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かいきちくん さんのレビュー一覧

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レビュー数3

全3件 1~3 1/1ページ

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No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

とにかく面白い

東野圭吾は、面白い作品を書くなぁと改めて思った作品。
正直、久々に読む手が止まらなくなるという感覚を覚えた。

本作は、ドラマ向きな作品だと思う。
本を読んでいて、映像が鮮明に頭に映し出されてきた。


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マスカレード・ホテル
東野圭吾マスカレード・ホテル についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

とんび感想

重松清で最初に読んだ本。
その後、40~50冊ぐらい重松作品を読んだが、ベスト3を譲らない作品。
自分に子どもがいるからなおのこと、感情移入するところはあると思う。
この作品は、重松清の真骨頂が出ている作品であることは間違いない。

昭和の家族が好き・・・という人にはドストライクだと思う。
わたしは、通勤途中のバスの中でひそかに泣いた。(笑)

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とんび (角川文庫)
重松清とんび についてのレビュー
No.1: 11人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

最高傑作

貴志作品は、
・黒い家
・青の炎
・硝子のハンマー
・クリムゾンの迷宮
・天使の囀り
・十三番目の人格
と読んだが個人的に「新世界より」は、ここまで読んできた作品を完全に凌駕するものだった。
過去の貴志作品から「説明が超細かすぎる」というイメージがあって、面白いんだけど、ものによっては読み疲れるという印象があった。
本作は、単行本で、ぶっとい上下巻、文庫本で上中下巻と、かなり骨太な雰囲気が漂っていたため、少々警戒をしていたが、読み始めるとぐいぐい引き込まれるストーリーで一気読みできた。
もちろん、それなりに説明は細かいが「細かすぎる」ということはなく読み疲れもまったくなかった。
また、伏線の使い方が非常にうまいため、読み止めタイミングを逃してしまうことが多々あった。

他の方のレビューにもあったが、まず世界観がすごい。
1000年後の日本を独自の設定でリアルに描いている。
読後、色々と考えさせられるような内容になっていて、余韻が残る感じにしあがっている。

まあ、何はともあれ未読の方はまずは読んでみてほしい。
個人的には、ここ最近で読んだ作品の中で最高傑作ではないかと思う。

新世界より(上) (講談社文庫)
貴志祐介新世界より についてのレビュー