■スポンサードリンク
人類5万年 文明の興亡人類5万年 文明の興亡人類5万年 文明の興亡人類5万年 文明の興亡人類5万年 文明の興亡人類5万年 文明の興亡人類5万年 文明の興亡人類5万年 文明の興亡人類5万年 文明の興亡
人類5万年 文明の興亡
人類5万年 文明の興亡
人類5万年 文明の興亡
人類5万年 文明の興亡
人類5万年 文明の興亡
人類5万年 文明の興亡
人類5万年 文明の興亡
人類5万年 文明の興亡
人類5万年 文明の興亡
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
人類5万年 文明の興亡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.35pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私にとっては、永久保存版。これだけの書籍は滅多にお目にかかれない。赤青の鉛筆でマークをつけ、読むたびに印を追加し、既に10回以上読んでいる。この本の優れているところは、事象を記述するだけでなく、登場人物の描写・意欲、著者の意欲・意思といったものが表れており、我々の来し方・今の立ち位置・未来の予測のヒントを示している。万人に読んでもらいたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私にとっては、永久保存版。これだけの書籍は滅多にお目にかかれない。赤青の鉛筆でマークをつけ、読むたびに印を追加し、既に10回以上読んでいる。この本の優れているところは、事象を記述するだけでなく、登場人物の描写・意欲、著者の意欲・意思といったものが表れており、我々の来し方・今の立ち位置・未来の予測のヒントを示している。万人に読んでもらいたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者は、スタンフォード大学歴史学教授。1960年生まれ、古代地球学文明における都市形成研究が専門の、まだ若い歴史学者。 古代に基本的な足場を置いて、全世界を俯瞰し、本書上下巻で東西文明の興亡を論ずる。 イギリス生まれの著者は、当然西欧に詳しく、まっさきに西洋について語ってゆくが、東洋への視線は強く、細やかで、非常に深く勉強・研究していることが読み取れる。 なぜ、世界が現況のような状態にあるか、さらに未来はどう進んでゆくか。そのときの西洋の姿を、このように推測する、東洋は、このように歩むだろう。この興味深いテーマを、従来の歴史家とはまったく異質のツールを用いて論進する。とくにグラフを用いる手法は明快で説得力に富む。歴史学が新しい時代に入っていることが読み取れて、その意味からも必読の書と言えるのではないか。 著者は、気むずかしく、堅苦しく取り組んではいない。ときに余計なところで饒舌であり、楽しんで書いている。意欲的で活発な思考力が感じられる故に、この先に発表されるにちがいない著書に注目したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者は、スタンフォード大学歴史学教授。1960年生まれ、古代地球学文明における都市形成研究が専門の、まだ若い歴史学者。 古代に基本的な足場を置いて、全世界を俯瞰し、本書上下巻で東西文明の興亡を論ずる。 イギリス生まれの著者は、当然西欧に詳しく、まっさきに西洋について語ってゆくが、東洋への視線は強く、細やかで、非常に深く勉強・研究していることが読み取れる。 なぜ、世界が現況のような状態にあるか、さらに未来はどう進んでゆくか。そのときの西洋の姿を、このように推測する、東洋は、このように歩むだろう。この興味深いテーマを、従来の歴史家とはまったく異質のツールを用いて論進する。とくにグラフを用いる手法は明快で説得力に富む。歴史学が新しい時代に入っていることが読み取れて、その意味からも必読の書と言えるのではないか。 著者は、気むずかしく、堅苦しく取り組んではいない。ときに余計なところで饒舌であり、楽しんで書いている。意欲的で活発な思考力が感じられる故に、この先に発表されるにちがいない著書に注目したい。 下巻の最後に「社会発展指数について」補遺として置かれている。重要な部分。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
社会発展指数なるパラメータを用いて、これまでの西洋と東洋の発展をひもとき、そしてこれからの未来を考えたたいへんな労作です。著者の観点は、ふつうの世界史とは異なるため、拒絶感を持つ人もあるでしょうが、とても興味深く読了しました。西洋と東洋の比較との視点で記されていますが、それよりも、なぜ社会発展指数が頭打ちになっていたのか、そして、産業革命によってどうやってその上限が突き破られたのか、その考察には、驚きました。エネルギー使用の増加がなければ、人間は、なにも生み出すことができません。そのエネルギーが限られると分かった現在、これからの未来に向けて考えていかなければならないことはいろいろとあります。また、産業革命、ITの発展により、社会は大きく変わりました。そしてこれから迎えるであろう人工知能の発展が、どのように社会を変えるのか。内容は重厚ですが、著者の語り口は柔らかく、示唆に富んだ一冊です。ただ、上下巻を通して読むのには疲れました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「銃、病原菌、鉄」に続く、人類史の本。 「銃・・」は主になぜ西洋が発達したかということが書かれていましたが この本は「西洋」と「東洋」の発展の進捗について考察し 「なぜ西洋が、今世界を支配しているのか?」を 古代から現代まで延々と「西洋(の文明)コア」と 「東洋(の文明)コア」の発達を比較していきます。 世界史にうとい私にとっては、面白い本でした。 