インパクトファクター: 水鏡推理2

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インパクトファクター: 水鏡推理2の評価:

4.31/5点 レビュー 75件。 B ランク

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平均点4.31pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全75件 41〜60 3/4ページ
No.35
(5pt)

あの事件に触れていいんだ!!

まず前作に出ていた主人公以外のキャラが誰も出ないということにビックリ!!(※家族は除く)
なので前作を読んでなくても置いてけぼり感はないし、前作を読んでる人も新しい気持ちで読める。この手法だと長く続けれられそうなので、末永く続くことを期待します!!

本編は理系ミステリーのような雰囲気ですが、理数系が苦手な自分にもわかるお話です。
ST●P細胞の件は一時期連日ニュースで取り上げられてましたが、実際どんな不正があったのかは良く分かりませんでしたが、もしかしたらこんなシンプルなことが起きていたのかな、智美や滝本のような想いで作業していたのかなと思うと、またあの事件について違った見方ができます。
実際の事件に作者オリジナルの話を混ぜた作風はとても面白いので、次回以降も期待してます!!
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.34
(4pt)

水鏡推理2

幼馴染がリケジョの星!ところが、幼馴染が実験結果をねつ造!? それぞれの思惑が絡み合ったミステリ。 タスクフォース内は人事異動で仲間がいない水鏡でしたが、彼女の魅力なのか?周りを巻き込み真実をもとめて奔走。 科学者の裏背景も垣間見れ、STAP細胞の件にリンクして読んでみました。 小保方さんももしかしたら・・・。 次巻も発売がきまっているので、楽しみです。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.33
(4pt)

はらはらしました。

前作を読んでみて面白かったので、続きということで楽しみにしていました。 今作も続きが早く知りたい!と読むのを中断したくないくらいでした。 理系のりの字のもない自分でも謎解き部分はしっかり分かりました。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.32
(5pt)

疾走感たっぷり、はらはらドキドキの二巻でした。

前巻に続き、待望の二巻もとても面白かったです。
楽しく読むだけで、いままで知らなかったタスクフォースの世界に触れることができ、知識もたくさん身につきます。
ニュースを見て難しいと思っていたSTAP細胞事件も、本書を読むとこういう事情だったのかもしれないと研究に関わる時事問題にも理解が深まります。
まさしくエンターテイメント小説で、話の展開もとてもスピーディーで読む手が止まりません。

タイトルにある水鏡とは名言の一部ですが、主人公の名字もかけたタイトルになっています。
彼女は、研究機関などの不正を審査するタスクフォースの事務官です。
探偵事務所でアルバイトし、身に付いた観察眼を生かして数々の不正を暴き、血税が無駄に使われるのを防ぎます。

タスクフォースという部署も実在すると一巻で初めて知り、そして驚きました。
世を騒がせたあのSTAP細胞事件のときも実在のタスクフォースが機能していたのか、わかりませんが、本書を読むと税金を使う許可を出す行政もだまされないように必死なのだと思いました。小説のように、実際も俊敏に機能して欲しいものだと強く感じました。

一巻目では一介の事務官である彼女には敵が多かったですが、二巻はまるでホームドラマを見ているような温かみが感じられました。水鏡の上司である宗田と野村の活躍に思わずかっこいい!と声が出てしまいほど、二人も体を張って真実を追い求める姿に心が熱くなりました。

一巻目で絆が深まったように見えた同僚が出てこないのは寂しく感じましたが、行政の仕事は配置換えが頻繁だということも本書を読んで初めて知りました。
日頃の仕事の中で関係を深める間もなく移動してしまうので、逆にひとつひとつの仕事の結果が大事なのだなと感じました。

小難しい研究の話が多くでてくるのに、スラスラ読めてしまうほど本当に面白いです。
主人公の水鏡が事務官ということで目線が読者に近いので、疑問や気持ちも親身に感じて読むことができます。

研究費が欲しいけれど、研究が途中なので結果を示して欲しいと行政に言われ、板挟みになる研究者たちがつく手品のような嘘の数々は、主人公の水鏡がトリックを暴く度に凄いと思いつつも、こんな単純なトリックにだまされて血税が使われたら凄く悔しいと拳を握りながら読みました。
今回のインドの教授の一件は、蓋を開けてみたら単純明快で本当に驚きました。

本書は、研究の成果と研究途中の板挟み問題も世に投げかけています。
良い研究ならば、ぜひともみんなの税金を使って欲しいと思いますが、現実は厳しいのだなと感じました。
研究を進めるための実験が、いつのまにかだまし合いになっているのがとても残念ですが、タスクフォースと研究者たちの知恵競べもとても面白く、本書の醍醐味になっています。

個人的には、自分が支払った税金は水鏡のような正義感溢れる人の給与に使って欲しいです。
正義を貫く彼女の言動と行動に爽快感があり、読み終わるととてもスカッとします。
いまから次回作がとても楽しみな作品です。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.31
(5pt)

リズムのある推理小説!

