怒りの咆哮 ブライト・ライトニング作戦―第14空母戦闘群2
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東南アジアを舞台にした米軍の物語には、古くはベトナム戦争を描いた『プラトゥーン』、『フルメタルジャケット』、『地獄の黙示録』、『7月4日に生まれて』など佳作が数多く有ります。 航空小説に限っても『デビル500応答せず』、『エア・アメリカ』など感銘深い物が多く有ります。 アメリカ人にとって東南アジアは鬼門なのでしょうか?おおらかで底抜けに明るいお国柄のアメリカ人はどうも東南アジアに苦手意識を持っているように思えてなりません。東南アジアの雑駁、曖昧、混沌と言ったものが苦手なのか、本質的にかなわないと感じるせいでしょうか? アニメのシンプソンズ・ファミリーの登場人物にまで、政府の言う事は信用ならないと語らせるくらいベトナムのトラウマを感じる米国人は多いようです。ところがその苦手意識が「あっけらかん」を信条とする米国の小説の中でこれらの作品に最も内面的、思索的な面を付け加えているのではないでしょうか? この作品、『怒りの咆哮 ブライト・ライトニング作戦』も、もちろん基本的にはテクノロジーとパワーの小説です。飛行機が飛び回ります。航空母艦は巨大で力の象徴と言っても良いでしょう。彼らの信仰する神(チカラ)の具現と言ってよいでしょう。 チカラとテクノロジーで押し切ればアジアは征服できるという思想が根底にあるのは確かなのですが、本当に大丈夫か?という畏れが根底にあるように感じると言ったら、穿ち過ぎでしょうか。 それにしても、アジアの住人である我々日本人が米国人が書いた小説経由で東南アジアを知るというのもおかしなものです。 小生は不勉強で知らないのですが、太平洋戦争で東南アジアに進駐した日本人の小説にアジアの思想を学ぶ役に立つ物が無いのは、小生が無知なだけでしょうか? | ||||
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