■スポンサードリンク


osod さんのレビュー一覧

osodさんのページへ

レビュー数1

全1件 1~1 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.1: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

もっと評価されるべき!

 外界から切り離された城(クローズドサークル)、ギロチンをはじめとする処刑道具、人形、降霊術、妖しげな雰囲気を持つ浮世離れした美少女たち、記号的な名前――。これでもかというくらいガジェットが盛り込まれ、本格狂の私はそれだけで既に大満足であったが、それだけでは終わらない……。『クロック城』から、これまで見たこともないような(広義の意味での)トリック(真相の意外性)を披露してきた北山猛邦だが、今回も前代未聞の大トリックを見せてくれた。
 作品の内容とは直接関係ないが、頼科や幕辺(マ・クベ?)といった独特のネーミングセンスも健在でそこでも楽しめた。個人的には未だに、歌未歌が最強だが……。
 これまで城シリーズで一番好きだった『アリス・ミラー城』よりも好きな作品になった。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
『ギロチン城』殺人事件 (講談社文庫)
北山猛邦『ギロチン城』殺人事件 についてのレビュー