前作は未読ですが、今作からでも十二分に楽しめる秀逸小説。
主人公水鏡瑞希の行動力、知識力、推理力にぐいぐいと引き込まれていきます。
瑞希の同級生である智美との関係が徐々に深まっていくのが、また引き込まれる要素になっています。
ラストの謎解きは、知識のない私でも理解できるように配慮されているのが素晴らしい。文字の中にあるイラストがマジックショーを観ているような感覚になりました。
リアルな事件と小説の事件が重なりあい、研究の深さと研究者の欲望について考えさせられるところがありました。
瑞希と智美の女性美をイメージしながら読み進めると、各々のシーンが私の中で映像化されていきました。
推理小説でありながら、殺人事件というパターンから離れ、研究における不正行為を暴くストーリーはとても新鮮。
初めからラストまで一気に読める最高傑作です!
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.30
(5pt)

頼もしいリケジョ

スタップ細胞がヒントになったこの小説。 研究という特殊な世界は、私たち一般人には、よくわからないことだらけです。 でも、この水鏡推理は、わかりやすく、よく砕かれています。 次から次へ、どんどんひきこまれ、あっという間に読んでしまいました。 ヒロインの瑞希は、文科省の一般職。 官僚たちの圧力に負けず、不正疑惑の真相を解明。 特に今回は友人が巻き込まれたこともあって、熱く戦ってます。 こんな素敵な人が周りにいれば、頼もしい。 これからも、応援したいなと、思わせる女性です。 1作目で、いい感じだった同僚。 次作以降で、出てくるのか、それも楽しみに待ってます。
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4062933322
No.29
(5pt)

そうだったのか・・あの事件! を彷彿させる内容だった。

待ちに待った松岡さんの「水鏡推理Ⅱ」を読むことができた。
前作で「悪を懲らしめる」という爽快な小説に今回も期待した。
主人公の水鏡瑞希以外の出演者が変わっていて、ちょっとどうかなって思ったことを
後悔した。新しくかかわる役所仲間も魅力的なキャラクターで、安心した。
読んでいくと今回のストーリーは最後の書評に書かれているように、
「あれあれ?この事件は?」とあの有名な事件のまるで再現のような事件が起こる。
(どの事件かは実際に読んで・・・)
作者なりの落としどころを言いたかったのかなと興味深く読んでいった。
水鏡瑞希の幼馴染に対する苦悩と、正義をなすための決断に拍手を送りながら読んだ。
満足できる一冊だった。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.28
(5pt)

松岡佳祐版「科学者の世界 そうだったのか」

現実に世間を騒がせているSTAP細胞問題を彷彿とさせるシリーズ2作目。
今作もとにかく知識量の多さに圧倒され、勉強になることばかりだった。
フィクションなりの誇張や虚構の部分はもちろんあるだろうが、論文が名門誌に掲載されることの意味、学術論文と実験結果に関する驚きの現実、地位や名誉やインパクトファクターを欲する研究者たちの実情を非常にリアルに読ませてくれる。
奇術のように強い錯覚を植え付け専門家さえも欺く、単純でありながらも巧妙な捏造を如何に見破っていくのかという過程は今回も興味深かった。

瑞希の真っ直ぐさは、体裁や体面を重んじ必要悪を是とする省庁にあって異端と呼べるものかもしれない。見ていて時に面倒で歯痒いところもあるのだが、自分だって本当は納得のいかないことにはこんな風に凛と声を上げたいんだ、という思いを代弁してくれているような清々しさがある。
次回はまたタスクフォースのメンバーが入れ替わるのだろうが、その顔ぶれが瑞希とどんな化学反応を起こすのかとても楽しみだ。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.27
(5pt)

