メグストン計画
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この古書をなんで買ってあったのか・・・? 私はこういうのは、何かの映画の原作であるとか、誰かが面白いといった、とか、何か理由があって買ったはずなのですが、 何つながりだったか・・・忘れてしまいました! しかし、面白くて引き込まれ、どんどん読みました! 1950年代くらいの冷戦時代のイギリスが舞台で、戦争中海軍で潜水艦で働いていて今は役所で働いている男の話です。 そういう、過酷な戦争を生き抜いてきた、一応男気のある男が、まじめというよりも、色気たっぷりみたいな女性に惹かれて・・・ マクベスの妻のささやきみたいに、どんどん彼女の言うとおりにことを起こしていくのです・・・彼女を得たいという欲のために・・・ 友や何人かの人をだましていくのに、紳士としてこんな想像をして恥ずかしい・・・とか、言うところが笑かします・・・もう、紳士踏み外してるくせに! どんなにいざという時頼りがいのある男でも、女を見る目がないと隙ができるものだし、魔がさして人をだまし始めたら、 嘘が嘘を呼び、人生ロクなことはない・・・という教訓も、得ました。超面白い読み物です! | ||||
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雄大な自然を背景に精緻な構想で事件を描くガーヴの代表作。まず着眼点がユニークである。主人公はマスコミが自分に対して名誉毀損の報道をするように導く。そして、後からそれを覆す証拠を持ち出して、名誉毀損に対する多額の賠償金を狙う計画なのだ。本作を読むとイギリスも訴訟社会らしい事が分かる。紳士の国だけに"名誉"に関る賠償は特に大きいのかもしれない。 主人公はその準備のため、東(冷戦時代)のスパイのフリをする。そして、突然ある港から船で失踪し行方不明になる。こうして、マスコミは思惑通りスパイが失踪したのではと騒ぎ出す。この間、主人公は無人島で生活するのだ。マスコミがスパイ確定の記事を流した頃を見計らって、仲間に連絡を取り、無実の証拠を突き出す。自分は、遭難して無人島にいたフリをするのだ。計画はうまく行って、主人公は逆にヒーローとなり、マスコミが無人島に押し寄せるのだが...。 無人島を中心とする雄大な自然が良く描かれており、特にアイデアが抜群である。これらを含めた精緻なプロットが光るサスペンス小説の傑作。 | ||||
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