永遠の0

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

永遠の0の評価:

3.96/5点 レビュー 2,077件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2,989件 2,741〜2,760 138/150ページ
No.249
(5pt)

日露戦争から太平洋戦争への流れがわかります!

いくつかのレビューにもある通り、老人達の述懐で最後に人物像があきらかになる・・壬生義士伝などとカブリます!都合良すぎる点もあります!ただ誰もが読みやすい形で「太平洋戦争とは何だったのか?」・・に興味を抱かせるキッカケにはなります!NHKの(坂の上の雲)が人気ですが、その後のポーツマス条約に対しての報道の無責任な煽り→5・15事件(首相暗殺にもかかわらず、助命嘆願報道で嘆願書が集まり処刑者なし!)→2・26事件→開戦へ・・この流れがわかりやすく書かれているだけでも読んでもらいたい作品です!尖閣のビデオ流出事件についても各新聞の扱いに興味が持てますよ?
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.248
(5pt)

3人の心の動きを感じながら読むと良い

この本の読む際は、3人の心の動きを感じながら読むと良い。零戦パイロット、彼の孫、そして読者自身の。事前に「戦闘機の空中戦(ドックファイト)」と「日本軍の敗北への邁進」についての予備知識があった方が、より深く理解できると思う。私の情報ソースは「エリア88」と「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」。こちらもあわせてどうぞ。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.247
(5pt)

読みごたえがありました。

30代、主婦です。歴史物は大好きでたくさんよんでいて、太平洋戦争に関してもミッドウエーとか、ガダルカナルとか、どれだけ悲惨か知っているだけに途中は読んでいて苦しかったです。しかし、零戦などに関する知識はあまりなかったので本当にリアルで興味深く読みました。たった65年前のことではありますが、これがどれくらい実態に近いものであるのかはもはやわかりません。しかし、最近よくでている、「特攻隊員たちの手紙」的な本の行間が読むことのできなかった私、あの手紙には検閲もあり、正直な気持ちなどかけなかったのですね、また、熱烈に志願して、迷わずいったとおもっていたことも誤りですね、実際はこの本にあるようにいかざるを得なかったのですね、自分の身にリアルに置き換えたときにそう考える方が自然です。特に若い人たちは生きたいというのは一番基本的で一番強烈な本能としてもっているものです。それを理性で絶つのはどれほどの苦しみであったことか。でも、やむを得ずいったと考えると、余計つらいです。いっそ宗教的魔術にでもかかっていれば少しは楽でしたでしょうに。しかし、こういう本がちゃんとベストセラーになるということに少し安堵しました。戦争とか生きるということとか命の重さとか、これからの日本のこととか、きちんと考えたくもなるというものです。よい本でした。こういう書き手が朝日放送の放送作家さんなんだ〜とおもうと少し意外な感じがしました。テレビの方ももう少し、まともな番組が視聴率をとれる日本になってもらいたいものです。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.246
(5pt)

3人の心の動きを感じながら読むと良い

この本の読む際は、3人の心の動きを感じながら読むと良い。零戦パイロット、彼の孫、そして読者自身の。事前に「戦闘機の空中戦(ドックファイト)」と「日本軍の敗北への邁進」についての予備知識があった方が、より深く理解できると思う。私の情報ソースは「エリア88」と「失敗の本質―日本軍の組織論的研究」。こちらもあわせてどうぞ。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.245
(5pt)

読みごたえがありました。

30代、主婦です。歴史物は大好きでたくさんよんでいて、太平洋戦争に関してもミッドウエーとか、ガダルカナルとか、どれだけ悲惨か知っているだけに途中は読んでいて苦しかったです。しかし、零戦などに関する知識はあまりなかったので本当にリアルで興味深く読みました。たった65年前のことではありますが、これがどれくらい実態に近いものであるのかはもはやわかりません。しかし、最近よくでている、「特攻隊員たちの手紙」的な本の行間が読むことのできなかった私、あの手紙には検閲もあり、正直な気持ちなどかけなかったのですね、また、熱烈に志願して、迷わずいったとおもっていたことも誤りですね、実際はこの本にあるようにいかざるを得なかったのですね、自分の身にリアルに置き換えたときにそう考える方が自然です。特に若い人たちは生きたいというのは一番基本的で一番強烈な本能としてもっているものです。それを理性で絶つのはどれほどの苦しみであったことか。でも、やむを得ずいったと考えると、余計つらいです。いっそ宗教的魔術にでもかかっていれば少しは楽でしたでしょうに。しかし、こういう本がちゃんとベストセラーになるということに少し安堵しました。戦争とか生きるということとか命の重さとか、これからの日本のこととか、きちんと考えたくもなるというものです。よい本でした。こういう書き手が朝日放送の放送作家さんなんだ〜とおもうと少し意外な感じがしました。テレビの方ももう少し、まともな番組が視聴率をとれる日本になってもらいたいものです。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.244
(5pt)

