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人形つかい小梅の事件簿1 恐怖のお笑い転校生
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人形つかい小梅の事件簿1 恐怖のお笑い転校生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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人形やぬいぐるみと話せる力があることを知った小学五年生の少女、曽根崎小梅が身のまわりに起こる怪事件に立ち向かうお話。主人公がお笑い好きの大阪人少女(一人称は私。やったぜ!)で、パートナーとなる本間さん(ブサイクな猫のぬいぐるみだが小梅のピンチ時には頼れる大阪のおばちゃんに変身!)というところが気に入りました。 イラストと設定が好みなので衝動買いしたのですが、意外と面白くていい感じでした。「恐怖のお笑い転校生」というアレなタイトルなのに、学校の生徒や教師、クラスメートの親友までもが少しずつ心が変質していく展開はなかなかぞっとさせられる精神的な怖さをうまく表現しています。アナグラムの使い方と読者への示唆にも感心しました。また、東京の学校に通うことになった小梅があることで自分がお笑い好きのキャラということを隠して「おしとやかな女の子」を演じる羽目になってしまうという設定が、終盤で敵の心理攻撃に追い詰められるキーとしてうまく機能しています。かなり満足いく内容でした。 | ||||
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