変身番長サクラ
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大御所辻真先先生がシナリオライターから小説家に転身(?)されて間もない頃の作品ですが、既にSFミステリの金字塔です。物語は一応の決着はみますが、三部作なので、この一冊ではまだミスリードされた状態です。 私がTSFスキーになったトドメの作品でもあります。オススメ。 | ||||
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株式学園の番長ムサシが、ある時車に轢かれて気が付いてみると、密かに好意のあるサクラの身体に!どうしようかと考えている内に何者かに狙われ…というアクションコメディ。 稀代のエンターテイナー・辻真先の小説ですから、読みやすさ、娯楽性は保証済み。トリック云々よりも主眼は物語にあるので、何も考えずにお話にひたれます。ラスト/読後感も気持ちいいです。 ムサシの身体/サクラの心のありか、が物語としての最大の謎にはなっていますが、それが最後にパッと分かるのではなく、「○○休暇の章」として小出しにサクラの意識が描かれるので、ミステリ的な面白さが加わっています。 このあたりは『仮題・中学殺人事件』で融通無碍なトリックを駆使した作者ならでは。 特にサクラの居場所には見事に騙されました。辻真先版『人格転移の殺人』とも言えましょうか。もちろん52年初版ですからこっちが圧倒的に早いのですが…。 ちなみに、コンピュータの設定に関しては時代を感じさせるものがあって、当時の10年先を予想して書いたものがいまだに実現していないというのが面白いというか残念というか……。 | ||||
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