戦争についても知れる。

主人公の祖父がどのような特攻隊員だったのか・・・・彼を知る、生き残りの兵隊たちの話を通して、徐々にあきらかになっていく・・・・物語だけでなく、ガタルカナルの戦い、ラバウルの様子・・・・戦争についても知ることができる一冊。涙なしには、よめません。大福のくんだりで大号泣。暇つぶしに…という感覚では読めない一冊。土日に読むことをお勧めします。この作品に出合って、気持ちが引き締まりました。読後は、まったく眠れませんでした。(読み終わったのが夜だったのですが・・・)
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.243
(5pt)

戦争についても知れる。

主人公の祖父がどのような特攻隊員だったのか・・・・彼を知る、生き残りの兵隊たちの話を通して、徐々にあきらかになっていく・・・・物語だけでなく、ガタルカナルの戦い、ラバウルの様子・・・・戦争についても知ることができる一冊。涙なしには、よめません。大福のくんだりで大号泣。暇つぶしに…という感覚では読めない一冊。土日に読むことをお勧めします。この作品に出合って、気持ちが引き締まりました。読後は、まったく眠れませんでした。(読み終わったのが夜だったのですが・・・)
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.242
(5pt)

戦争についても知れる。

主人公の祖父がどのような特攻隊員だったのか・・・・
彼を知る、生き残りの兵隊たちの話を通して、徐々にあきらかになっていく・・・・
物語だけでなく、ガタルカナルの戦い、ラバウルの様子・・・・戦争についても
知ることができる一冊。
涙なしには、よめません。
大福のくんだりで大号泣。
暇つぶしに…という感覚では読めない一冊。
土日に読むことをお勧めします。
この作品に出合って、気持ちが引き締まりました。
読後は、まったく眠れませんでした。(読み終わったのが夜だったのですが・・・)
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.241
(5pt)

“泣ける”、百田尚樹渾身のデビュー作

本書は’06年太田出版から刊行された百田尚樹のデビュー作である。’09年講談社で文庫となり、そして’10年、全国の読書のプロ“カリスマ書店員”が選ぶ「2009年最高に面白い本大賞文庫・文芸部門第1位」の帯をつけてブレイク。夏をピークに売れに売れた“泣ける”感動作である。本書は、4年連続で司法試験に落ちてニート状態の佐伯健太郎26才が、フリーライターの姉とふたりで、太平洋戦争で戦死した、実の祖父にあたる宮部久蔵ことを調べるべく、当時のことを知る生き残りの戦友たちを訪ねてインタビューする物語である。それらの話は驚くべきもので、零戦戦闘機乗りとして凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに「生」に執着する祖父の姿が語られる。戦後65年を過ぎたにもかかわらず、祖父の逸話として語られる数々の戦闘は、リアルでありディテールにこだわった、当時の男たちの魂の叫びであった。真の男らしさとは何なのか。男が女を愛するとは何なのか。何度本を置いて涙をぬぐったことか。間接的な読者としてこれほど感動するのだから、インタビューのその場にいて話を聞くものが魂を揺さぶられるのももっともだろう。元戦友の、20才そこそこのヤンキーっぽい孫が自らの生き様を反省したり、ヤクザの若いモンが襟を正したり・・・。そして最後に明かされる、奇縁のめぐり合わせの後に、健太郎がいま一度司法試験にチャレンジしようと思い、仕事と結婚の狭間で揺れ動く姉慶子が愛に生きようと決心する。緻密な取材力で太平洋戦争の空の絶望的な戦いを描き、しかも単なる戦記ものに終わらず、とてもデビュー作とは思えない、読むものに“感動”と“涙”と、“勇気”すら与える百田尚樹とは・・・いやはや凄い作家がいたものである。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.240
(5pt)