また、地球の気候変動(プチ氷河期)による 人口減少の影響なども考察されています。 今後の世界については「チャイナメリカ」(中国とアメリカの経済依存)が どうなっていくのか? 中東から南西アジアにかけての「不安定の孤」が 地球温暖化の影響によって、収穫量が減り より不安定化するのではないか?と。 それを防ぐのは「考古学」と「テレビ」と「歴史」。 過去に学ぶことの大切さを改めて感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルにあるシンプルな問いに対する、あらゆる角度からの学際的な簡潔な、必要十分な!解答。 本当に素晴らしい。 こんな教授学部長に教わることができるスタンフォード大学の学生はそれは値打ちある。 僕もこういう説明ができる人になりたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は副題にあるとおりなぜ西洋が世界を支配しているのか、という疑問点から出発し、考古学的視点から始まり東洋と西洋の歴史を詳細に辿り、未来までも展望する大作である。 本書でユニークなのは、著者が独自の指標〜社会的発展指数、すなわち「エネルギー獲得量」、「都市化」、「情報技術」、そして「戦争遂行力」を使って、紀元前の時代から東洋と西洋を対比しながら、時代ごとの西と東の発展度合いが視覚的に対比されて、とても理解しやすくなっている。 特に本書の独自性が発揮されているのは、西洋史以上に東洋特に中国の歴史についての詳細な分析がなされている点である。武則天、玄宗帝、宗代の印刷機や水力の織物機、製鉄所、鄭和の航海、朱子学などなど、著者の造詣の深さが感じられる。 残念ながら日本は、近代以前はほぼ中国と同列(というより中国の周辺国)で扱われているが、もともと社会発展指数が高かったために、急激な産業化を果たせたのだとしている。 結論的に言えば、東洋と西洋は、特にここ5000年は、過去似通って推移していることを本書は示している。 ここで、著者は幾つかの歴史上のIFを示す。 宗の時代に鉄鋼業が発展していた開封が女真族から守られていたら、また小さなテムジンが死んでいたら、さらにローマ帝国が生き延びて宗代と同じような産業革命が起きていたら~などなど。 しかし著者は、どのような歴史的偶然があったとしても、恐らくは今と大きな違いはないだろうと断じている。 最終章で、これから世界はどこへ向かうのか、興味深い考察がなされる。 一つは、アシモフの描いたSF「夜来たる」の世界である。 すなわち、ローマや宗代と同じ、今や新たな硬い天井に到達しつつあるとするものである。 その要因として、地球温暖化、化石燃料の枯渇、そして戦争の3つをあげる。 もう一つの未来は、カーツワイルの「特異点」である。 再生可能エネルギーや、食糧革命、ロボット工学による安価な労働力、ナノテクノロジーによる環境浄化など技術的特異点が進み、問題解決をしてさらなる高みへと進むとする。 最後に、ジャレド・ダイアモンドが「文明崩壊」で示した、世界を破綻から救うかもしれない二つ〜「考古学者」と「テレビ」に加えて、「歴史」がもう一つの救世主となるとし、筆を置いている。 長い歴史をたどることにより、未来が見えてくる。 世界を、「夜来る」から「特異点」へ転換させるために、歴史を紐解こうと我々に語りかけてくれる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は副題にあるとおりなぜ西洋が世界を支配しているのか、という疑問点から出発し、考古学的視点から始まり東洋と西洋の歴史を詳細に辿り、未来までも展望する大作である。 本書でユニークなのは、著者が独自の指標〜社会的発展指数、すなわち「エネルギー獲得量」、「都市化」、「情報技術」、そして「戦争遂行力」を使って、紀元前の時代から東洋と西洋を対比しながら、時代ごとの西と東の発展度合いが視覚的に対比されて、とても理解しやすくなっている。 特に本書の独自性が発揮されているのは、西洋史以上に東洋特に中国の歴史についての詳細な分析がなされている点である。武則天、玄宗帝、宗代の印刷機や水力の織物機、製鉄所、鄭和の航海、朱子学などなど、著者の造詣の深さが感じられる。 残念ながら日本は、近代以前はほぼ中国と同列(というより中国の周辺国)で扱われているが、もともと社会発展指数が高かったために、急激な産業化を果たせたのだとしている。 結論的に言えば、東洋と西洋は、特にここ5000年は、過去似通って推移していることを本書は示している。 ここで、著者は幾つかの歴史上のIFを示す。 宗の時代に鉄鋼業が発展していた開封が女真族から守られていたら、また小さなテムジンが死んでいたら、さらにローマ帝国が生き延びて宗代と同じような産業革命が起きていたら~などなど。 しかし著者は、どのような歴史的偶然があったとしても、恐らくは今と大きな違いはないだろうと断じている。 最終章で、これから世界はどこへ向かうのか、興味深い考察がなされる。 一つは、アシモフの描いたSF「夜来たる」の世界である。 すなわち、ローマや宗代と同じ、今や新たな硬い天井に到達しつつあるとするものである。 その要因として、地球温暖化、化石燃料の枯渇、そして戦争の3つをあげる。 もう一つの未来は、カーツワイルの「特異点」である。 再生可能エネルギーや、食糧革命、ロボット工学による安価な労働力、ナノテクノロジーによる環境浄化など技術的特異点が進み、問題解決をしてさらなる高みへと進むとする。 最後に、ジャレド・ダイアモンドが「文明崩壊」で示した、世界を破綻から救うかもしれない二つ〜「考古学者」と「テレビ」に加えて、「歴史」がもう一つの救世主となるとし、筆を置いている。 長い歴史をたどることにより、未来が見えてくる。 世界を、「夜来る」から「特異点」へ転換させるために、歴史を紐解こうと我々に語りかけてくれる。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!