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船に乗れ! II 独奏
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船に乗れ! II 独奏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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結構面白いです。久しぶりに音楽系の本を読んで楽しめました。またいい本があれば買いたいです。 | ||||
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(1)から読んで面白かったので購入しました。弦楽器や音楽をかじった事のある方なら読んでみてほしい。 | ||||
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年末に手元に届いて、休み中に読めたので、嬉しかったです。ほぼ新品の様な綺麗な本だったのでまたお世話になろうと思いました。、 | ||||
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値段が安かったのと、1巻を読んだので何となく二巻も買いました。 私はずっと野球部に所属し文字通り泥臭い学生時代を過ごしたのですが、だからなのかこの小説の世界観、また主人公の考え方等、鼻につく感がありました。一言で表すなら ナルシストな本でした。残念ながら個人的には全く琴線に触れませんでした | ||||
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荒井源「オケ老人!」のあとがきを藤谷治さんが書かれていたので購入してみました。正直にいってあまり主人公に共感できず、終始「へ~、そうなんだ」としか思えませんでした。音楽の経験が豊かな人が読めばまた違ってくるのかもしれませんが、星3つです。 | ||||
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読み終わった後、少しの間放心状態で、これ以上読み続けるかどうか悩まされる巻でした。 内容はこれは青春小説?といっていいのかというほど、残酷で辛い現実を突き付けられた感じでした。 一巻があれだけ良い感じで終わっただけに、どうしてなのかな、と思いましたが、この本の作者も力を 込めて、苦悩しながらこの話を書いたのではないでしょうか。3巻通して読んだ後、再び読み返せばも う少し違った見方ができるのかも知れません。 2巻目のテーマは「光と影」。影の部分が多少強いかったかもしれませんが、タイトルが何を意味し ているのか、また、再び明るさを取り戻すことを期待して、3巻目を読むことを是非おすすめします。 | ||||
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順風満帆に見えた津島の人生が、大波にさらわれる。ラストのいいようのない喪失感と自暴自棄。こんなふうに物語が進むなんて思わなかった。青春を美化しないでありのまま描いた感じ。でも、ドラマチックだわ。だから物語として面白いんだけど。薄っぺらい人も、未熟な人も、誠実な人も出てきてとってもナチュラル。序破急で言うと、音楽に恋愛のビートが加わった「破」の巻。そうすると第三巻は更に加速か?! それと言っちゃいけないことなんだけど、伊藤慧、あんた絶対ゲイだろ。津島に惚れてるだろ。 | ||||
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よくある話だといえば、それで終わってしまうのだが、それにしても'Tから'Uにつなぐ内容としてはかなり衝撃的であった。まさか?!と疑うくらい、どん底に突き落とされてしまった。 'Vがどうなるか、とても楽しみである。藤谷氏はすばらしいエンターテイナーである。 | ||||
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第I部において展開された恋の喜びの物語とともに、冒頭から仄めかされてきた悲劇の予感は、この第II部で実現していきます。 この小説は、すでに大人になっている語り手の過去の回想というかたちで語られます。読者はその語り手が何者であり、この話の結末の後でどのような存在になっているかは十分に知らされませんが、にも関わらず、その語り手は常に舞台の上にいて、物語はあくまでその視点から語られていることが常に意識されています。そしてその物語を語ることには何らかの意図があり、その物語の結末を語り手が知っていることを大前提にして、話は語り手が今の語り手となっていく現在の時点に向かって、物語は進みます。 