白夜行

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評判

白夜行の評価:

4.18/5点 レビュー 724件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.18pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全148件 101〜120 6/8ページ
No.48
(3pt)

「物語として」はとても面白いです

東野圭吾を代表する作品で、たしかにとても面白い小説です。
読んでみる価値は十分にあると思います。
ただし、一点受け入れられないところがあります。
それは人間の「気持ち」に関する部分です。
あまりにも非現実的すぎます。
この作品は、二人の少年少女が大人になる過程を描くものです。
しかし、人生においては様々な環境の変化や人間関係の変化が、
起こるのに、幼馴染の二人が、大人になるまでずっと密かに
関係を続けるというのがどうもしっくりきません。
多感な時期まで乗り越えてきているのであろうに、気持ちの
移り変わりがないなんて・・・。
まして、お互いに複雑な環境で育ってきて、ずっと裏で関係を
継続する・・・。
人間の気持ちなんて移り変わるというのは、皆さん自分自身が
一番良く分かっていると思います。
個人的な意見ですが、面白かったのはあくまで「物語として」です。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.47
(3pt)

「物語として」はとても面白いです

東野圭吾を代表する作品で、たしかにとても面白い小説です。
読んでみる価値は十分にあると思います。
ただし、一点受け入れられないところがあります。
それは人間の「気持ち」に関する部分です。
あまりにも非現実的すぎます。
この作品は、二人の少年少女が大人になる過程を描くものです。
しかし、人生においては様々な環境の変化や人間関係の変化が、
起こるのに、幼馴染の二人が、大人になるまでずっと密かに
関係を続けるというのがどうもしっくりきません。
多感な時期まで乗り越えてきているのであろうに、気持ちの
移り変わりがないなんて・・・。
まして、お互いに複雑な環境で育ってきて、ずっと裏で関係を
継続する・・・。
人間の気持ちなんて移り変わるというのは、皆さん自分自身が
一番良く分かっていると思います。
個人的な意見ですが、面白かったのはあくまで「物語として」です。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.46
(3pt)

探究心の満たされぬ作品。読み手がそれをどう判断するか

読書を習慣付けることも必要だと思いつつ、
あまり本を読まないわたしがある時近しい人間から
「東野圭吾作品がおもしろいよ」と聞き、
なんとはなしに書店に向かった時、気まぐれで購入したのがこれだった。
紹介者からお勧めのタイトルも聞いていたのだが、
それらは裏表紙の粗筋を見て好みでないものや、
続き物の一冊だったりしたので手を出しづらく
他に何かないかと見た時、どうやらこの白夜行が
氏の代表作とも言えるような著書だったようなので意思を固めた。
発端はある殺人事件。
その事件を調査する刑事の視点から物語は幕を開けた。
読者はその事件の真相を知り得るため、文章に目を走らせる。
ところが、その真相はわからぬまま次々と新たな風呂敷が広げられては
謎が深まり、謎が解けてゆく。まさにミステリの醍醐味。
なるほどページをめくる手が止まらないという謳い文句も頷けた。
しかし読み進むにつれ、散りばめられたヒントから
事件の真相が読めてくるようになる。
それでもなおページをめくりたいのは、真相の根拠つまり事件の裏、
ひいてはこの850ページに及ぶストーリーの大元を知りたいがためなのに、
ついにその欲求は解消されぬまま物語は終了する。
このエンディングで良いのか悪いのか、
そこがこの作品を語る上で最も重要なことなのだろうと思う。
確かに、数多くの物語を読んでいる人間にはこういうエンディングもアリだろう。
物語とは結果より過程を楽しむものだと言うのは大いに賛同できる。
しかし、これを機に読書の習慣をつけようかと思っているような人間には
ヘビーなエンディングだったと言わざるを得ない。
このもやもやを自己完結できるほど、小説を読むことに慣れていないのだ。
終わりよければすべてよし、そういう小説の方がわかりやすくて良い。
そういう意味で、この厚さも相まってあまり本を読まない人には
オススメできない作品である気がする。
紹介者が白夜行を挙げなかったのはそのせいなのかもしれない。
余談。
低評価をつけているレビュアーの意見の支持率は低いようだが、
あんまりにも極端な物言いはともかくとして、
わたしの主観としてはやはりそれはそれで的を射ているように思える。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.45
(3pt)

