さまよう刃

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評判

さまよう刃の評価:

3.82/5点 レビュー 350件。 A ランク

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平均点3.82pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全373件 201〜220 11/19ページ
No.173
(4pt)

さすがです。

東野圭吾さんが好きで何でも読んでいました。この作品も出版されてすぐ購入したのですが、読み始めて数十ページでその先にあるつらい出来事が想像され読み進むことができずに数年積読してしまっていました。このたび心をきめて再度読み始めたら"さすが東野圭吾"といった感じで最初の数十ページをがんばって読んだら、痛いだけではなく、面白さにぐいぐい引き込まれて読了していました。しかし、、復讐をとげてほしいという気持ちとペンションの女性のように思いとどまって生きてほしいという気持ちの間でゆれうごきながら読み続けてあの結末。。。結末を含めて賛否両論あると思いますが、面白い作品であることは間違いありません。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.172
(4pt)

相変わらず面白いが

東野圭吾の小説はいつも期待を裏切らない。
読者の心を掴み、軽快な筆致で話を進めていく。
この小説のメインテーマは少年犯罪と罪の軽重という容易に答のでない重いものであるが、
その問題を読者に強く問いかけて来る。
ただ個人的には被害者感情を重視せよという立場からの表現が強すぎるきらいがあるように思う。
この小説を読めば、(私もそうだが)多くの人が主人公に共感するだろうし、少年犯罪の刑罰は軽すぎるという考え方に傾くだろう。
(もちろん少年の人権を守るという立場にも一定の配慮はされているが)
私自身は現実問題としては特にどちらの立場に強く与する考えはないが、
この小説を読んで短絡的にそのような方向に傾く人が多いとやや問題はあるかなと思う。
ラストの終わり方も相俟って、スカっとしない気持ちになった。




さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.171
(4pt)

相変わらず面白いが

東野圭吾の小説はいつも期待を裏切らない。
読者の心を掴み、軽快な筆致で話を進めていく。
この小説のメインテーマは少年犯罪と罪の軽重という容易に答のでない重いものであるが、
その問題を読者に強く問いかけて来る。
ただ個人的には被害者感情を重視せよという立場からの表現が強すぎるきらいがあるように思う。
この小説を読めば、(私もそうだが)多くの人が主人公に共感するだろうし、少年犯罪の刑罰は軽すぎるという考え方に傾くだろう。
(もちろん少年の人権を守るという立場にも一定の配慮はされているが)
私自身は現実問題としては特にどちらの立場に強く与する考えはないが、
この小説を読んで短絡的にそのような方向に傾く人が多いとやや問題はあるかなと思う。
ラストの終わり方も相俟って、スカっとしない気持ちになった。




さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.170
(5pt)

なぜモンスターが生み出されるのか?

この物語を読んで、いろいろな事を考えさせられました。

 今の世の中、子供に無関心な親が多いのではないでしょうか?時代と共に、親、子、孫といった世代間の繋がりが段々弱くなっている気がします。
 子供が小さい時からちゃんと向き合っていれば、自然な感情を持った人間に育つはずです。
 親からの愛情が足りないと、社会にうまく適応できない人間になる可能性が高くなるような気がします。
 子供が何か問題を起こしたときに子供を庇おうとするのは、結局保護者としての責任を認めたくないからのようにも感じてしまいます。

 物語については、やはり現在の少年法では被害者の遺族の気持ちは報われないということでしょう。しかし、もっと問題なことは失われた命は二度と帰ってこないということ。

 現実にも似たような事件が起こっています。犯罪行為に至らせないためには社会全体で取り組むべきことではありますが、やはり一番身近な親子関係がしっかりしていることだと思います。

 最後に東野さんの書く小説全般に言えることですが、だいたいにおいて次に読者が読みたくなることしか書いていません。なので非常に読みやすいです。しかも、登場人物の感情や背景、思いに共感できる部分も多く、物語に入り込みやすいです。

さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.169
(5pt)

なぜモンスターが生み出されるのか?

