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(短編集)
亥子ころころ
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亥子ころころの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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腰の痛みがなくなりました。 ぐっすり寝れるようになりました | ||||
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「 まるまるの毬 (講談社文庫) 」の続編。各章のタイトルにある和菓子を象徴とした連作スタイルは前作同様。展開を新にする手法としてよくつかわれる、新人物の登場により、物語が進んでいきます。 文学賞をとった前作に比べると、やや盛り上がりを欠いたり、冗長な印象があったり、治兵衛一家の人間性が自制と思いやりに溢れすぎていて、もはや出来過ぎの感があったりします。 しかし、ふっとしたときの内面の表現、ひとつの情景にのせる複雑な感情の描き方がとても魅力的。なにより、治兵衛一家の行く末が気になって、前作を読んだらやはりコチラも読まずにいられない。現実のこの俗世と対極にある、とても優しい世界観に癒されます。 なお、巻末の解説でとりあげられている「凪いで見える暮らしにも、時々にさざ波は立つ。~(中略)~それでも織り上がった一反は、この世にひとつしかない大切な一品となる。」という治兵衛の思いは、解説者が解釈しているような、よき方向に変わっていこうという積極的な趣旨ではなく、やや一歩引いて寛容と肯定を表現しているのではないかなと私は感じました。 | ||||
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ますますお気に入りです | ||||
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どれを読んでも面白く、いつも引き込まれます。次の作品も楽しみです。 | ||||
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コロナ禍で家から出ず、姉より、本が100冊位、送られて、読書の日々。 その中で、読んだ記憶。 なので、そのままとなっています。 先日も、140冊、売ってきた次第。 藤原緋沙子氏、佐伯泰英氏は連載物だったので、ノートに付けていたのですが。今後の課題です。 | ||||
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ほっこりと心温まるストーリー。 国々の銘菓が次々に登場してくる。 それは個々それぞれにおもんばかりのきもちがこもっている。 そして、そのいろどりはほんのりと映えている。 平凡な日常にここちいいアクセント。 創る喜びは還元されていく。 愛情はほのぼのとあふれ出し、しあわせ気分でころころと。 | ||||
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著者は、甘いものを食べないそうですが、とてもそうは思えない和菓子愛にあふれた優しい物語でした。読んでいると甘いものを食べたときのように幸せな気持ちになれました。続編が文庫本になるのを楽しみにしています。 | ||||
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第1作目も良かったけれど、この第2作目は、さらに良い。 家族を中心とした人間関係や、主人公の菓子職人としての思いなどが、テンポ良く描かれている。 会話は、そのまま、演劇か映画になりそう。 著者も楽しんで書いているのでは。 | ||||
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『まるまるの毬』をKU で読んでとても気に入って、その続編の本書を待ちきれずに購入しましたが、ガッッッカリしました。 待ちかねていた読者のために無理をされたのでしょうか? 過去の説明があちこちに二重、三重と書かれ、ちょっとくどい、ページ稼ぎ?と思わされる程でした。それでも中盤までは結構楽しく読めたのですが結末が中途半端で落胆。続々編を期待させる為なのでしょうか? 魅力たっぷりだった登場人物それぞれの生き方の先が身定まりません。読者の想像に任せるため、と言われるかもしれませんが、『まるまる、、、』を読み終わった後のような満足感には浸れません。 『まるまるの毬』は間違いなく5つ星で、こちらの期待が多き過ぎていたのは確かなので、本書は3つ星にさせていただきました。 | ||||
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左手を痛めてしまい菓子づくりが儘ならない治兵衛とその家族のもとに江戸の町に迷って行き倒れた男が転がり込む…先の『まるまるの毬』での意外な出自が家族に騒動をもたらしてしまい孫を気遣う治兵衛だが、菓子づくりに精をだすことでその暮らす日々が次第に元通りになっていたように思えたが、怪我で他人の手を借りるはめに陥ったとき助けた男が偶然にも同じ菓子職人であったことから菓子づくりにかける治兵衛の想いに新たな風を吹き込むこととなる。 | ||||
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西條奈加さんの小説が大好きです。 面白いです。お菓子が美味しいそうです。その背景にある深い絆、思い入れが交錯します。おすすめです。 | ||||
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まるまるの毬の続編です。面白いです。 心がほっこりします。オススメです。 | ||||
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日々の生活の中に、どこにでもありそうなミニ事件が起こり、もやもやドキドキしながら読み進めました。 優しい内容で(簡単という意味ではないです)、ほっこりします。続編はもうないかな。 | ||||
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主人の治兵衛と娘のお永、孫のお君の3人が支える菓子屋の南星屋は、材料費を抑えて庶民でも安く購えるようにしており、日本諸国のお菓子が主人の工夫も加えられて毎日、2品売り出される。作る過程も詳しく描かれていて、作者の食べ物へのこだわりが伝わってくる。主人の弟の僧侶の石海が、それらを本当に美味しそうに食べるのだが、いやー私も食べたくなってしまう。しかし、朝早く並ばないと手には入らないことだろうなあ。 主人の治兵衛が左手首を痛めて上手く和菓子を作れなくなって困っていると、店の前に行倒れの男がー。ひょっとして菓子職人では?と思っていたら、やはりそうだった。なんだかすごく都合のいい話の展開なのだが、まあよしとしよう。お話だから。この菓子職人の雲平をめぐって話は進んでいく。 期待通り、人情豊かなほろりとくるいいお話だった。続編あるかなあ。 | ||||
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全員善良で堅実で勤勉。安心して読める感じ 1点、「逡巡するのはいいが、とりあえず『相手の意向を確かめる』を踏もうよ」 かな。時代物に関しては↑で、「ついて行きます」と宣言された場合「は?」という返答は無い事になってるけど 装丁装画とても好み。版画なのかな?妙に美味そう。「まるまる~」と並べて眺めると喉が鳴りそう 楽しく読みました | ||||
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第二作です。舞台設定、ストーリーの運び、登場人物たちの動き、新しい人物の創作、すべてのバランスがいい。安心の出来る作品です。 ただ微温的かと思うし、内面の描写が弱いし、菓子づくりの詳細にはふれられていないかなあ。でもそれらは周辺であって主戦場ではないよなあ。 エンディングは次回作につなげようという意思を感じる。うれしいな。 | ||||
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