小説十八史略

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小説十八史略の評価:

4.45/5点 レビュー 85件。 A ランク

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平均点4.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全74件 61〜74 4/4ページ
No.14
(5pt)

いい本です

中国の歴史をしりながら、また古代のアジアの形成についてもわかりとってもいいと思います。
小説十八史略(一) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 小説十八史略(一) (講談社文庫)より
4061850776
No.13
(5pt)

文句無しに面白い

「人間。ただ人間。ひたすら人間を追究する。」
この書き出しで始まるこの物語は、文句無しに面白く読みやすい。
あまたの英傑揃いが群雄闊歩する春秋戦国時代の魅力が生き生きと輝いている。必読。
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4061850776
No.12
(4pt)

十八史略を本当に知りたい人は・・・

十八史略は宋末あるいは元の初めに、中国の歴史を、子供にもわかるように、やさしくまとめて書かれたものです。
この本は、それを小説化したものです。
 そういう意味で、中国の歴史を伝説も含め、面白いところを見るには良いでしょう。
しかし問題もあります。
① 小説化してあるので、もとの十八史略とずれるところがある。
② 十八史略が宋や元の時代のものなので、現在、重要と思われる歴史とずれるときがある。
③ もともと、十八史略が、子供向けのまとめなので、歴史書としては、はなはだ不備。
 それで、本当に十八史略を知りたい人は、小説でなく、十八史略の訳を見たほうがよいでしょう。
また、中国の歴史を知りたい人は、やはり、史記や漢書など正式の歴史書に当たると良いでしょう。
 それで、この本は、おおざっぱに、面白そうな中国の歴史のエピソードを知りたい人におすすめすることになります。
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4061850776
No.11
(5pt)

ぼろぼろになるまで読み返した

僕はいったい、この本を何度読み返しただろうか。
かつて中国史といえば三国志がらみしか知らなかった若造に、元に至るまでの歴史の概要を分かりやすく教えてくれ、そしてまた新たな興味を沸かせてくれたバイブルのような存在です。
この小説を出発点に、様々な時代や人物の小説に手を広げていきました。
それでも今なお、たまに手に取り部分部分をかじり読みしています。
中国の歴史に関する小説はたくさんありますが、これほど読みやすく、そして全体像を把握できるものはなかなか無いと思います。
この本は、まさに中国歴史小説の水先案内人です。
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4061850776
No.10
(5pt)

歴史と小説の最高のバランス

言わずとしれた陳舜臣氏の名著。新カバーの新書がでて大分経つが、最近になってまとめ買い。一気に再読した。
 「歴史は繋がっている」というのは当たり前の話であるが、大衆歴史小説はどうしてもその人物に入れ込みすぎて視野が狭くなる。
 本書は中国の長いダイナミックな歴史の流れをその時代、時代の人物を描きながらも、繋がった史実として見事に表現している。もちろん、取り上げられる人物や事件は関心のあることが多くなるが、それでも、歴史の継続性や関連性を損なわずになおかつ、娯楽小説として描くというのは相当な力技と思える。
 「三国志」や「項羽と劉邦」の時代に詳しい人がどれだけ商・周・東周・春秋戦国・秦・前漢・新・後漢・魏・呉・蜀・西晋・東晋・・と言えるだろうか。本書の読者は繋がった中国の歴史を娯楽として味わうことができる。同時に知らなかった中国の歴史の奥行きに新しい好奇心を触発されることは疑いない。
・・・推薦文みたいになりましたが、お薦めです。
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4061850776
No.9
(5pt)

オモシロ小説

私がこの小説を手に取ったのは、横山光輝の「三国志」以降、あの英雄たちの末路は?と軽く興味を持ったことから。

その後の悲惨な歴史から近代まで、それ以前の殷王朝の崩壊や周王朝の成立、春秋戦国など楽しく読めました。

語り口も軽妙で、非常に簡単に読める小説で、中学生くらいでも十分楽しめる、オモシロ小説です。

もし、お子さんがゲームでも漫画でも良いですから、三国志や春秋戦国といった戦国ものや歴史ものに興味を持ったら、プレゼントしてみてはいかがでしょうか。

ただ、これが常に正しい歴史の回答であるというわけではないので、いろいろな作品をお読みになることをお勧めします。

小説ですから美化されていることも多数ありますし、妲己が実は紂王を滅ぼす口実のため送り込まれたスパイであった、など、独自の珍解釈などもあり、逆に楽しくなります。

実際、3000年近くの前の事件に関わった人間の思い、人間関係など、もはやわからないのですから、どのようにでも解釈できます。

実際はとんでもないインチキ野郎でも後世の小説では英雄にされたり、誠実な人でもマキャベリみたいな陰謀家にされてしまうこともあるのですから。

だからこそいろいろなロマンチシズムあふれるドラマが書けるのです。

これを読んでおくと、とりあえず神話時代から近代までひとまわしできるので、必読といえます。
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4061850776
No.8
(5pt)