この物語を読んで、いろいろな事を考えさせられました。

 今の世の中、子供に無関心な親が多いのではないでしょうか?時代と共に、親、子、孫といった世代間の繋がりが段々弱くなっている気がします。
 子供が小さい時からちゃんと向き合っていれば、自然な感情を持った人間に育つはずです。
 親からの愛情が足りないと、社会にうまく適応できない人間になる可能性が高くなるような気がします。
 子供が何か問題を起こしたときに子供を庇おうとするのは、結局保護者としての責任を認めたくないからのようにも感じてしまいます。

 物語については、やはり現在の少年法では被害者の遺族の気持ちは報われないということでしょう。しかし、もっと問題なことは失われた命は二度と帰ってこないということ。

 現実にも似たような事件が起こっています。犯罪行為に至らせないためには社会全体で取り組むべきことではありますが、やはり一番身近な親子関係がしっかりしていることだと思います。

 最後に東野さんの書く小説全般に言えることですが、だいたいにおいて次に読者が読みたくなることしか書いていません。なので非常に読みやすいです。しかも、登場人物の感情や背景、思いに共感できる部分も多く、物語に入り込みやすいです。

さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.168
(5pt)

東野圭吾にハマりました!

「さまよう刃」は私が初めて読んだ東野圭吾の作品です。

こんなに残酷で悲しい物語はないと思う。自分は親ではないけれど、娘を持つ親が読んだら、こんなに心を痛める物語はないと思う。
吸い込まれるようなストーリーで、寝るのも忘れて読みふけってしまいました。

人間ってこんなにも残酷になれるものなの?法律ってなんの為にあるの?

いろいろなことを考えさせられる作品でした。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.167
(5pt)

東野圭吾にハマりました!

「さまよう刃」は私が初めて読んだ東野圭吾の作品です。

こんなに残酷で悲しい物語はないと思う。自分は親ではないけれど、娘を持つ親が読んだら、こんなに心を痛める物語はないと思う。
吸い込まれるようなストーリーで、寝るのも忘れて読みふけってしまいました。

人間ってこんなにも残酷になれるものなの?法律ってなんの為にあるの?

いろいろなことを考えさせられる作品でした。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.166
(4pt)

あえて四つ☆で

同年代の娘を持つ父親として、涙をこらえきれない所が今作もあった。
類似の事件の報道があったときに、親族がするコメントは、私自身
信じられないものばかり。
なぜそこまで理性を保つことができるのかと。

主人公が罪を犯したとき、拍手を送った。

私の意見を代弁するかのように徹底的に。

しかし・・・


例えば、故野沢尚なら、どういうことに、どういう描写になったのだろう。

作者は、あえて中立に立つことで、現在のどうにも歯がゆい社会のあり方に
問題を投げかけたのだと思う。
そのプロとしての自制心のようなものが、この作品を一段高いレベルに
引き上げているような気がする。

でも、個人的にはあえて☆一つ減で。

さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.165
(4pt)

あえて四つ☆で

同年代の娘を持つ父親として、涙をこらえきれない所が今作もあった。
類似の事件の報道があったときに、親族がするコメントは、私自身
信じられないものばかり。
なぜそこまで理性を保つことができるのかと。

主人公が罪を犯したとき、拍手を送った。

私の意見を代弁するかのように徹底的に。

しかし・・・


例えば、故野沢尚なら、どういうことに、どういう描写になったのだろう。

作者は、あえて中立に立つことで、現在のどうにも歯がゆい社会のあり方に
問題を投げかけたのだと思う。
そのプロとしての自制心のようなものが、この作品を一段高いレベルに
引き上げているような気がする。

でも、個人的にはあえて☆一つ減で。

さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.164
(4pt)

やるせない

家族を守るため愛する人を守るため不幸にも殺人を犯してしまうのと違い、同じ殺人でも、快楽の為あるいは人を殺めても罪のひとかけらも感じない人間は小説の世界だけでなく現実の世界にも存在する。しかし何が悲しいかと言えば、快楽の為に愛する者を殺した人間に復習をする人間を法の力ではどちらも重き裁きを与えざるを得ない事だ。この小説から、警察は市民を守る事が仕事ではなく法を守る事が仕事だということに気づかされた。そうでないと社会の秩序は保たれないということは分かるけれども、なんともやるせない気持ちが残る小説だった。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.163
(4pt)

