(短編集)
消えずの行灯 本所七不思議捕物帖
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本所七不思議をモチーフにした時代ミステリ短編集であります。よくも七不思議縛りでこれだけ話を考えたなあ……。 黒船来航直後の維新前夜を舞台にして、勉学時代の榎本武揚(釜次郎)が探偵役といった渋いチョイス。後年に京都見廻組に参加する今井信郎、噺家の三遊亭園朝になる次郎吉をレギュラーメンバーに揃えて、幕末少年探偵団?といった雰囲気。 各話のゲストも有名無名の思わぬ実在人物が思わぬ役割で登場しておりまして、とても楽しい。 そして、特筆したいのはヒロイン(マドンナ?)が兄嫁で未亡人ですよ! 読者にどんな性癖を植えつけるんですか。 | ||||
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意外な拾い物だった。 分類すれば時代ミステリということだろう。 本所七不思議にまつわる事件や騒動を、後の榎本武揚が探偵役となって解決する、という設定である。 そして、脇をその友人たちが固めるという、つまりは江戸時代を舞台にしたちょっとひねた少年探偵団ものみたいな感じである。 面白く読めたのは、文章が平易であることと、けっこうロジックがしっかりとしていること。 マイナスポイントは、七不思議をめぐるハウダニットやホワイダニットが種であること。 つまりは、本連作は、けっしてフーダニットが主戦慄ではない、ということである。 ただし、歴史上の有名人がちょこまかとカオス出演しているところは、この手のものとしてはお約束ではあるがうれしい。 舞台設定は黒船襲来の幕末であり、その頃の有名人が登場する。 まあ、事件に直接絡んだり絡まなかったりで、その濃さには差がある。 そして、短編集だけに、各話の出来不出来もないわけではない。 しかし、総じて新人の作品としては、けっこう楽しめた。 あまり期待しなかった分、サプライズだった。 | ||||
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題名と帯に釣られて購入しましたが、期待はずれでした。 出てくる女性が、考えなしの出しゃばりで、状況判断も出来ずあっさり人質になる始末。 事件の仕掛けもミステリー好きには予測がつきます。 有名人を次々と出してくるのも、興醒めでした。 | ||||
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文庫化されて早速読みました。 単行本を読んだ時も面白いと思いましたが、 再読してみて、やっぱり面白い! 本所七不思議に絡んだ事件の謎とその解決だけでも 十分に楽しめますが、それ以上に 登場する人物が誰なのかを推理しながら読むのが、 歴史の好きなわたしには最高でした。 短編集であり、テレビドラマにしてもいいのではと思います。 | ||||
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表題作を読んでの感想です。 いずれにしろ、本所七不思議については多くの作家が既に書いているわけで、敢えて新人賞 に選んだ理由がわからない。 | ||||
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