紅花ノ邨
評判
紅花ノ邨の評価:
3.33/5点 レビュー 6件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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紅花ノ邨の評価:
3.33/5点 レビュー 6件。 C ランク
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胸の透くような活躍と思わず涙ぐむ人情とを読ませてくれればさ。
と、呟かずにはいられない一冊だった。
山形の地理や特産の紅花に関する知識に触れることはでき、興味深くはある。
盤音の包平がひらりひらりと舞う闘いのシーンも、ある。
会所が意外と人情に篤いという話題も、好きではある。
けれども、筋書きがマンネリ化しているし、メインの話の展開の途中に
多くの登場人物が少しだけ出てきて近況報告をしていく書き方に、
物足らなさを感じずにいられなかった。
それに山形まで行って盤音と奈緒が相変わらず対話するのに対面しない、
という描写に「今さら何を勿体ぶってるんだろう?」という気にさせられた。
どうにも不自然極まりない、のである。
第1巻から続けざまに起こる事件の不自然さは許容できたが、
おこんとの祝言以降の展開の不自然さは、許容しかねるものがある。
不自然な印象の要因は、1冊に色々な素材や要素を盛り込み過ぎるところに無いだろうか。
マンネリ化した土台を隠すためにだろうか?と、斜に構えて見たくなる。
こうした描写方法を、底の浅い作風、と、言い換えることもできそうだ。
次巻は、購入どころか読むこと自体を迷いそうだ。
どうせならマンネリズムを美しく描いて欲しいものだ。