仮面病棟

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種別
長編
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あらすじ

2014年12月05日 仮面病棟 (実業之日本社文庫)

怒濤のどんでん返し、一気読み注意!!強盗犯により密室と化す病院。息詰まる心理戦の幕が開く!療養型病院にピエロの仮面をかぶった強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。先輩医師の代わりに当直バイトを務める外科医・速水秀悟は、事件に巻き込まれる。秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知る――。そして「彼女だけは救いたい……」と心に誓う。閉ざされた病院でくり広げられる究極の心理戦。迎える衝撃の結末とは。作家・評論家の法月綸太郎が「閉鎖状況の謎に挑戦してほしい」「クリアでエッジの立った解決と苦い読後感」と語る注目作。現役医師が描く<本格ミステリー×医療サスペンス>。人気急上昇の新鋭ミステリー作家、初の文庫書き下ろし!!(「BOOK」データベースより)

評判

仮面病棟の評価:

5.91/10点 レビュー 11件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.91pt

仮面病棟の総合評価:

5.93/10点 レビュー 194件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(7pt)

仮面病棟の感想

作者初読。
「怒涛のどんでん返し、一気読み注意」
帯にはこういう表記がされています。
確かに2時間で読み終えましたが、「怒涛」じゃなくて「見え見え」ですぜ。
他のレビュアーさんも似たように感じた方が多いようで、キャラ設定にしても、プロットにしても、まとまっているとは思うのですが、こじんまりまとまり過ぎで、全体的にどこか物足りないです。意外性もなかったですしね。
特に不満だったのは、凄い悪事をはたらいている人物が、しかも元々主人公より上の立場の人間でありながら最初から最後まで「弱すぎ」で、巨悪さを感じられなかったこと。
犯人の目的が何となく予想できた状態で読んでましたので、主人公に対する危機感とか、殆ど感じられませんでしたね。

作者は現役の医者という事ですので、医者にしか描けない仕掛けや世界観などを是非。
そんな分かりやすく説明なしでも今の読み手は付いてこれると思うので。

梁山泊
MTNH2G0O
No.3
(7pt)

スピーディな展開

序盤は事件が起こるまでのダラダラとした内容が一切なく、物語が勢いよく展開されていくところは面白く、立て籠もりの緊迫感がよく伝わってきました。
そこから単純な主人公対犯人ではなくて三つ巴のようなところが新鮮ではありますが、それが弛緩した雰囲気を作っているように感じてダラけてしまいました。

そうは言っても全体としてコンパクトにまとめられて一気に読めますし、事件の背景や筋道立てられた理論もしっかり楽しめました。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2
(7pt)

仮面病棟の感想

サクサク進む展開で、それなりに面白かったが、早い段階で犯人と病院に隠された謎に予測がついてしまったのが残念だった。

松千代
5ZZMYCZT
No.1
(8pt)

仮面病棟の感想

作者の名前を見て、同じ沖縄県出身という事でなんとなく手にとってみました。

感想を一言で言うと、面白い!

テンポ良く話が進み、一気に読み進める事ができました。
現役の医師という事で、子難しい蘊蓄があるかと思えばそれも無し。それがこのテンポの良さを保っているのではないでしょうか。

ただ、犯人と言うか何となくストーリーが読めてしまうのが欠点か。大どんでん返し系が好きな方はすぐに先が読めてしまうかも。


kuni
BFTZ5YIF

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.183
(5pt)

ハラハラドキドキ

一気読みしてしまったーーー
ハラハラが止まらない!
緊張感半端ない〜おもしろかった!!
仮面病棟 (実業之日本社文庫) Amazon書評・レビュー: 仮面病棟 (実業之日本社文庫)より
4408551996
No.182
(1pt)

「優れたミステリー文学」としての洗練された構成や、人間の深淵に迫る筆致を求めるならば、いささか物足りなさを禁じ得ない一冊です。

1. 技巧を欠いた「説明的」すぎる描写

文学において、登場人物の感情や状況は「描写(Show, don't tell)」されるべきものですが、本作はあまりにも「説明(Tell)」に終始している印象を拭えません。

独白の過剰さ: 主人公・速水の思考がすべて地の文で解説されるため、読者が行間を読み、想像を巡らせる余白がほとんど残されていません。

語彙の単調さ: 緊迫した場面であっても、語彙の選択が平易に過ぎるため、手に汗握るような臨場感や重厚な空気感が立ち上がってこないのが惜しまれます。

2. リアリティを置き去りにした「舞台装置」

「閉鎖病棟」というクローズド・サークルの設定自体は魅力的ですが、その維持のためにプロットの随所に無理が生じている点は否定できません。

医療従事者の行動原理: 医師である著者の強みが活かされるべき場面で、主人公たちの行動が「ミステリーの進行」を優先するあまり、専門職としてのリアリティを欠いているように見受けられます。

犯人の動機と計画: 真相が明かされた際、その動機や実行プロセスが、物語の構築した「驚き」の大きさに比して、いささか説得力に欠けるきらいがあります。

3. 類型的なキャラクター造形

本作の登場人物たちは、物語を動かすための「駒」としての役割が強く、血の通った人間としての奥行きに欠けていると感じざるを得ません。

記号的な人物像: 「トラウマを抱えた医師」「謎めいたヒロイン」「いかにも怪しい院長」といった、テンプレート通りの配置に留まっています。彼らが直面する葛藤や恐怖が、読者の魂を揺さぶるまでには至っていません。

対話の不自然さ: キャラクター同士のやり取りが、情報の受け渡しを目的とした「機能的な会話」に終始しており、人間関係の機微が感じられない点も、没入感を削ぐ要因となっています。

総評

『仮面病棟』は、映像化を意識したエンターテインメント作品としては、そのスピード感と分かりやすさにおいて一定の成功を収めていると言えるでしょう。しかし、「優れたミステリー文学」としての洗練された構成や、人間の深淵に迫る筆致を求めるならば、いささか物足りなさを禁じ得ない一冊です。

「物語を消費する」ことには適していますが、「物語に浸る」には、少々作りが粗野であると言わざるを得ません。
仮面病棟 (実業之日本社文庫) Amazon書評・レビュー: 仮面病棟 (実業之日本社文庫)より
4408551996
No.181
(4pt)

クローズドミステリの入門編

本格ミステリを読み始める前におすすめしたい一冊。展開が早く飽きずに読める上に、主人公の感情移入もしやすく、ミステリ、サスペンスものとして面白く仕上がっている。

途中で犯人とトリックがわかってしまったのと、ピエロの目的に少しもやっとするので星4
仮面病棟 (実業之日本社文庫) Amazon書評・レビュー: 仮面病棟 (実業之日本社文庫)より
4408551996
No.180
(5pt)

仮面を被っているのは誰?

療養型病院へ、ピエロのマスクをした強盗が人質を連れて現れた。強盗の第一の要求は自らが銃で撃った人質の治療。
男の明確な目的が読めぬまま、翌朝には去ると期限付きの籠城が始まった。
脱出困難な病院での心理戦と秘密。仮面に隠された素顔とは。
仮面病棟 (実業之日本社文庫) Amazon書評・レビュー: 仮面病棟 (実業之日本社文庫)より
4408551996
No.179
(5pt)

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仮面病棟 (実業之日本社文庫) Amazon書評・レビュー: 仮面病棟 (実業之日本社文庫)より
4408551996

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