“泣ける”、百田尚樹渾身のデビュー作

本書は’06年太田出版から刊行された百田尚樹のデビュー作である。’09年講談社で文庫となり、そして’10年、全国の読書のプロ“カリスマ書店員”が選ぶ「2009年最高に面白い本大賞文庫・文芸部門第1位」の帯をつけてブレイク。夏をピークに売れに売れた“泣ける”感動作である。
本書は、4年連続で司法試験に落ちてニート状態の佐伯健太郎26才が、フリーライターの姉とふたりで、太平洋戦争で戦死した、実の祖父にあたる宮部久蔵ことを調べるべく、当時のことを知る生き残りの戦友たちを訪ねてインタビューする物語である。
それらの話は驚くべきもので、零戦戦闘機乗りとして凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに「生」に執着する祖父の姿が語られる。戦後65年を過ぎたにもかかわらず、祖父の逸話として語られる数々の戦闘は、リアルでありディテールにこだわった、当時の男たちの魂の叫びであった。真の男らしさとは何なのか。男が女を愛するとは何なのか。何度本を置いて涙をぬぐったことか。
間接的な読者としてこれほど感動するのだから、インタビューのその場にいて話を聞くものが魂を揺さぶられるのももっともだろう。元戦友の、20才そこそこのヤンキーっぽい孫が自らの生き様を反省したり、ヤクザの若いモンが襟を正したり・・・。そして最後に明かされる、奇縁のめぐり合わせの後に、健太郎がいま一度司法試験にチャレンジしようと思い、仕事と結婚の狭間で揺れ動く姉慶子が愛に生きようと決心する。
緻密な取材力で太平洋戦争の空の絶望的な戦いを描き、しかも単なる戦記ものに終わらず、とてもデビュー作とは思えない、読むものに“感動”と“涙”と、“勇気”すら与える百田尚樹とは・・・いやはや凄い作家がいたものである。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.239
(5pt)

悔しく、悲しく、清々しい

長編小説であったが、一気に読み通した。込み上げてくる悔しさ悲しさが、これほどまでに物語の域を超えて心に残る戦争関連作品は、『二つの祖国』(山崎豊子)以来、久し振りのものであった。会ったことのない祖父の影を追って、祖父を知る老人達を訪ね歩く。人生を終えようとするかつての軍人の話から浮かび上がるのは、65年前、多くの若者たちがどのように国を、家族を想って戦い、散っていったか。帝国陸軍・海軍が、どのように米国相手に戦い、敗れたか。そして、祖父が一体どのような人物であったか、どれほど家族を愛していたか。まるで、現実の世界で、祖父世代から戦争の話を聞いているかのような錯覚に陥る。それらの話がどれほど「真実」を映しているかは、正直分からない。しかし、戦争を知らない日本人には必読の物語の一つではないかと思う程に、悔しく悲しく清々しい作品である。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.238
(5pt)

壮絶な戦いの果てにあるもの

第二次世界大戦における、零戦での過酷な戦闘などがとても緻密に描かれています。もちろん、フィクションですから、真実とは異なる部分も多いでしょうが、これまで見てきた太平洋戦争の資料と重なる部分も多いことから、詳細な調査のもとに書かれたものであることがひしひしと伝わってきます。そして、その過酷な戦況の中で、生き、死んでいった人たち。死を心の底から望んでいた人はほとんどおらず、半ば強制的な志願で死ぬための特攻を行った人たちの心情も丁寧に描かれています。戦争を美化するつもりはありませんが、絶体絶命の状況下で、必死に戦いぬく人の行動はやはり胸を打つものがあります。ただ、結局なぜ宮部氏が特攻を拒まなかったのか(そして、生き残ることを望んでいたにもかかわらず、故障機を人に譲ったのか)の理由がよくわからず、そこだけがもやもやとしていますが、エピローグの特攻シーンもまた凄まじい。そして、「特攻隊はテロとは違う」「戦前の軍国主義や戦後の日本の誇りの無さは誤ったジャーナリズムによるところが大きい」というのは、私も常々思っていたことなので、胸がすく思いでした。戦争の過ちは確かに正していくべきですが、領土を侵犯されても土下座外交を繰り返す現在の政治の在り方も決して正しいものとは思えないからです。話が逸れましたが、本書は物語としても大変読みやすく、面白かったので、☆5つでは足りないくらいです。戦争を知らない世代にこそ、読んでほしい本です。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.237
(5pt)

