白夜行

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評判

白夜行の評価:

4.18/5点 レビュー 724件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.18pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全159件 121〜140 7/8ページ
No.39
(2pt)

何かな・・・

いや、長かった。
正直どうだろう・・・上下巻に分けて欲しい。
中身に関してだが
う〜ん、なんというか、好きな人は好きなんだろうが
個人的には「?」。スッキリしない。
ラストが完璧に完結しない物語、想像にお任せ的な物語が嫌いなわけではない
作者は別だが「青の炎」や「火車」、「クラインの壺」は大好きだ。
同作者の「手紙」だって楽しめた。
主要人物の考えが不透明であったり、ラストが曖昧だったりするのは別にいい。
しかし、何かが引っかかる、何だろう。
はっきりしている事は一つ。名作と呼ばれる作品も
人によってはそうでないという事だろう。自分にとっては今回はそうであった。
だがしかし、もう一回読んでみれば変わるのかもしれない。
しかし、この厚さはちょっと間を空けないと読む気がしない・・・。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.38
(2pt)

いまさらですが

ドラマ版が好きなので、今更ですが読んでみました。
まずはよくこの原作からあれだけの映像作品を作れたなと思いました。
余分な登場人物などを削ったり人物関係を変えて、いい感じにまとめたなと。
そのせいか、本を読んでいてなんか違和感を感じました。
二人の主人公の絆がさっぱり描かれておらず、ただの犯罪小説になっています。
そのあたりは読者が想像して補えということですかね。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.37
(2pt)

いまさらですが

ドラマ版が好きなので、今更ですが読んでみました。
まずはよくこの原作からあれだけの映像作品を作れたなと思いました。
余分な登場人物などを削ったり人物関係を変えて、いい感じにまとめたなと。
そのせいか、本を読んでいてなんか違和感を感じました。
二人の主人公の絆がさっぱり描かれておらず、ただの犯罪小説になっています。
そのあたりは読者が想像して補えということですかね。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.36
(1pt)

共感できない主人公

これだけの壮大なドラマが創れる作家はあまりいない。さすがだ。
しかし、主人公に全く共感できない。
主人公たちはただのスケールの小さいモンスターに過ぎない。
だから、読むのが途中苦痛で仕方なかった。
これで主人公に魅力があれば名作になったのに、とても残念である。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.35
(1pt)

共感できない主人公

これだけの壮大なドラマが創れる作家はあまりいない。さすがだ。
しかし、主人公に全く共感できない。
主人公たちはただのスケールの小さいモンスターに過ぎない。
だから、読むのが途中苦痛で仕方なかった。
これで主人公に魅力があれば名作になったのに、とても残念である。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.34
(2pt)

長すぎるし、犯人が途中でわかっちゃう

長い、そして半分くらいいった時点ですべてがわかってしまい、
もう読者は真犯人をしってしまっているのに、
いつまでもその真相に近づけず、
何度も同じことを繰り返すストーリーに嫌気がさしてくる。
東野圭吾らしい、最後にえっ、そんなことが、
という真相が1つだけあるものの、
もう真犯人が本の半ばでわかってしまっているから、
それでなんなのって感じになってしまう。
登場人物もいっぱい出してきて、
いろんな事件を20年にもわたる話を積み重ねていくんだけど、
さすがに長いし、はじめはなんでこんな長くて、
いろんな話を積み重ねているのかが意味がわからない。
やりたいことはわかるんだけど、
あまりに長すぎるし、容易に読者に犯人がわかってしまうんで、
もっとコンパクトに構成を考えて作ってほしかった。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.33
(2pt)

長すぎるし、犯人が途中でわかっちゃう

長い、そして半分くらいいった時点ですべてがわかってしまい、
もう読者は真犯人をしってしまっているのに、
いつまでもその真相に近づけず、
何度も同じことを繰り返すストーリーに嫌気がさしてくる。
東野圭吾らしい、最後にえっ、そんなことが、
という真相が1つだけあるものの、
もう真犯人が本の半ばでわかってしまっているから、
それでなんなのって感じになってしまう。
登場人物もいっぱい出してきて、
いろんな事件を20年にもわたる話を積み重ねていくんだけど、
さすがに長いし、はじめはなんでこんな長くて、
いろんな話を積み重ねているのかが意味がわからない。
やりたいことはわかるんだけど、
あまりに長すぎるし、容易に読者に犯人がわかってしまうんで、
もっとコンパクトに構成を考えて作ってほしかった。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.32
(2pt)

