永遠の0
評判
永遠の0の評価:
3.96/5点 レビュー 2,077件。 S ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2,989件 1,221〜1,240 62/150ページ
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3.96/5点 レビュー 2,077件。 S ランク
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泣きそうなのをずっと我慢し、でも堪えきれずに泣いてしまい、その後は、涙が止まらず、先を読みたい気持ちと、本を読み終えるのが淋しい。そんな本は、壬生義士伝以来でした。
確かに、浅田次郎さんと比べたら筆力は劣るのでしょう。
でもその分、百田さんが伝えたい思いがこれでもかこれでもかと胸に迫ってきました。
日本人として生きている喜びを、こんなにも感じさせてくれた本は初めてです。
読後は一週間くらい本のことが頭から離れませんでした。
きれいな景色を見た時、娘の寝顔を見た時、涙が出そうになりました。
結婚し母になり、幼い二人の娘を育てながら、毎日幸せな時間とイライラする自分に反省することの繰り返し。
でも、永遠の0を読んでから、私の眼に映る景色は変わりました。
毎日夫がただいまと帰ってきてくれる喜び。
休日は四人で過ごせる穏やかな時間。
娘たちに、ごはんを作れること。
抱き締められること。
毎晩狭い部屋の中で家族みんなで眠れるその温かさ。
この時間は、私たちのおじいちゃん、おばあちゃんたちが沢山の血を流し、言葉では語り尽くせない程の苦労をしてきたその上に成り立っていたものだった。
高校生の時に亡くなった私の祖父は、13歳から8人の弟と妹のため一人上京し働き、その後陸軍の水戸連隊に招集され何年をも戦地で過ごしました。
戦争の話を聞いたことは殆どありません。
祖母の大好きだったあんちゃんは戦争で亡くなりました。
優秀だったのに自分は大学へ行かずに働き、祖母を女学校に通わせてくれた優しいあんちゃんだったそうです。
海軍に所属し、空母に、乗っていました。
最期は他の隊員を逃がし、艦長と通信兵と共に残り、亡くなったそうです。
何という名前の空母なのかは知りません。
今も元気でいるもう一人の大叔父に、聞いてみようと思います。
覚えていること、出来るだけ多くのことを、聞いておこうと思います。
そして書き留めておこうと思います。
この本を読み、自分には責任があると気付かされました。
私の娘たちが大きくなった時に、戦争を経験した方々に会えることは難しくなるでしょう。
私は昭和50年代の生まれなので勿論戦争を知りません。
でも、戦争を経験してきた祖父母を知っています。祖父が戦地で撮った写真を収めたアルバムも残っています。
こういう悲しい時代があったこと。
その中でも、みんな家族のため、愛する人の為に懸命に生き、死んでいったこと。
少しでも多く伝えていかなければいけないと思いました。
本は大好きですが、戦争を直接書いたものは敬遠していました。
一番きちんと知らなければいけなかった時代のことなのに。自分が恥ずかしい。
百田さん、こんなにも素晴らしい本を、ありがとうございました。
単行本も購入し、祖母にプレゼントしました。
涙を流して読んでいます。
教師をしている主人にも薦めます。
レビューで低評価を付けていた方々の多くが推薦していた「大空のサムライ」も読んでみます。
長くなりましたが最後に、あの戦争で亡くなった沢山の宮部さん、戦後の日本を支えて下さった方々。この気持ちは忘れません。
この素晴らしい本が日本だけでなく世界中で一人でも多くの人に読まれますように。