ジャックナイフ・ガール 桐崎マヤの疾走
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のっけから一人の少女の生い立ちを調べるインタビューが掲載される。引き込まれる導入部だ。少女=桐崎マヤのアウトロー的な活躍を描写しながら、物語は進行していく。それと同時にインタビューも進んでいく。一話につき一インタビューだ。 作中での日本は荒廃している。諸外国=アフリカやブラジル、メキシコの様に暴力が支配する区域もあるほどだ。アウトローヒーローがいる『シティ・オブ・ゴッド』。そんな風に例えれば正しいだろうか。 その活躍は深町お家芸とも言える残虐な暴力と、テンポの良い展開で引っ張ってくれる。今のまま格差社会が進行し、お互いの手を取り合うことがないまま時代が進んでいけば、やがてこんな未来がやって来るぞ。そんなメッセージがこもっているのだろう。 ラストのインタビューも黙示録的だ。ホラーとは違う、現実的な恐怖がある。確実にやってくる『今そこにある危機』とでも言うべきか。この作風には絶対的な信頼と好感が持てる。だが、大災害が起きた後、日本がこんな風に荒廃する事はあるだろうか。事実、無法地帯になっている箇所もあるかもしれない。もしそういった実話を参考にしているのならば、マヤのバックグラウンドをもう少し掘り下げてほしかった。彼女が過去と決別し、桐崎から切り裂きマヤとなって暴走するきっかけになった、ディープで、バイオレントなエピソードを読んでみたかった。パルプノワール的な本書に対して、そこまで求めるのは筆者のわがままだろうか。 | ||||
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他の作品を読破した末に、最新作として読んだのだけれど・・・ クオリティの違い(低さ)にびっくりしてしまったのが、正直な感想。 まずはヒロインの命名。切り裂きマヤ=桐崎マヤ、って酷すぎる。 そして、簡単に人に刃を向け、手首やらノドを掻っ切ってしまう。 『組織犯罪対策課 八神瑛子』などの、他の作品のヒロインも乱暴では あるが、もうちょっとスジが通っているし、命を奪うことや守ること、 酷い暴力を描くことで、生きることの意味を考えさせられたりもして いたのだけれど、この作品にはそれが全然無い。 読みきり連作として、気楽に書いたものなのかもしれないけれど、 この作品を最初に読んでいたら、他の作品を読むことはなかったと思う。 発表しない方が、良かったのでは・・・。 | ||||
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暴力的な女性は流行らないかもしれませんが、マヤには嫌な感情は持ちませんでした。 漫画『ブラックラグーン』のレヴィをはじめ、こういったキャラクターはなんだかんだ人気ですし、もっと話題になってもいい作品なのかな、と思います。 | ||||
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中2病が書いた中2病のための本。笑っちゃうようなシーンが多々ありました。中2までなら楽しめるかな | ||||
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主人公は『切り裂きマヤ』の異名を持つ17歳の桐崎マヤ。近未来の東北地方を舞台にマヤの激しい闘いを描いた連作短編集。 あの怪作『果てしなき渇き』のような暴力的な描写とマヤの正義のための闘いは、近未来の退廃した東北を舞台にした事で許容出来る範囲のように思う。ミステリーやハードボイルドの要素もあり、アマゾネスのようなマヤの活躍が十二分に楽しめる。 まるで『マッド・マックス』の世界… 『スラッシュ&バーンズ』『サーチ&デストロイ』『ストリート・ファイティング・マン』『スティング』『リトル・ゲットー・ボーイ』の五編を収録。 『スティング』は『臆病者の流儀』というタイトルで『10分間ミステリー』に収録された作品で、マヤは女子高生スナイパーとして描かれる。 | ||||
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