読みやすいけれど。。。不愉快。

主人公2人の感情を一切記述しない手法は珍しく、次々と事件が起きてその背景が都度明かされて行く為、さくさくと読み進められる。が、それだけのお話という気がしました。中盤を過ぎる頃には、犯罪へとつながる2人の過去もほぼ明らかになっているので、何か事件が起きてもハラハラということもなく、かといって幼児期に悲惨な経験をしてしまった主人公達の感情が吐露されることもないので、ミステリーの読み物としても、社会的な問題を取り上げた読み物としても、不十分であると思いました。ただ「手法が上手い」というだけの小説。感情移入もできず、「些細な事が起きる度に暴行事件を指示する女とそれを実行する男。(でその理由として、とにかく小さいときにひどい過去を経験をしたという状況を描いただけ)」という、読後はとにかく主人公達に対しての気持ち悪さだけが残りました。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.31
(2pt)

読みやすいけれど。。。不愉快。

主人公2人の感情を一切記述しない手法は珍しく、次々と事件が起きてその背景が都度明かされて行く為、さくさくと読み進められる。が、それだけのお話という気がしました。中盤を過ぎる頃には、犯罪へとつながる2人の過去もほぼ明らかになっているので、何か事件が起きてもハラハラということもなく、かといって幼児期に悲惨な経験をしてしまった主人公達の感情が吐露されることもないので、ミステリーの読み物としても、社会的な問題を取り上げた読み物としても、不十分であると思いました。ただ「手法が上手い」というだけの小説。感情移入もできず、「些細な事が起きる度に暴行事件を指示する女とそれを実行する男。(でその理由として、とにかく小さいときにひどい過去を経験をしたという状況を描いただけ)」という、読後はとにかく主人公達に対しての気持ち悪さだけが残りました。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.30
(2pt)

ひたすら不快になってしまった

 私が女だからなのか、読み終わって不快感だけが募った作品でした。
 書き手として「巧み」ではあると思います。構成力や筆力はあるのでしょう。
 ただ、読めば読むほど続きが読みたくなくなり、ページをめくる手が重くなるという作品でした。最初の半分に2日、残りに10日近くかけて、なんとか読み終えたものの、最後に行き着いて軽い吐き気を感じました。ヘタに作りが「巧い」だけにたちが悪い。
 人の命や尊厳をこれほどまでに軽々しく扱っておきながら、借りてきたような薄っぺらいヒューマニズムをかぶせて、ごまかして「深さ」に見せかける書き方に嫌悪を感じ、そしてそれに唯々諾々と騙されている世間の評価に疑問を感じました。この作品が「駄作」として扱われたなら、弁護したくなる部分もあるでしょうが、ドラマ化や舞台化などしたくなる人がいるほど、「感銘」を受ける人がいることに、甚だしく疑問を感じます。
 粉砂糖のようにかすかにまぶした、見栄えのいいだけの薄っぺらい感情には、少しも移入できないし、そんなものいっそない方がいいのに、と思いました。
 人間を誠実に見つめようともしていない人に、もっともらしく人間を語られたかぁないと思ってしまいます。実際に幼い頃に主人公の女性と同じような目に遭った女性がこの作品を読んだとしたら、何を感じるだろうかと思うと、ものすごく気分が悪くなります。
 プロットに徹した奇抜で珍奇なストーリーを書きたいなら、堂々とそれを書けばいい。ただの魂のネジのはずれた気の狂った凶悪犯罪者の凶行の記録として書いてくれれば、納得も行く。登場人物たちを記号として配置したいだけなら、それに徹して欲しい。
 内実がそれだけなのに、チープな人間性のメッキをかけようとするから、読んで不快感ばかりが募るんだなぁ、と思いました。
 初めて読む東野圭吾作品がこの作品ってのはものすごく不幸な出会いでした。
 他の作品を読もうかというモチベーションが一気に下がってしまいました。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.29
(2pt)