大人になった語り手による青春の頃の回想という意味では共通した枠構造を持つ『ノルウェイの森』と、つい比較したくなりますが、現在の時点での語り手が常に前にいること、彼がこの物語を語っているのはなぜかということが、物語への興味をつなぐ重要なミステリーになっているということ、その違いがこの小説の基本的な雰囲気を形作っているように思います。『ノルウェイの森』においては、回想という枠構造は、ノスタルジーの効果を意図的にあげられていました。時間だけが与えてくれるはずの癒しを、物語の中に先取りするようなものだと言ってもいいかもしれない。回想は、現在の自分と当時の自分とを切り離し客観化することで、「そのようにしか起こりえなかったこと」として肯定と許しを与えています。 それに対して、この小説においては、回想することは今とその当時をむしろ結びつける機能を担わされています。回想において当時の自分が客観化されるのは同じですが、現在の自分は当時の自分の行動の結果としてあらわれ、その行動の責任が問われています。その意味でとても倫理的で厳しい小説です。 第I部で提示された謎はとりあえず第II部で解決しているように見えます。その意味ではエピローグになってしまいそうな第III部がどのような展開になるのか、心配でありかつ楽しみです。 | ||||
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音楽高校を舞台に、チェリストを志す少年の青春を描く大河ロマン第2巻! 正直、彼が恋する女の子の魅力が自分にはイマイチだったので(彼女の お友達の女子のほうが、賢いしバランス取れてて好きなんですよね。まあ ヒロインの危うさがいいのは頭ではわかりますがもちろん)、今回の 後半の展開の唐突さ、恋の急展開には「ええ?」って感じでした。 倫理の先生との関係性とか授業シーンが好きだったので、主人公のあの 行動はちょっと許し難い! なんて、感情移入度がとても高い2巻目でした。 色々な出会いで生まれた「合奏」や「協奏」を経て、彼が「独り」で 自分に向かい合うシビアさは、甘いだけの青春小説と違うぞ、 という感じで、この物語を印象深く力強くしています。 この巻がある意味いちばんハイライトというか、読み応えがあるように 自分は思いました。 | ||||
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文章から響き渡る音色と物語がとろけあって比類なきストーリーが生み出される「名作青春小説」の第二弾。今回も導入の『魔笛』の「講釈」と「見方」はほんとに面白いつかみだ。 さて、クラシック音楽に賭ける音楽科の学生という新しい体験(自分的に)と、出会いと恋と試練という普遍的テーマで最高に面白かった前作。ちょっと鼻持ちならない主人公のちょっとした挫折からはじまり、ホームコンサートでの団円に至るストーリーはすごく引き込まれたうえにここちよかった。しかし、前作が青春のスイートな部分とすれば、今回はベリービター、等価のコントラスト。本書を読んだ人は、中途で本を置くこともできないままに主人公とともに音楽に対して悩み、そして恋にやきもきし、とてつもない傷を負うことだろう。これ以上は言えない、読んでほしいとしか言えない。レビューでは書けないことが多いし、本書を読んだ人と語りたいことも多い。ひとつだけ。これは青春に限らない、自分という人間を最も傷つける存在とは何であろうか。それは「自分自身」にほかならない。。。金窪先生の授業は本書のキモです。彼の存在はキンパチやヤンクミの比ではない。心して受講してください。 いやぁ。。。次はどうなってしまうんだろう! | ||||
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1巻目「合奏と協奏」も2008年ベスト10級の傑作だったけど、2巻目は間違いなくそれ以上。早くも、2009年ベスト3入り確実、と断言してしまおう! 自信の五つ星。 1巻目は、個性的(嫌味?)な性格の主人公が音楽高校に入学してからの1年間を、音楽を軸にしながら、恋と友情をまじえて描いた成長物語といった趣き。登場人物がみな生き生きとしていて、ピカイチの青春小説でした。 2巻目も、導入はかなり青春キラキラな展開(笑) ところが! 中盤以降はかなり怒涛の展開! まさにエンターテイメント。「続きはどうなるんだろう」とはらはらどきどきしながらページをめくっていき、一気に最後まで読んでしまいました。こんなに切ない物語だったとは……。 とにもかくにも、早く続きが読みたいっ! そして、読んだ人とあれこれ語りたくなる小説です。 | ||||
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