ハッテラス・ブルー



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    初公開日(参考)1994年02月
    分類

    長編小説

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    ハッテラス・ブルー (創元ノヴェルズ)

    1994年02月28日 ハッテラス・ブルー (創元ノヴェルズ)

    ノースカロライナでサルベージ業を営むギャラウェーの前に一人の男が現れた。第二次大戦末期ドイツ降伏の二日後に付近の海上で発見、撃沈されたUボートの捜索依頼だ。金ほしさに引き受けたギャラウェーだったが、これがただの宝捜しではなく、とてつもない謀略が潜む危険な探索であるとは知る由もなかった…。洋上に海底に展開される白熱の死闘。ダイビングに通暁した俊英が卓抜なストーリー・テリングで描く、会心の冒険小説。 (「BOOK」データベースより)




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    ハッテラス・ブルーの総合評価:7.00/10点レビュー 1件。-ランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    1作目の反動?

    懐疑的ながらもとりあえず読み続けることにしたポイヤー。2作目は極太の海洋小説。サルベージ業を営む主人公のところに、第二次大戦中に撃沈させられたUボートの回収の依頼が来るが、もちろんそれはただの依頼ではなく・・・というのがあらすじだ。
    今では、といっても案外前になるが、映画、ドラマ化もされた『海猿』やマンガ『我が名は海師』や『トッキュー!』など、海で働く職業について描かれた作品も多くなったが、当時、その手の類いのマンガは皆無に等しかった。いやこれは視野の狭い私が知らなかっただけかもしれないが。ということで本書の主人公が営むサルベージ業というのも、最初はなんだか解らなかった。逆に本書でサルベージ業なる仕事が海での救助や引揚げ業であることを知った。とにかく見開き2ページを文字で埋め尽くされたこの作品。未知の世界の専門用語がどんどん出てきて理解するのに苦労した覚えがある。

    しかしそれでもなかなか楽しめたように思う。1作目がアレだっただけに、これは案外読めた。案の定、引揚げるUボートには第二次大戦というどさくさに紛れたある物が積まれてあり、主人公はその争いに巻き込まれていく。第一、引揚げるものが当時ナチスのUボートだというから非常に安直な設定であるし、こういう系統の作品ではもはや王道というべき展開。
    今では記憶も希薄となっているが、この本でスキューバ・ダイビングに関する知識や前述のサルベージ業に関する知識を浅いながらも知ったように思う。そういう意味では得る物はあったのではないかと思う。
    こういうのを冒険小説って云うのだろうなと思いつつ、もしかしたらこういうのが好まれる作品なんだろうかと世間の書評が気になったが、さほど話題にはならなかった。しかし、案外面白く読めたので、この後も彼の作品を買い続けることにしたのだった。

    Tetchy
    WHOKS60S
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