悔しく、悲しく、清々しい

長編小説であったが、一気に読み通した。込み上げてくる悔しさ悲しさが、これほどまでに物語の域を超えて心に残る戦争関連作品は、『二つの祖国』(山崎豊子)以来、久し振りのものであった。
会ったことのない祖父の影を追って、祖父を知る老人達を訪ね歩く。人生を終えようとするかつての軍人の話から浮かび上がるのは、65年前、多くの若者たちがどのように国を、家族を想って戦い、散っていったか。帝国陸軍・海軍が、どのように米国相手に戦い、敗れたか。そして、祖父が一体どのような人物であったか、どれほど家族を愛していたか。
まるで、現実の世界で、祖父世代から戦争の話を聞いているかのような錯覚に陥る。それらの話がどれほど「真実」を映しているかは、正直分からない。しかし、戦争を知らない日本人には必読の物語の一つではないかと思う程に、悔しく悲しく清々しい作品である。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.236
(5pt)

壮絶な戦いの果てにあるもの

第二次世界大戦における、零戦での過酷な戦闘などがとても緻密に描かれています。
もちろん、フィクションですから、真実とは異なる部分も多いでしょうが、
これまで見てきた太平洋戦争の資料と重なる部分も多いことから、詳細な調査のもとに
書かれたものであることがひしひしと伝わってきます。
そして、その過酷な戦況の中で、生き、死んでいった人たち。
死を心の底から望んでいた人はほとんどおらず、半ば強制的な志願で死ぬための特攻を行った人たちの心情も丁寧に描かれています。
戦争を美化するつもりはありませんが、絶体絶命の状況下で、必死に戦いぬく人の行動はやはり胸を打つものがあります。
ただ、結局なぜ宮部氏が特攻を拒まなかったのか(そして、生き残ることを望んでいたにもかかわらず、故障機を人に譲ったのか)の理由がよくわからず、そこだけがもやもやとしていますが、エピローグの特攻シーンもまた凄まじい。
そして、「特攻隊はテロとは違う」「戦前の軍国主義や戦後の日本の誇りの無さは誤ったジャーナリズムによるところが大きい」というのは、私も常々思っていたことなので、胸がすく思いでした。戦争の過ちは確かに正していくべきですが、領土を侵犯されても土下座外交を繰り返す現在の政治の在り方も決して正しいものとは思えないからです。
話が逸れましたが、本書は物語としても大変読みやすく、面白かったので、☆5つでは足りないくらいです。戦争を知らない世代にこそ、読んでほしい本です。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.235
(5pt)

小説です

ストーリーは出来過ぎ。小説ですから。フィクションの中に史実を交え、大東亜戦争を語る。その中に登場する人物が泣かせる善人ばかり(小説ですからね)。最近は戦後の自虐史観も改められ、是々非々の論調になったことはいいと思います。この本もその点を踏まえ、当時の兵士の考え,思いを素直にぶつけた、よい小説です。そうですね、戦争を知る世代から若い世代まで、満遍なく感動できる佳作です。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.234
(5pt)

小説です

ストーリーは出来過ぎ。
小説ですから。
フィクションの中に史実を交え、大東亜戦争を語る。
その中に登場する人物が泣かせる善人ばかり(小説ですからね)。
最近は戦後の自虐史観も改められ、是々非々の論調になったことはいいと思います。
この本もその点を踏まえ、当時の兵士の考え,思いを素直にぶつけた、よい小説です。
そうですね、戦争を知る世代から若い世代まで、満遍なく感動できる佳作です。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.233
(5pt)

百田さんに感謝。

タイトルを見ても、「0」が何を意味するのかわかりませんでした。読み始めるとそれは明らかになりましたが、ゼロ戦のことは初めて知りました。 その程度の知識ですから、史実としての戦争は知っていても、どのように日本軍が戦っていたのかは詳しく知りませんでした。話が魅力的ですから、時間を忘れて読めます。読み進めていくにつれ、ストーリーに引き込まれていきましたが、同時に、自分の無知さに恥じ入りました。 様々なレビューを拝見しましたが、現代の場面における人物描写についての批判がありました。物語中では好意的に描かれていない司令官への解釈についても指摘がありました。 小説を読む視点は、さまざまな角度があってしかるべきです。しかし私は、著者の作品によって新たな見方を得ることができたので、高い評価を示したいと思います。 小説を読み終えたとき、ふと現実に戻ると、周りの風景が全く違って見えたり、深く見直したりすることがあります。これを感じさせてくれる小説が、良い小説だと思っています。 「永遠の0」に登場する宮部を初めとする人物は、私の心に深く残り、また新たな見方で周りを見させてくれました。 その機会を与えて下さった著者に、感謝したいです。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.232
(4pt)

