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(短編集)

鬼平犯科帳 決定版13



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【この小説が収録されている参考書籍】
決定版 鬼平犯科帳 (13) (文春文庫)

鬼平犯科帳 決定版13の評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

人は、初めから悪の道を知っているわけではない。

鬼平は言う。
「何かの拍子で、小さな悪事を起こしてしまい、それを世間の目に
ふれさせぬため、また、次の悪事をする。そして、これを隠そうと
して、さらに大きな悪の道に踏み込んで行くものなのだ。」
長年、火盗改めをしている鬼平は、酸いも甘いもかみ分けてやや
老成したかの感がある本冊。
欠かさず行う市中見回りも、時として億劫になることもある。
そんな、月日の流れを読者にそれとなく知らしめる一冊でもある
ようだ。

「あと数日で師走に入ろうかという」熱海での事件から、最終話は
「上野山内の桜花の蕾が固くふくらむ」頃までの約半年間の6話。
決定版 鬼平犯科帳 (13) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:決定版 鬼平犯科帳 (13) (文春文庫)より
4167908727

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