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tiromaro さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.33pt

レビュー数6

全6件 1~6 1/1ページ

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No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

八日目の蝉の感想

ミーハーな母に借り受けました。
2歳の娘持ちとして、ここに出てくる「誘拐犯」は許せたもんではありませんが、「母」としての心情は痛い程伝わってきます。
子供を誘拐(略取)する話は何冊か読んだ事がありますが、どれも痛ましく最後まで読めた事がありませんでした。
この話は特に1章が子への愛に溢れており、共感しつつ、否定しつつ読み進められました。
乳児の頃の描写は秀逸です。あるあるネタ満載です。
これを渡して来た母の思いも何となく受け取りました。
八日目の蝉 (中公文庫)
角田光代八日目の蝉 についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

CANDYの感想

一言で言うなら、「くだらない」。
狙ってる感の強い言葉遊びが多く、ユーモアミステリっておっさんの駄洒落の事?と思う程です。
中身もありませんし、身内と居酒屋で酒飲みながらやってくれと思いました。
CANDY (祥伝社文庫)
鯨統一郎CANDY についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ダイイング・アイの感想

SFミステリにあたるとは思うのですが、ミステリとしては解明されていない謎が残り、SFとしても中途半端感があるような気はします。
ホラーと言うには全く及びません。怖くないです。
この本の前にちょうど白夜行を読んでおり、どちらも似た部類の終り方をするのですが、それを余韻とは言わないのでは?と思いました。
過度な性描写といい、不謹慎なキャラクター達といい、不快です。
ダイイング・アイ
東野圭吾ダイイング・アイ についてのレビュー
No.3:
(7pt)

白夜行の感想

別々に浮かんだAメロ・Bメロ・サビをつなげたような感がありますが、うまく纏まっており、次は誰の目線で書かれるのかとサクサク読めます。
ただ、あれだけ慎重に動いていた二人が終盤行動が雑なのが気になります。

▼以下、ネタバレ感想
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白夜行 (集英社文庫)
東野圭吾白夜行 についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

プラットホームに吼えるの感想

霞作品1作目です。
とても丁寧に書かれていて同じ事を2度3度解説してくれるので、何度もだれました。読者の記憶力をどの程度と思っているのか…。普通に書けば3分の2で収まると思います。
バカミスという事でしたが、キャラが不謹慎なだけでユーモアがあるとも思えず。
狛犬を中心に置いたストーリーは、展開自体は面白いのですが、何でもかんでも狛犬に結びつけるのでラストではしつこさすら感じました。それが作者さんの特徴らしいのですが。
いろいろな要素が盛り込まれているので、心を平静に保てば面白い作品だと思います。
プラットホームに吠える (光文社文庫)
霞流一プラットホームに吼える についてのレビュー
No.1:
(4pt)

みなとみらいで捕まえての感想

8話分の連作短編集です。
7話まではほぼ同一の、水戸黄門と同じくらい型に嵌ったストーリー展開をします。
その為、一気に読むと飽きます。

文庫の解説では30行にわたって横浜を舞台にした作品を延々と紹介してくれていますが、特筆すべき事がなかった為なのだとしたら、概ね同意です。
次にこの方の作品を読むなら、長編にしようと思いました。
みなとみらいで捕まえて (光文社文庫)
鯨統一郎みなとみらいで捕まえて についてのレビュー