やるせない

家族を守るため愛する人を守るため不幸にも殺人を犯してしまうのと違い、同じ殺人でも、快楽の為あるいは人を殺めても罪のひとかけらも感じない人間は小説の世界だけでなく現実の世界にも存在する。しかし何が悲しいかと言えば、快楽の為に愛する者を殺した人間に復習をする人間を法の力ではどちらも重き裁きを与えざるを得ない事だ。この小説から、警察は市民を守る事が仕事ではなく法を守る事が仕事だということに気づかされた。そうでないと社会の秩序は保たれないということは分かるけれども、なんともやるせない気持ちが残る小説だった。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.162
(5pt)

少年犯罪の法律とは

この世でたったひとりの溺愛する娘を、人間性の無い野獣のような少年たちによって、陵辱された挙句この世から葬り去られる。その男は復讐に燃え、殺人鬼となる。社会はこれを批判するのか、肯定するのか―

法治国家のこの国では、少年犯罪に対する処罰が甘く、人を殺めても数年で社会復帰することもありえる。しかし、それでは被害者の遺族はけっして納得することができない。かといって、この小説の主人公のように、被害者の遺族が敵討ちをするのは善なのか?いや、悪だろう。負のスパイラルに陥るだけだ。

500頁にわたる長編小説だが、話の展開が早く読みやすい為、いっき読みできる。
少年少女にも、被害者または加害者に共感できる部分があると思う為、ぜひ学校の図書室に置いてもらいたい。また、その親御さんも読むべき一冊だろう。



さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.161
(5pt)

やるせない

基本物語の内容に引き込まれてしまう為、
暗い話を読む前はある程度覚悟をしてから読み始めるのですが・・・
こちらの作品は予想以上に悲しい結末、
ただただやるせない気持ちでいっぱいです。

愛する娘を殺された父親が犯人に復讐をする行為は、
道徳的に考えればやられたらやり返す行為は間違っているでしょう。
でも私は主人公を支持します。

被害者遺族になってしまった以上、心から笑える日ってくるのかなと思います。
犯人が罪を償い、事件から年月が経ち遺族が新しい人生を歩みだしたとしても
自分の身内が殺されたという事実は、しこりとして一生残り続けるのではないでしょうか。

でも途中、主人公を助けてくれたペンション経営の女性が言うように
主人公が罪を犯してしまったらそれこそ新しい人生は送れないし、
罪人として罪を償っていかないといけません。

自分が主人公の立場ならどうするのか、被害者を守ってくれない法律、
深く考えさせられる作品です。

さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.160
(5pt)

少年犯罪の法律とは

この世でたったひとりの溺愛する娘を、人間性の無い野獣のような少年たちによって、陵辱された挙句この世から葬り去られる。その男は復讐に燃え、殺人鬼となる。社会はこれを批判するのか、肯定するのか―

法治国家のこの国では、少年犯罪に対する処罰が甘く、人を殺めても数年で社会復帰することもありえる。しかし、それでは被害者の遺族はけっして納得することができない。かといって、この小説の主人公のように、被害者の遺族が敵討ちをするのは善なのか?いや、悪だろう。負のスパイラルに陥るだけだ。

500頁にわたる長編小説だが、話の展開が早く読みやすい為、いっき読みできる。
少年少女にも、被害者または加害者に共感できる部分があると思う為、ぜひ学校の図書室に置いてもらいたい。また、その親御さんも読むべき一冊だろう。



さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.159
(5pt)

やるせない

基本物語の内容に引き込まれてしまう為、
暗い話を読む前はある程度覚悟をしてから読み始めるのですが・・・
こちらの作品は予想以上に悲しい結末、
ただただやるせない気持ちでいっぱいです。

愛する娘を殺された父親が犯人に復讐をする行為は、
道徳的に考えればやられたらやり返す行為は間違っているでしょう。
でも私は主人公を支持します。

被害者遺族になってしまった以上、心から笑える日ってくるのかなと思います。
犯人が罪を償い、事件から年月が経ち遺族が新しい人生を歩みだしたとしても
自分の身内が殺されたという事実は、しこりとして一生残り続けるのではないでしょうか。

でも途中、主人公を助けてくれたペンション経営の女性が言うように
主人公が罪を犯してしまったらそれこそ新しい人生は送れないし、
罪人として罪を償っていかないといけません。

自分が主人公の立場ならどうするのか、被害者を守ってくれない法律、
深く考えさせられる作品です。

さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.158
(4pt)