いつもながら、一気読み必至の松岡ワールド

相変わらずの、小気味よく開始される松岡ストーリーで、一気読み必至の推理小説。 今回のテーマは、生命科学分野。 科学論文掲載狙いのねつ造が疑われる事件に、主人公がかかわり、「探偵の探偵」を思い起こさせる探偵事務所長のサジェスチョンも得て、事件解決が進んでいく。 主人公は、頭脳明晰ではあるが庶民的、「万能鑑定士Q」の凛田莉子のようで少しイメージの異なるタイプで、共感を呼ぶ。 まさに、松岡ファンなら、ところどころ、過去の名作を彷彿とさせる箇所に、ニンマリしながら読み進めていくことが出来る楽しみも多々あります。
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4062933322
No.26
(5pt)

確かに新しいミステリーがここにある!

前作に引き続き、とても凝りに凝った趣向で楽しませてくれます。 誰が本当の犯人なのか、その結末は意外なもので、謎解きも本格の味わいがこく、思わず物語の展開に引き込まれることでしょう。 現実の事件とのシンクロもあり、すぐれた社会批評としても読むことができます。 是非多くの人に読んでほしいと思います。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.25
(4pt)

待ってました!

文科省に勤める主人公、水鏡瑞希25歳。 正義心の強い女の子、いつも事件解決に向かい読んでいるこちらもハラハラドキドキさせられます。 話の内容はわたしの最も苦手とする理化学的なことなのですが、松岡さんの作品だからなのか早く先が読みたくなり一気に読めてしまいます。 私にとってこれは松岡さんのどの作品にも共通していますね。 今回は友との絆(友情)的な話もでてきますが、行動の潔さには完敗ですね。 次の作品も出来上がることを期待しています。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.24
(5pt)

あなたも「人の死なないミステリー」の世界へ足を踏み入れませんか・・・

まさかの主人公以外のメンバー総入れ替えとは・・・
しかし、省庁の実態とはそういうものか、と納得させられるとともに、毎回新たな感覚で、物語に入っていける今までに無いシリーズものになりそうな感じがします。
さらに、今作が思った以上臨場感を持って読めたのは、物語のモチーフとなっている「STAP細胞」の件が、発売とほぼ同時期に再燃したこと、またその内容が・・・
これ以上書くと今回の作品の核心に触れてしまうのでここでやめておくが、あらためて作者の、時事を押さえ、その先を読み、作品に違和感無く反映させる能力に脱帽せざるを得ない。
もちろん、作品自体も「万能鑑定士」や「探偵の探偵」ような衝撃的な展開ではなく、小刻みに山谷がやってくるジェットコースターのようなハラハラ感が楽しめる新しいジャンルの推理小説である。
あと、このシリーズは是非ドラマ化すべきですね。毎回死体が出てくる昨今のミステリーにはない、子供から大人まで楽しめる作品になると思います。
あとは、是非みなさんも前作・本作を読んで「人の死なないミステリー」の世界に足を踏み入れてみてください。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.23
(4pt)

ヒロインのひたむきさが胸をうつ

シリーズ第二弾は、あのSTAP細胞騒動をモチーフにしたものだ。 ただし作品で扱われているのは自然治癒する人工血管。 論文発表後、誰も追試に成功しないうちに、論文の捏造疑惑がおこり、その責任がすべて大学院生の友人に押し付けられようとする。 友人を救おうと一生懸命な瑞希の姿が胸を打つ作品だ。  他の作品と同様、ヒロインはひたむきであり、これが松岡作品の大きな魅力になっているのだろう。 しかし、最後に明かされたトリックが、少しチープだったのは残念。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.22
(4pt)

ドラマ化してほしい作品!

はじめは、前作で主人公の周りにいた人たちが誰もおらず戸惑ったが、今回も主人公に振り回されながらも見方になってくれる官僚がいて、彼らがいい味を出している感じ。 今作は前作と異なり、1つの大きい事件をじっくりと解決していくが、前作よりフィクション性が高い分、エンターテインメントととして面白く一気に読めました。 読みながら、これはドラマ化したら絶対面白そう!!と思った。 是非実現してほしいです。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.21
(5pt)

読みやすい作品です。

前回に続いて今回も、テンポが良く読んでいて引き込まれます。 今回も難解な問題を必死に解決しようとする姿がいいです。 動きが頭の中で映像化されるところはこの人の作品の特徴ですね。 読後は悪くないです、そこははっきりとし言えます。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.20
(5pt)

トリックを見逃すな!