戦争ものの中でも読みやすい作品だと思う

主人公の祖父についての物語を関わった人たちによって語らせるという作風はいいが、なにぶん説明くさい。私は戦争について詳しくないので「そうだったのか」と感心させられることも多々あり、わかりやすくはあったのだが、語っている人の心情がそれで薄れてしまい、作中の語り部への感情移入をしきれない場面が何度かあった。また、新聞記者の偏った考え方による傍若無人な態度、これは後に姉弟とひと悶着あるのかなと思ったら…え?それで終わり?という肩すかしのような締め方。一番気になったのは主人公の姉弟の会話。現実味をまったく感じさせない。一体なんの少女マンガよ!?という不自然さ。読んでるこっちが恥ずかしくなる。…と文句を書き連ねたが、著者の場面描写は秀逸で、読み進めているその場面がまさに目の前に広がり、空中戦の場面などは本当にぐいぐい引き込まれていく。作品の全体像も戦争時代を生き抜いた、あるいはそれぞれの想いを抱きながら亡くなっていった人々の清く勇ましく美しい物語であり、いやな感じは受けない。宮部はなぜ死んだのか?もう少しでわかりそうなのに、すり抜けていくような感覚。ラストにつながる伏線。「ああ」とおもわず声を出してしまったことも。宮部の思いや無念を思うと胸が締め付けられ、エピローグまでぐっと涙をこらえなければならないものだった。それだけに、前半に書いたマイナス点が残念で仕方がない。
永遠の0 (ゼロ) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (ゼロ)より
4778310268
No.231
(5pt)

百田さんに感謝。

 タイトルを見ても、「0」が何を意味するのかわかりませんでした。読み始めるとそれは明らかになりましたが、ゼロ戦のことは初めて知りました。
 その程度の知識ですから、史実としての戦争は知っていても、どのように日本軍が戦っていたのかは詳しく知りませんでした。話が魅力的ですから、時間を忘れて読めます。読み進めていくにつれ、ストーリーに引き込まれていきましたが、同時に、自分の無知さに恥じ入りました。
 様々なレビューを拝見しましたが、現代の場面における人物描写についての批判がありました。物語中では好意的に描かれていない司令官への解釈についても指摘がありました。
 小説を読む視点は、さまざまな角度があってしかるべきです。しかし私は、著者の作品によって新たな見方を得ることができたので、高い評価を示したいと思います。
 小説を読み終えたとき、ふと現実に戻ると、周りの風景が全く違って見えたり、深く見直したりすることがあります。これを感じさせてくれる小説が、良い小説だと思っています。
 「永遠の0」に登場する宮部を初めとする人物は、私の心に深く残り、また新たな見方で周りを見させてくれました。
 その機会を与えて下さった著者に、感謝したいです。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X
No.230
(4pt)

戦争ものの中でも読みやすい作品だと思う

主人公の祖父についての物語を関わった人たちによって語らせるという作風はいいが、なにぶん説明くさい。
私は戦争について詳しくないので「そうだったのか」と感心させられることも多々あり、わかりやすくはあったのだが、語っている人の心情がそれで薄れてしまい、作中の語り部への感情移入をしきれない場面が何度かあった。
また、新聞記者の偏った考え方による傍若無人な態度、これは後に姉弟とひと悶着あるのかなと思ったら
…え?それで終わり?という肩すかしのような締め方。
一番気になったのは主人公の姉弟の会話。
現実味をまったく感じさせない。一体なんの少女マンガよ!?という不自然さ。読んでるこっちが恥ずかしくなる。
…と文句を書き連ねたが、著者の場面描写は秀逸で、読み進めているその場面がまさに目の前に広がり、空中戦の場面などは本当にぐいぐい引き込まれていく。
作品の全体像も戦争時代を生き抜いた、あるいはそれぞれの想いを抱きながら亡くなっていった人々の清く勇ましく美しい物語であり、いやな感じは受けない。
宮部はなぜ死んだのか?もう少しでわかりそうなのに、すり抜けていくような感覚。
ラストにつながる伏線。「ああ」とおもわず声を出してしまったことも。
宮部の思いや無念を思うと胸が締め付けられ、エピローグまでぐっと涙をこらえなければならないものだった。
それだけに、前半に書いたマイナス点が残念で仕方がない。
永遠の0 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 永遠の0 (講談社文庫)より
406276413X