新聞社殺人事件



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    初公開日(参考)1959年01月
    分類

    長編小説

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    新聞社殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 477)

    1983年11月30日 新聞社殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 477)

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    No.2:
    (4pt)

    どの企業でもある悲喜劇

    ガーヴは職人で「メグストン計画」(個人的に最高傑作)のように雄大な自然を背景にしたものから、「ヒルダよ眠れ」のように俗に悪女ものと呼ばれるものまで幅広い分野をカバーする。そして、どの作品も精緻な描写が光るのだ。本作では新聞社を舞台にしているが、その特質は受け継がれている。作者の新聞記者時代の経験が活きているのであろう。

    主人公は社内で後輩に先を越されるという、いわゆる出世争いに敗れ、殺人を決意する。この辺の主人公の葛藤は良く描かれている。ガーヴは実は時々とんでもない作品を書く事があるのだが、殺人を繰り返す過程はむしろユーモアを意識しているのではないか。主人公が物真似の名人だという事が早い段階で明かされているのだ。そして、警察から見て容疑者が2人になった段階で、主人公は決死の物真似を披露するのである。

    新聞社の内幕も描かれ、犯人側から見たサスペンスも楽しめる快作。
    新聞社殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 477)Amazon書評・レビュー:新聞社殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 477)より
    4150004773
    No.1:
    (4pt)

    新聞社を舞台にしたスリリングな殺人劇

    ロンドンの大手大衆紙モーニング・コール。叩き上げの編集者で外報部次長のジェサップは、無情にも、長年待ち望んでいた外報部部長のポストを、大学出の若い後輩にさらわれるばかりか、自らは特派員として海外の僻地に追いやられる事を、編集局長から通告される。いたたまれない挫折感は、まもなく狂信的な殺意に変わり…かくて新聞社を舞台に、恐るべき殺人劇の幕が開けられる。アンドリュウ・ガーヴの作品には、あらすじから予想される後味の悪さが全くないとの評判だが、本書も例外ではない。暗い内容にもかかわらず、暗いとはあまり感じないし、陰湿さは微塵もない。スリリングな展開を手放しで楽しめる、上質のサスペンス物になっている。また、新聞社内でのこまごまとした営みが、犯行の手順などと本筋と密接に関わり合っているのが、なかなかおもしろい。ガーヴの持ち味である綿密周到な筆致は、犯罪小説の方が向いているような気がする。
    新聞社殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 477)Amazon書評・レビュー:新聞社殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ 477)より
    4150004773



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