文科省の職員水鏡瑞季が研究所のねつ造にメスを入れる。 その謎解きの場面がユニークで面白い。 ねつ造の渦中にある昔の友人を守ることが出来るのかどうか目が離せなくなる。 真実のみを求める水鏡という女性の行動に胸のすく思いだ。 是非、テレビドラマ化してもらいたい!
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4062933322
No.19
(4pt)

一気読み必至

シリーズ第2巻は、まず幕開けに驚く。主人公以外の登場人物のリセットという荒業が炸裂し、ある画期的な科学技術の捏造疑惑という旬なモチーフで新たなる読者を引き込む。

そこにすっきりと整った文体でジェットコースターミステリが開幕。頁を繰る手は止まらなくなる。

ミステリにカテゴライズされるように、様々に謎は散りばめられており、その一つ一つが解き明かされていく爽快感もさる事ながら、各登場人物の立ち位置と感情の変遷に寄り添う内に事件は幕引きを迎える。

その結末はご都合主義的かも知れない。だが、いいのだ。泣ける。素直に良かったと思える。気持ち良く本を閉じ、登場人物たちのその後の幸せを祈りたくなる。そんな結末だから。

一気読み必至のジェットコースターミステリ。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.18
(5pt)

一気読み。

前作での新人ぶりも消え「研究における不正行為・研究費の不正使用に関するタスクフォース」というこの特別な部署で生き残るすべを身につけて、事務官としての雑務も全て一人でこなしている成長した瑞希にいきなり再開します。
そうか!前作は紹介、序章、プロローグだったのか!!
と思わずにはいられませんでした。

松岡先生の書くヒロインは一匹狼が似合います。
前回からの大きな変化をわずか数行で説明し物語は一気に事件へと加速します。
これなら今作から読んでも違和感なし。

一巻では生活知識満載、多種多様な案件を扱い、瑞希の幅広さを目の当たりにするのですが、今回は一点集中。現実の事件ともリンクし、想像しやすいので読んでいても惹き込まれます。

本人をもってしても再現できない、誰も立証できないものをまだ信じているというのはどういうことなのか。子どもの内側を見る子育てとは、SNSという場とは、事業仕分けとは、希望とは、現実とは、誠実さとは。。。。読んでいて自然に様々に考えさせられてしまう松岡先生の物語はクセになります。
この新たなシリーズを読んでまたそう実感するのでした。

そしてこの文庫の最終ページ広告を見て驚愕!
やっぱりクセになる!松岡ワールド中毒を再認識するのでした。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.17
(5pt)

またかっこいいヒロインが!

万能鑑定士莉子、特等添乗員絢奈に並ぶヒロインの登場ですね。 推理を憶測と言われた時の定義がかっこいいと思ってしまいました。 目の前の事象からの推理、聞かされれば成る程ですが、その頭の回転の良さが 羨ましい。 誰が読んでもSTAP細胞事件だろと思う事をがっつり捉えて一つの答えくれましたね。 私は2巻から読んだのですが、前作では何をどういう風に料理したのか是非読んでみます。 k バイト先だった探偵事務所の社長も気になります。 その話もいつか読めるかな。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322
No.16
(5pt)

お子様ランチでなくなった初めての「人の死なないミステリ」

表題の通りです。
今までの同著者の「人の死なないミステリ」は基本お子様向け、非社会人もしくは
社会人であっても童心に帰って楽しむ人のためのものでした。
それが今回、とりわけ学界の問題についてかなり踏み込んでおり、社会人としての
主人公の悩みや成長、友情とリンクさせることに成功しています。
前巻の職場設定は、室長の陰謀からミスリードされてたとする事で、内容を現実に
近づけています。だから文科省にも科学研究の偏りを生じさせた非があることを明らかに
しています。
今にして思うと、花咲舞のような爽快感のみを売りにしていた1作目は、本編自体がラストのための
ミスリードで、実際に書きたかったのはこっちだったんじゃないかと思えます。
前のお子様ランチが好きだった人には、今回の難しいとこは理解できないでしょうし、
そういう人のためにも(すべての人がそうと言ってるわけじゃありません)、来月の探偵の鑑定があるんだと思います。
水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫)より
4062933322