逃げるシンカー 中途採用捜査官



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初公開日(参考)2010年01月
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長編小説

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逃げるシンカー―中途採用捜査官 (徳間文庫)

2010年12月31日 逃げるシンカー―中途採用捜査官 (徳間文庫)

李東玉は日本のプロ野球球団・東京シティボーイズの主力投手。札幌へ遠征中、無断外泊した恋人の自宅で銃撃戦に巻き込まれてしまう。怪我はなかったが、ドンオクはトラウマを抱えてしまい、札幌の試合は全て登板拒否。一年後、彼は五輪の韓国代表として召集されても拒否する意向を示す。するとシティボーイズのサイトが攻撃された!結城ら中途採用捜査官たちが辿り着いた真相とは。 (「BOOK」データベースより)




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No.1:
(2pt)

山形弁は無用の長物

この筆者の作品に共通する事なのだが、物語のプロット(枠組み・構成)は秀逸。
今の日本を取り巻く政治、経済、文化の状況などを、一風変わった視点から切り取って、実際にありそうな物語として仕上げる手法は、各作品共に見事という他ない。

しかしながら、(特に中途採用捜査官シリーズにおいて顕著なのだが)登場人物の造形などが余りにも下手糞で、読み進めるうちにイラッとさせられる局面が多い。
一応、コメディを謳っている作品ではあるのだけれども、それが免罪符にならないほど、今作のそれは酷かった。

一例として、途中から捜査に加わる通訳担当の刑事が山形出身なのだが、彼の翻訳する日本語が毎回山形弁で、同僚の刑事がそれに対し「標準語で話せ!」と突っ込むという展開が、それこそ毎章繰り広げられるのだが、全く笑えない上に、彼が必死に標準語で話そうとしている雰囲気さえ皆無なため、正直、食傷気味。
単に筆者が「朴訥な人柄」を表現する技量を持っていなかったため、苦肉の策として自分が間違いなく使いこなせる方言 = 山形弁を使ったのかな?と、勘ぐりたくなってしまう。

彼の登場時と、クライマックスにのみ山形弁を使い、中盤は敢えて標準語で通してしまった方が、彼の人柄が滲み出る効果があったのではないかと、余計な事を考えてしまった。(そもそも、これだけテレビ、ラジオで標準語が耳に入るご時世で、彼ほどに標準語を話す事に苦慮する若い人など、かなりマレな存在だと思う)

娯楽作品として及第点をあげる事はできないが、冒頭に記した通り、物語のプロット(枠組み・構成)は秀逸。
今の世の中を別の視点から眺めてみたいと考えている人は、あらすじを追うつもりで一読してみると良いかもしれない。
中途採用捜査官 逃げるシンカーAmazon書評・レビュー:中途採用捜査官 逃げるシンカーより
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