正義の雷鳴―第14空母戦闘群1



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初公開日(参考)1998年01月
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長編小説

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正義の雷鳴―第14空母戦闘群〈1〉 (光人社NF文庫)

1998年01月01日 正義の雷鳴―第14空母戦闘群〈1〉 (光人社NF文庫)

日本海の公海上で米情報収集艦が北朝鮮に拿捕された。次つぎに射殺されてゆく人質の乗組員たち。第二次朝鮮戦争勃発の危機の中、米大統領は新鋭原子力空母と海兵隊、特殊部隊SEALによる人質救出作戦「正義の雷鳴」を発動した…スーパー・キャリアーと戦闘機パイロットの壮絶な戦いを描くアクション巨篇。(「BOOK」データベースより)




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正義の雷鳴―第14空母戦闘群1の総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Dランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

正義の雷鳴―第14空母戦闘群1の感想

absintheには面白かったです。印象では★9くらいでしょうか。
スピード感とスリルは満点なのですが、アメリカ人が戦争を描くとどうしてもこうなってしまうという、良くも悪くもお手本のようになっています。
北朝鮮が、いきなり米国軍艦を日本海の公海上で拿捕して、半島まで曳航してしまいます。時間が限られる中、空母戦闘群による絶望的な救出作戦が始まります。戦闘場面はかなりの迫力で、こういうのが好きな人ならそれだけでも読む価値ありだと思います。政治的思惑よりもより、戦闘場面の迫力に重きを置いた作品です。戦闘機はバンバン撃ち落とされるし、SEALSや海兵隊も登場して地上戦まで起こるサービスぶりです。1990年代の作品なので、F14トムキャットやA6イントルーダーが健在で、そういった航空機が敵と戦うので好きな人には堪らない逸品になるでしょう。absintheは、キースダグラスを読むのは初めてでした。古本屋で一揃いセットになっているのを衝動買いしてしまいましたが、幸運な拾いものでした。

とても楽しい本作にも難はあります。やたらと登場人物が多いのに違いが書き分けられていないのも感情移入を阻害しています。一人の人物を追いかけるのが好きな人には向いていないでしょうね。(absintheにも少し苦痛でした。)主人公は戦闘機パイロットで、500ページの中で最初の200ページは主人公でした。しかし続く200ページで場面が地上戦になってからほとんど出てこなくなり、クライマックスの地上、空中の乱戦にもう一度登場しますが、せっかく親しみを持ち始めた人物がこうやって隠されると、そこで続きを読む手が止まってしまうのですよね。人物に深みはありません。殺すとはどういうことか悩み始めたり、自分の腕が信頼できなくなってパイロットを辞めようかとまで思う人物まで現れますが、一過性の堰熱のように治ってしまいます。これは、スピードとスリルを楽しむためのものであって、戦争とは何か深く考えさせようとしたものではないのでしょうね。

民主党嫌いの作者が書いた共和党万歳のプロバガンダとも言えそうなのりで、吐くほどではないと思いますが戦争賛美に嫌悪感情を持つ人は閲覧注意ともいえます。軍事用語が苦手な人は避けた方がいいでしょう。巻末に用語辞典がついていますが、これを見なければ意味がわからない人では外国語を読むのと変わりません。全編軍事用語ばかりなのに文中の解説は最小限です。

最後の方で北朝鮮の本当の思惑が明かされます。後で明かされることですが、作戦は最初にアメリカが考えていたよりもずっと危険な賭けだったのです。北朝鮮にとって、勝てるはずの無いはずだったアメリカを敵に回した挑発行為。その思惑は何だったのか?それが唯一のミステリー要素でしょうか。

absinthe
BZLMTCHK
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(4pt)

キャリアーの主人はだれ?

本書は空母戦闘群を扱った秀作であると思う。 但し、戦闘群の規模が大きいためにコアになる部分が弱く感じられたので、その点減点。 でも空中戦ありSEAL活動あり、強襲上陸作戦あり、政治ありと内容盛りだくさんでこの手のものとしてはいい出来。 今後に期待したい。
正義の雷鳴―第14空母戦闘群〈1〉 (光人社NF文庫)Amazon書評・レビュー:正義の雷鳴―第14空母戦闘群〈1〉 (光人社NF文庫)より
4769821859
No.1:
(4pt)

航空母艦は現代のリヴァイアサンとなるか?

トップガンが大好きな貴方、トムキャット、イントルーダー、ホーネットが飛び回る映画、ビデオが大好きな貴方、活字嫌いでなければこのシリーズは必見です。
何千ものクルーが乗り組み、一握りのパイロットと飛行機を飛ばす為だけに合目的化された機械・人間の集合体、原子力空母。その実態は数多くの小説に描かれましたが、このシリーズほど生々しく汗臭く、泥臭く描き出した例を他に知りません。
ある意味CAGよりも艦長よりも重要ともエリートとも言えるパイロット達の苦悩、恐れ、歓喜、悲しみ、そんな彼らにも19歳の水兵にも死や危険は降り掛かります。彼らがどのように克服するか、できないか、読者も選択を迫られます。
軍国主義とか、右翼とか言う前に人間の生き様として、彼らの苦悩、喜びを共に体験しましょう。
何より読んでも中々終わらない長いシリーズです。第一巻から順番に読む事をお勧めします。
そうそうトムやイントルーダは引退しましたが、この本のシリーズの中では未だ元気に飛び回ってます。
正義の雷鳴―第14空母戦闘群〈1〉 (光人社NF文庫)Amazon書評・レビュー:正義の雷鳴―第14空母戦闘群〈1〉 (光人社NF文庫)より
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