ひたすら不快になってしまった

 私が女だからなのか、読み終わって不快感だけが募った作品でした。
 書き手として「巧み」ではあると思います。構成力や筆力はあるのでしょう。
 ただ、読めば読むほど続きが読みたくなくなり、ページをめくる手が重くなるという作品でした。最初の半分に2日、残りに10日近くかけて、なんとか読み終えたものの、最後に行き着いて軽い吐き気を感じました。ヘタに作りが「巧い」だけにたちが悪い。
 人の命や尊厳をこれほどまでに軽々しく扱っておきながら、借りてきたような薄っぺらいヒューマニズムをかぶせて、ごまかして「深さ」に見せかける書き方に嫌悪を感じ、そしてそれに唯々諾々と騙されている世間の評価に疑問を感じました。この作品が「駄作」として扱われたなら、弁護したくなる部分もあるでしょうが、ドラマ化や舞台化などしたくなる人がいるほど、「感銘」を受ける人がいることに、甚だしく疑問を感じます。
 粉砂糖のようにかすかにまぶした、見栄えのいいだけの薄っぺらい感情には、少しも移入できないし、そんなものいっそない方がいいのに、と思いました。
 人間を誠実に見つめようともしていない人に、もっともらしく人間を語られたかぁないと思ってしまいます。実際に幼い頃に主人公の女性と同じような目に遭った女性がこの作品を読んだとしたら、何を感じるだろうかと思うと、ものすごく気分が悪くなります。
 プロットに徹した奇抜で珍奇なストーリーを書きたいなら、堂々とそれを書けばいい。ただの魂のネジのはずれた気の狂った凶悪犯罪者の凶行の記録として書いてくれれば、納得も行く。登場人物たちを記号として配置したいだけなら、それに徹して欲しい。
 内実がそれだけなのに、チープな人間性のメッキをかけようとするから、読んで不快感ばかりが募るんだなぁ、と思いました。
 初めて読む東野圭吾作品がこの作品ってのはものすごく不幸な出会いでした。
 他の作品を読もうかというモチベーションが一気に下がってしまいました。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.28
(1pt)

最低です。

この作者の人間性を疑う。
私も小説ではないが作品を作っています。作品とは、宇宙とのつながりを知っている人以外は、その作者の中にあるもの以外表現できないのです。
この話を読んで共感も達成感も何もなく、胸が苦しくなるだけです。こんな作品が世に出ていいのでしょうか?私はそうは思いません。
ただ、よく出来ているだけでは駄目だと思います。
世にモノを発信する人間の責任があると思います。読者をこんな思いをさせてなにが面白いのでしょうか?
私はこの作品が大嫌いです。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.27
(1pt)

最低です。

この作者の人間性を疑う。
私も小説ではないが作品を作っています。作品とは、宇宙とのつながりを知っている人以外は、その作者の中にあるもの以外表現できないのです。
この話を読んで共感も達成感も何もなく、胸が苦しくなるだけです。こんな作品が世に出ていいのでしょうか?私はそうは思いません。
ただ、よく出来ているだけでは駄目だと思います。
世にモノを発信する人間の責任があると思います。読者をこんな思いをさせてなにが面白いのでしょうか?
私はこの作品が大嫌いです。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.26
(2pt)

精緻なストーリーながらも、個人的には読後感が・・・

 雪穂と亮司、2人の主人公のストーリーは、DNAの2重螺旋のように密接に絡み合いながらも決して交わることなく進んでいきます。2人にまつわる非常に多くの登場人物はすべて必要に応じて登場し、複雑に2人のストーリーに絡んでいきます。電車で読んでいると手が疲れてくるほど分厚く重い文庫本ですが、無駄な描写はほとんどなく、とても緻密に構築された物語だと思いました。
 ただ個人的には、その暗すぎる内容、ご都合主義的な登場人物の心理描写、ドラマの脚本のような淡々とした語り口、消化不良感のあるラストなど、どうしても好きになれませんでした。小説の中ぐらい、もっと救いのある物語を読みたいです。
 物語としての完成度は高いと思いますが、個人的な感情も加味して☆2つ。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.25
(2pt)

精緻なストーリーながらも、個人的には読後感が・・・

 雪穂と亮司、2人の主人公のストーリーは、DNAの2重螺旋のように密接に絡み合いながらも決して交わることなく進んでいきます。2人にまつわる非常に多くの登場人物はすべて必要に応じて登場し、複雑に2人のストーリーに絡んでいきます。電車で読んでいると手が疲れてくるほど分厚く重い文庫本ですが、無駄な描写はほとんどなく、とても緻密に構築された物語だと思いました。
 ただ個人的には、その暗すぎる内容、ご都合主義的な登場人物の心理描写、ドラマの脚本のような淡々とした語り口、消化不良感のあるラストなど、どうしても好きになれませんでした。小説の中ぐらい、もっと救いのある物語を読みたいです。
 物語としての完成度は高いと思いますが、個人的な感情も加味して☆2つ。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.24
(1pt)

非常に不快な作品

主人公の二人がさまざまな犯罪を起こしていきますが、子供時代の不幸な出来事が原因でまともな物事の考え方を身につけられなかったと考えても、何の罪も無い他人を不幸にしてもなんとも思わない二人には嫌悪感を覚えました。特に雪穂の自分が仕組んでおいた犯罪の被害者に同情するようなふりをして懐柔するのには吐き気がしました。買って損した気分です。亮次は最後に死亡しますが雪穂は生き残るのでこれからも人を不幸にしていくのかと思うと大変後味が悪いです。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.23
(1pt)

