■スポンサードリンク


De さんのレビュー一覧

Deさんのページへ

レビュー数3

全3件 1~3 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.3:
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

アルバトロスは羽ばたかないの感想


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
アルバトロスは羽ばたかない (創元推理文庫)
七河迦南アルバトロスは羽ばたかない についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

Zの悲劇の感想

確かに前二作と肌触りは違う。今作のメインは「不可能状況」や「密室」などの所謂魅力的な謎ではないし、前作までのようなレーンのキレキレな判断力もない。
しかし、解決編の推理はもう本当に惚れ惚れとしか言いようがない。一般的な評価が前二作より劣っているのは事実だが、だからといって本作に魅力がないなんてことは全くない。むしろ鮮やかな消去法による推理は、「X」「Y」を読んで次に進むことを躊躇っている方々も一読をする価値がある、はず。
Zの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)
エラリー・クイーンZの悲劇 についてのレビュー
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

静寂の叫びの感想

まずは人質解放の交渉のスリリングさ。
ポターを始めとしたFBI捜査官やこれに加わる警察からの面々によるリアリティかつ迫真の展開にはページをめくる手を早められ続けた。

そして、ディーバーの他作品と同じく、三人称視点から幾人もの心情と行動を描くことで得られる共感、反感。
交渉側のそれぞれが与えられた役割を遂行する姿にはエールを送りたくなるし、興奮と焦りが伝わってくる。
また、自身が聾者であることに対する苛立ちや苦悩も、作者が深く掘り下げたディテールによってよく伝わってくる。

例に漏れず、下巻は一気読み(笑)
とてもよい読書体験でした。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
静寂の叫び〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ジェフリー・ディーヴァー静寂の叫び についてのレビュー