心理描写にはまりました

かなり最初からはまってみてしまいました。話は端々と進んでいくのに
だんだん主人公に感情移入してしまいました。
生々しい表現が多いので目を背けたくなる場面もあるのですがそれも主人公の味方をしたくなりますね。
おすすめです。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.157
(4pt)

心理描写にはまりました

かなり最初からはまってみてしまいました。話は端々と進んでいくのに
だんだん主人公に感情移入してしまいました。
生々しい表現が多いので目を背けたくなる場面もあるのですがそれも主人公の味方をしたくなりますね。
おすすめです。
さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.156
(5pt)

何度も泣いた小説

ミステリーとサスペンスのジャンルで数多くの作品を出している東野圭吾さん。
本作にジャンルをつけるとすれば、「心情」ではないか。

妻を失った長峰が唯一の生きがいとしていた高校1年の一人娘。
彼女が少年たちにレイプされた上に殺害された。
しかし犯人が未成年のために逮捕されても罪は問われない。
復讐することが罪を償い、娘への弔いだと信じて長峰は犯人を追う。

正義とは何か。
誰が犯人を裁くのか。
法は何を守るのか。

愛する娘が見も知らぬ少年たちに人として扱われることなく蹂躙される映像を長峰が観てしまい、獣のように咆哮したときは涙が止まらなかった。
一つの作品で一度涙ぐむことはあっても、何度も涙ぐんだのは本作が初めて。
娘への思いや、自首への葛藤、復讐を果たそうと行動する長峰に、何度も涙した。

法が守るものは被害者ではなく犯罪者なのではないか、という問いかけも心に響いた。

本作を読んでいて、私は宮部みゆきさんの「模倣犯」を連想した。
「模倣犯」は殺人者の心情を描いた作品であり、
「さまよう刃」は被害者の心情を描いた作品。
どちらも単なるフィクションではなく、現実にありそうで語られない人物の心理に焦点をあてている。
事件が起こればそこには様々な人のドラマがあるわけだが、これを描いた作品というのは意外に少ない。
だからこそ、そこに強い訴えかけがあり、読む側は心揺さぶられるのではないだろうか。

さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684
No.155
(5pt)

何度も泣いた小説

ミステリーとサスペンスのジャンルで数多くの作品を出している東野圭吾さん。
本作にジャンルをつけるとすれば、「心情」ではないか。

妻を失った長峰が唯一の生きがいとしていた高校1年の一人娘。
彼女が少年たちにレイプされた上に殺害された。
しかし犯人が未成年のために逮捕されても罪は問われない。
復讐することが罪を償い、娘への弔いだと信じて長峰は犯人を追う。

正義とは何か。
誰が犯人を裁くのか。
法は何を守るのか。

愛する娘が見も知らぬ少年たちに人として扱われることなく蹂躙される映像を長峰が観てしまい、獣のように咆哮したときは涙が止まらなかった。
一つの作品で一度涙ぐむことはあっても、何度も涙ぐんだのは本作が初めて。
娘への思いや、自首への葛藤、復讐を果たそうと行動する長峰に、何度も涙した。

法が守るものは被害者ではなく犯罪者なのではないか、という問いかけも心に響いた。

本作を読んでいて、私は宮部みゆきさんの「模倣犯」を連想した。
「模倣犯」は殺人者の心情を描いた作品であり、
「さまよう刃」は被害者の心情を描いた作品。
どちらも単なるフィクションではなく、現実にありそうで語られない人物の心理に焦点をあてている。
事件が起こればそこには様々な人のドラマがあるわけだが、これを描いた作品というのは意外に少ない。
だからこそ、そこに強い訴えかけがあり、読む側は心揺さぶられるのではないだろうか。

さまよう刃 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: さまよう刃 (角川文庫)より
4043718063
No.154
(5pt)

個人的感想ですが

途中で何となく結末は予想がついてしまって、いつもの東野作品のように「やられた!」というのはありませんが、ぐいぐい引っ張って読ませて行くところは流石「お見事!」

宮部みゆきさんの「模倣犯」とシチュエーションが似ていながらテーマが違います。

大変重い作品ですが、ぜひ子供を持つ親には読んでほしいと思います。
さまよう刃 Amazon書評・レビュー: さまよう刃より
4022579684