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(短編集)

梅安蟻地獄: 仕掛人・藤枝梅安2



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梅安蟻地獄: 仕掛人・藤枝梅安2の評価: 4.45/5点 レビュー 11件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(5pt)

梅安を通して見える正太郎氏の本質。

長谷川平蔵対仁左衛門、梅安。どちらが、正太郎氏の本質だろうか。
当方は、後者だと思う。なぜか、この人は、相当なことを経験されている。
だから、平蔵を描く文章とは、なぜか色合いが違う。そう思いませんか。
第二巻に入ります。飽きが来るかどうか。何と、ここにも、安部(アベ)が出てくる。
勿論、悪役の権力者。
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No.10:
(4pt)

きれいな状態です

父親用に購入しました。 ゆっくり読んでいるようです。
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No.9:
(5pt)

仕掛け依頼と執筆依頼がダブって見えて…

著者と親しかった編集者のどなたかが書いた
ものに、作品の執筆依頼に来て、いつも素気無く
断られている他社の編集者が、今日も手土産を
持ってやって来て、いつものようにあしらわれ、
悄然と帰って行ったというくだりがあった。

あれ?どこかで読んだような?と思ったら、
どこぞの元締が仕掛けを依頼に来て、
梅安に断られるシーンそっくり。

本編から、おなじみの音羽の元締が登場するが、
出版業界で『音羽』といえば、本編の版元
講談社、光文社を指す通称である。

ひょっとして、いつも追い返されてた
編集者って?

こういう穿った妄想を楽しめるのも、
傑作たる所以なのかも知れない

ちなみに、悄然と帰る編集者の背中を窓越しに
眺めながら、池波正太郎は呟くのである。
『いつか彼の為に書いてやらにゃと思うんだよ』
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No.8:
(4pt)

悪い奴らを懲らしめるのは、楽しいのだ。

身体が疲れはてても、本が読みたいと思うと、
池波正太郎が、一番 身体の疲れを癒してくれる。
悪いやつを懲らしめる というのは、楽しいのだ。
梅安の特殊テクニックによる殺人。
彦次郎の吹矢との連合。
梅安が、おさない頃を思い出す。
針の道が、自分を支えてくれたことを知る。

今回は、小杉十五郎が登場し、血に汚れた三両で、仇を打つ。
浪人が、剣道場のあとを次ぐことを、邪魔にする。
小杉十五郎は、根無し草になるしかないのだろうか。
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No.7:
(5pt)

面白かった。

期待通り。鬼平、剣客商売と共にわくわくしながら読んでます。映像化されたものの原作はやはり一味違う。
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No.6:
(3pt)

基本的なパターンが出来上がった。

第二巻では基本的なフォーマットの設定が出来上がったようです。第二巻では短編というより、中編ともいうべき作品がいくつかおさめられています。彦次郎に加え、不思議な縁から知り合った小杉十五郎も登場します。また表の鍼の仕事の舞台となる品川台、そして裏稼業の様々な発端となる浅草橋場の料理屋、井筒、の様子が細かく描写されます。
そして読者に明らかにされるのは、仕掛け人とはいいながらも、カタルシスの頂点ともいうべきその仕掛けの最後の描写は、驚くべきほどあっさりと描写されるという特性です。そして謎ときの要素もそれほど重きを置かれてはおらず、ストーリーの展開の中で淡々と明かされていきます。仕掛けの対象となる人物は、江戸後期という時代を反映してでしょうか、「大悪人」というよりは、仕組みの狭間の中で、さもしい利益をむさぼる、どちらかというと「子悪人」が中心のようです。その犠牲となるのはほとんどが権力から距離の遠い庶民か、武家を中心とする仕組みの中での立場上「声」を挙げることのできない人々のようです。
この中で、日常が繰り返されていきます。というわけで季節の移り変わり(本館では1800年が舞台で年初めから師走まで)や食事や晩酌という日常が話の欠かせない小道具となっていきます。そして今や存在が許されなくなった「香具師」という存在とその元締めたちです。こういう存在が地域ごとに縄張りを持ち、きれいごとでは割り切れない世の中の秩序をある意味では支えていたのかもしれません。
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No.5:
(5pt)

藤枝梅安

必殺仕事人として非常に面白い!さすが池波正太郎といえる時代背景に伴った描写説明も上手い!
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No.4:
(4pt)

面白い。

この本はどちらかといえば西部劇に近い感じがします、痛快時代劇でしょうか!
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No.3:
(5pt)

もっとダウンロードしたい

とても面白い、まだ読みたい、が電子書籍ダウンロードは七巻までだ、
八巻以上もダウンロードできるようにしてください、
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No.2:
(4pt)

本作で形を成した梅安シリーズ

シリーズ第二弾。
旅道中のエピソードが多かった前作に変わって、品川を舞台に
描かれている。音羽の半ェ門、小杉十五郎も登場し、梅安シリーズ
の役者が揃った本作。仕掛けの内容も、阿部主税之助等、シリーズ
全体で見ても出色のエピソードを含んでおり、納得の内容となって
いる。
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No.1:
(5pt)

短編集

表題作「梅安蟻地獄」のほか三篇を収録した仕掛人・藤枝梅安シリーズ第二弾。
梅安や彦次郎を慕う剣客浪人・小杉十五郎、梅安の人柄に魅了された仕掛人の元締・音羽の半右衛門が初登場します。それで、また物語が展開していき、事件が発生します。
私は特に「梅安初時雨」の梅安と恋人・おもんとの恋模様、亡き家族を想う彦次郎の姿が切なくて、好きです。
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