中国史の絶好の入門書

私は中国史の体系を、学校以外では、歴史家のマクロの視点では講談社現代新書の「新書東洋史・中国の歴史」シリーズ、そしてヒーロー・ヒロインたちの個々の言動はこの「小説十八史略」シリーズで主として学んだ。本シリーズは南宋滅亡までであるが、小説仕立ての生き生きとした語り口で中国史の主なエピソードを網羅しており、あまりの面白さに読み出したら止まらなくなること請け合いである。この第一巻は殷周革命から秦の始皇帝による中国統一及びその政治までを扱っているが、冒頭で、これから展開される中国史の様々なテーマを包含・暗示するものとして、神話を紹介している。さらに、別の章で、天道は是か非か、という史記を貫く大きなテーマを紹介している。これは本シリーズのテーマにも重なるといっていいだろう。善人・悪人が次々と登場して、中国史はまさに全人類史の実験場という感を強く持つ。だからこそ、中国史は現代の我々にとっても汲めど尽きない知恵と教訓の泉であり続けるのだろう。中国の特に古代史のファンとしては、この第一巻は2倍ぐらいの分量があってもいいのではないかと思うが、足りないと思う人は、例えば同じ作者による「中国の歴史(一)」、安能務氏の「春秋戦国誌」、宮城谷昌光氏の数多の小説等で補えばよいと思う。始皇帝(秦王政)の登場あたりからは、私には特に記載不足に感じられる点はありません。後はこの大河小説に安心して身を委ねることができるでしょう。なお、本シリーズの各巻はその時代の女性の服装をカバー絵に採用しており、中国女性の服装の変遷を知ることができる面白さがあります。
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4061850776
No.7
(4pt)

あくまで小説です

非常に質の高い「歴史小説」です。

陳氏の深い知識に支えられた正確な大筋と時に混じる空想の部分とが渾然一体となって高い効果を挙げています。

あくまで小説です。その全てを信じてしまってはいけません。

不満があるとすれば共謀説がやたら多い所ですが、これは『秘本』以来のことですからしょうがないでしょうね。
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4061850776
No.6
(5pt)

中国史の教科書

中国の歴史は、三国時代や春秋戦国時代は比較的知られていますが、それ以外の時代をのことを知ろうとすると専門的で難解な史書に頼らざるを得ませんでした。その点、陳さんの本はどの時代も平等に描かれていて、しかも面白い。中国史に興味のある人はぜひ読んでもらいたい一冊です。
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4061850776
No.5
(5pt)

中国の歴史が好きになる

陳 舜臣さんの書かれた本は、ほとんど全て読みました。その中でも、「中国の歴史」と「小説十八史略」は、何度読み返しても面白いです。「中国の歴史」は少し固い文章ですが、こちらは小説として読める本です。6巻からなりますが、おそらくあっというまに読んでしまうでしょう。大学生の頃からもう4-5回読み返したでしょうか。お勧めです。
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4061850776
No.4
(4pt)

流れがつかみやすい

同著者、陳舜臣「中国の歴史」にくらべて読みやすく感じた。
これは原著が優れていたのか、それとも著者の筆力によるのかは、私には知識がなくてわからないが、非常に面白かった。
特に時代の流れ、どうしても一人の人間によっては解決できないようなうねりが、各時代のヒーローたちに、なぜそのようなことをさせたのか、がわかるような気がした。
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4061850776
No.3
(4pt)

原本十八史略とは違う

小説として面白いことは、別のレビュアーの方が既に述べておられますから
省略します。とてもよくできた歴史小説だと思います。しかし、この本は曾先之が書いた原本十八史略とは、全く違うのですよ。曾先之の十八史略は評価の低い歴史書で、単なる歴史書の抜粋ですから読んでいて餘り面白くありません。はっきりいって創作を大幅に交えた陳氏の方が面白いのです。
古典の教材として良く使われる曾先之の本の訳を読みたい方は、別の本を読んだほうがよいでしょう。
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4061850776
No.2
(5pt)

視点を変えて読んでみると?

武帝の時代に登場する衛青、彼は七度匈奴に遠征し七度匈奴を打ちまかして歴史上に名高い英雄の仲間入りを果たしましたが、彼は、今でいう娼婦の息子です。視点を変えて読んでみると、娼婦の息子で奴隷だった身分から一機に車騎将軍まで登りつめた彼のサクセスストーリーはただの、歴史のいたずらか?視点を変えて読んでみると、面白さ倍増です!
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4061850776
No.1
(5pt)

はっきりいって、おすすめです。

中国。日本人にとって最も身近な隣国であるこの国の歴史に対して、果たして我々はどれほど正確に理解してきただろうか。
このシリーズでは殷から南宋に至る中国史が、中国の史書「十八史略」を下敷きとして語られている。「小説」と銘打つ中で紀伝体、すなわち人物ごとのエピソードをモチーフに書き進められているため、大変読みやすい構成に仕上がっている。項羽、劉邦、始皇帝など、日本でも良く知られた登場人物の息吹が、間近に伝わってくるようである。
また、本書(1)でも早速「酒池肉林」や「臥薪嘗胆」などの成語の由来について触れられているが、中国史が編み出してきた中国の文化を理解するのにも格好の本である。
本書(1)では、まず殷から周、春秋、戦国を経て、秦による天下統一までをえがいている。特に中国文明の源である「中原」に関するエピソードの比重が高いこともあり、中原がいかにして「中原」たり得たが理解できたことは望外の収穫であった。
巻末に各時代の地図が添付されているので、現代の中国地図と対照して読むとなお一層面白い。
小説十八史略(一) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 小説十八史略(一) (講談社文庫)より
4061850776