龍時01-02
評判
龍時01-02の評価:
4.47/5点 レビュー 38件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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龍時01-02の評価:
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高校生リュウジが単身渡西、プロチームに入り、ユースからトップチームへと登りつめていく過程を描いた。
家族、恋人とのできごと。スペインの人々とのふれあい。そして「迫真の試合描写」(謝辞より)。
確かにストーリーはそれなりの起伏に富んでいる。
試合描写も「迫真」かどうかは別にして、頑張って書いている。
が、リアリティーがいまひとつ。
「襲いかかる敵DF」みたいなフレーズがやたら出てきて暑苦しいことこの上ない。
サッカー未経験者(たぶん)の著者が、主人公=プレーヤーの視点から試合描写するっちゅうのは、やっぱキツイっすよ。
言葉を飾り、状況説明を重ねるほどに現実のプレー感覚とは遊離して、リアリティーは失われる。
サッカーという競技自体、<散文的>なものではないのかもね。
たとえばTVの実況中継。思い入れたっぷりにアナウンサーがべらべらしゃべり、絶叫調にやるよりも、ボールに絡む選手の名前を淡々と連ねたほうが受け入れやすい。
その意味で、本書はマテリアルの加工方法に問題ありってトコですか。
登場人物も類型化して描かれていてちょっとクサイ。
スポ根もの、立身出世物語、演歌の花道、なんですよ。作中のヒトビトが。
そーゆーのが好きなヒトは良いんですけどねぇ。
帯(おび)には「稲本潤一絶賛!」とありますが、イナジュンは好きなんですかね?そーゆーのが(意外に好きだったりして)。