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論理テノール さんのレビュー一覧

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レビュー数1

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No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

青崎、周木による二編が秀逸

なんと言っても青崎有吾「噤ヶ森の硝子屋敷」と周木律「煙突館の実験的殺人」が素晴らしい。特に「煙突館」は実に周木律らしいトリックが炸裂している。「硝子屋敷」は青崎の短編集「11文字の檻」に収録されたが、「煙突館」は現状(2024年6月)このアンソロジーでしか読むことはできない。しかしこの短編のためだけにでもこの本を買う価値はあるくらいのぶっ飛んだ作品である。他の短編はやや印象が薄いが。
謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)
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