力派中堅作家の思ひを引き取った体のものと感じました。筆者がどんな思ひと感じ方で作品を書かれてゐるのかが、よく分かりました。重松清の作品をもっともっと読んでゐる人には深い解説になってゐたのでせう。これから私は、重松作品を更に読み味はってもいいフィールドを感じたといふ所であります。兎に角、味はひながら三百六十五頁を読み終へられた事は誠に幸ひでありました。