複合監禁 警視庁極秘戦闘班
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南英男作品の中でもかなりスケールの大きな作品となっている。 テレビ局のスタジオにいる歌手やスタッフと種子島宇宙センターにいる総理大臣一行をダブル監禁。警視庁極秘戦闘班の出動となる。 時間軸が示され、監禁の模様が交互に描かれている。展開は映像を見ているようなスピーディさだ。 お家芸のアクションバイオレンスはもとよりだが、今作はエロティックバイオレンスもかなり効いている。テレビ局のスタジオに監禁された女性歌手に対する凌辱は、西村寿行を彷彿させる。他にも獣じみたシーンがある。戦慄を覚えながら読了した。かなりグロテスクでもあるが、それが本作での迫力にもなっている。 一連の南作品とは、多少異質な部分もある。 ほとんどの作品において、南英男は勧善懲悪に徹しているが、本作では、テロリストの心理の同情的な筆致になっている。総理の不正が事実だという設定だからだ。 そのため、若干結末が、どっちつかずの印象で、いつもの南作品のようなカタルシスを得るには至らなかった。 エンタティンメントとして、ストレートな勧善懲悪物の方が、すっきりしたと思う。 | ||||
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