地下洞
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原題 A Hole in the Ground 原著1952年刊行 ガーヴ作品中、いやポケミス史上指折りの怪作。 迷宮めいた地下洞の雄大な描写を軸に据えたガーヴらしいウエルメイドなサスペンスと思っていると・・・クライマックスで唖然呆然。面白さは無類。とにかく驚きたいなら一読の価値あり。 | ||||
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一作毎に趣向を凝らすガーヴの変化球。主人公ローレンスは労働党議員。ローレンスは山荘で古い地図を発見する。この地図は代々伝わる秘密の地下洞の案内図なのだ。彼は相棒の青年ピーターと探検に出かける。ここまでは、宝探し物である。ところが、ある日地下水が増水し、ピーターはそれに呑まれてしまい、ローレンスは逃げ出してしまう。ここまでは、自然を背景にサスペンスを描く、ガーヴの本領発揮である。 しかし、ローレンスは良心の呵責から妻に黙って地下洞に何度も出かける。このため妻は夫の浮気を疑い始め、アメリカから来た青年ペンと不倫の関係に陥る。予想外の展開である。妻は夫とペンの間に立って煩悶し、ローレンスは山荘と地下洞の往復でグッタリする。この辺はラブ・コメディと言って良く、ガーヴの持ち味では無いのだが大いに笑わせる。 そして、最後に待っているものは...。朝鮮戦争当時と言えど、あまりと言えばあまりな結末。とにもかくにもガーヴの異色作。 | ||||
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