非常に不快な作品

主人公の二人がさまざまな犯罪を起こしていきますが、子供時代の不幸な出来事が原因でまともな物事の考え方を身につけられなかったと考えても、何の罪も無い他人を不幸にしてもなんとも思わない二人には嫌悪感を覚えました。特に雪穂の自分が仕組んでおいた犯罪の被害者に同情するようなふりをして懐柔するのには吐き気がしました。買って損した気分です。亮次は最後に死亡しますが雪穂は生き残るのでこれからも人を不幸にしていくのかと思うと大変後味が悪いです。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.22
(2pt)

「白夜」行

最初に断っておきたいのですが、
私自身はこの作品に強くひかれたと言うわけではありません。
ただドラマだけを見てこの作品を「内面が描かれていない」等、
批判するのは止めてほしいと思うのです。
(これはこの作品に限ったことではないとは思うが)
この作品の眼目は、雪穂と亮司の二人の内面を直接描くのではなく、
周囲の人々の目を通して、二人の姿を浮き上がらせていく構造にあると思う。
(確か、作者もそのような発言をしていたように思いますが…。
周りの大人たち、あるいは男たちは気づかないけれど、
私たち読者にだけこっそり提示される彼らが犯罪に関与したことを
暗示する些細な、しかしさまざまな状況証拠。
気をつけて見てさえいれば、発覚したであろう、いくつもの犯罪。
そうしたものを積み重ねていく中で、
あぶり出されていく彼ら二人の関係。
なぜ、彼らがこんな犯罪に走ったのか。
作者はそれらをはっきりと私たちに提示せずに、
すべて読者に委ねているように思うのだ。
そして、笹垣の述懐にもあるように、
これらの犯罪にしても、
雪穂に対する大人たちの醜い欲望に誰かが気づいてさえいれば、
そしてその欲望を抱いて彼女を見つめている男の一人が自分の父親であることを
自分の目で確認せずともすんだとしたら、起こらなかったではないか。
誰も気づいてくれず、
気づいても誰も助けてくれないことを知った彼らは
自分達だけの世界に、
永遠に陽が射すこともなく、
しかし彼らを休ませてくれるはずの闇も永遠に訪れることのない
白夜の世界に向かっていくしかなかったのではないか。
『最後の最後まで「救い」も「償い」もない』というレビューもあったが、
作者は救いも償いも描こうとしていない。
ただ『白夜』に向かって走り続ける二人の姿を描いただけである。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.21
(2pt)

「白夜」行

最初に断っておきたいのですが、
私自身はこの作品に強くひかれたと言うわけではありません。
ただドラマだけを見てこの作品を「内面が描かれていない」等、
批判するのは止めてほしいと思うのです。
(これはこの作品に限ったことではないとは思うが)
この作品の眼目は、雪穂と亮司の二人の内面を直接描くのではなく、
周囲の人々の目を通して、二人の姿を浮き上がらせていく構造にあると思う。
(確か、作者もそのような発言をしていたように思いますが…。
周りの大人たち、あるいは男たちは気づかないけれど、
私たち読者にだけこっそり提示される彼らが犯罪に関与したことを
暗示する些細な、しかしさまざまな状況証拠。
気をつけて見てさえいれば、発覚したであろう、いくつもの犯罪。
そうしたものを積み重ねていく中で、
あぶり出されていく彼ら二人の関係。
なぜ、彼らがこんな犯罪に走ったのか。
作者はそれらをはっきりと私たちに提示せずに、
すべて読者に委ねているように思うのだ。
そして、笹垣の述懐にもあるように、
これらの犯罪にしても、
雪穂に対する大人たちの醜い欲望に誰かが気づいてさえいれば、
そしてその欲望を抱いて彼女を見つめている男の一人が自分の父親であることを
自分の目で確認せずともすんだとしたら、起こらなかったではないか。
誰も気づいてくれず、
気づいても誰も助けてくれないことを知った彼らは
自分達だけの世界に、
永遠に陽が射すこともなく、
しかし彼らを休ませてくれるはずの闇も永遠に訪れることのない
白夜の世界に向かっていくしかなかったのではないか。
『最後の最後まで「救い」も「償い」もない』というレビューもあったが、
作者は救いも償いも描こうとしていない。
ただ『白夜』に向かって走り続ける二人の姿を描いただけである。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.20
(2pt)

いい作品ではあるのですが・・・

今ドラマでやっていることから読んでみたのですが、登場人物の数が多すぎること、雪穂と桐原二人の視点から全く描かれていない事にちょっと不満を感じました。
これでは二人の関係が全くと言って良いほど分かりません。一章進むだけで時が何年も進んでいるというのもちょっと・・・。
最後もちょっと急ぎすぎてかなり淡白になっていますし。無理矢理終結させた感じがします。
せめて、なんらかの描写があれば良かったと思います。これは登場人物を多く出しすぎたツケではないでしょうか?
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000