螢の河
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種別
長編
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評判
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螢の河の総合評価:
9.50/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
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満州事変、日中戦争、アジア・太平洋戦争で使役された馬の数(馬匹)は、軍馬と現地徴用馬をあわせ百数十万頭(うち軍馬は七〇万頭)とされる。しかし、これらの消息を記した戦史・戦記は皆無である。
百数十万頭もの馬をどのように徴発し、どのように輸送し、飼養は、使役は、またその末路は。兵隊と同じように、戦闘死、病死、あるいは食用にでもしてしまったか、全き分からない。その貴重な体験の一端を記したのが伊藤圭一氏の本誌である。
戦争中(多分支那事変)を背景に、馬をあつかっている兵隊の馬に対する愛情を美しく、こまやかにえがいたものである。水上勉著「兵卒の鬣」、「馬よ花野に眠るべし」とあわせ、馬好きでなくとも、ぜひ読んでいただきたい一冊である。