探究心の満たされぬ作品。読み手がそれをどう判断するか

読書を習慣付けることも必要だと思いつつ、
あまり本を読まないわたしがある時近しい人間から
「東野圭吾作品がおもしろいよ」と聞き、
なんとはなしに書店に向かった時、気まぐれで購入したのがこれだった。
紹介者からお勧めのタイトルも聞いていたのだが、
それらは裏表紙の粗筋を見て好みでないものや、
続き物の一冊だったりしたので手を出しづらく
他に何かないかと見た時、どうやらこの白夜行が
氏の代表作とも言えるような著書だったようなので意思を固めた。
発端はある殺人事件。
その事件を調査する刑事の視点から物語は幕を開けた。
読者はその事件の真相を知り得るため、文章に目を走らせる。
ところが、その真相はわからぬまま次々と新たな風呂敷が広げられては
謎が深まり、謎が解けてゆく。まさにミステリの醍醐味。
なるほどページをめくる手が止まらないという謳い文句も頷けた。
しかし読み進むにつれ、散りばめられたヒントから
事件の真相が読めてくるようになる。
それでもなおページをめくりたいのは、真相の根拠つまり事件の裏、
ひいてはこの850ページに及ぶストーリーの大元を知りたいがためなのに、
ついにその欲求は解消されぬまま物語は終了する。
このエンディングで良いのか悪いのか、
そこがこの作品を語る上で最も重要なことなのだろうと思う。
確かに、数多くの物語を読んでいる人間にはこういうエンディングもアリだろう。
物語とは結果より過程を楽しむものだと言うのは大いに賛同できる。
しかし、これを機に読書の習慣をつけようかと思っているような人間には
ヘビーなエンディングだったと言わざるを得ない。
このもやもやを自己完結できるほど、小説を読むことに慣れていないのだ。
終わりよければすべてよし、そういう小説の方がわかりやすくて良い。
そういう意味で、この厚さも相まってあまり本を読まない人には
オススメできない作品である気がする。
紹介者が白夜行を挙げなかったのはそのせいなのかもしれない。
余談。
低評価をつけているレビュアーの意見の支持率は低いようだが、
あんまりにも極端な物言いはともかくとして、
わたしの主観としてはやはりそれはそれで的を射ているように思える。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.44
(3pt)

消化不良が残る作品

周りの視点で主人公二人を語らせるという手法は今までもあったが、ストーリーに綺麗に合致して、視点が変わっても読みやすいものであった。構成もまたよく練られていたかと思う。だがどこまで行っても消化不良が残った。
言ってしまえば丁寧さが欠けているのだ。小説というのは本筋から少し離れたところをおざなりにしないことで、深みをつけているのだと思う。その点で白夜行は細部が少々適当に感じられた。ほんの僅かに気になる点がちょこちょこあるもののそれは最後まで解消されることはないということも多い。伏線が消化されるカタルシスを期待していただけに最後を読んだときの肩透かしは大きかった。
作者が見せたい部分だけはきちんと描かれているとは思うが、それ以外がおざなりになっているのだ。そしてその本筋を大事にするために多少強引とも思える部分が少々あったと感じた。作者と同じ感性と価値観を持つ人ならば、全く気にならないのだろうと思う。しかし私は細部の取りこぼしが気になって本筋に感情移入できなかった。そこさえきちんとしてくれれば★4つというところだったので残念であった。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.43
(3pt)

消化不良が残る作品

周りの視点で主人公二人を語らせるという手法は今までもあったが、ストーリーに綺麗に合致して、視点が変わっても読みやすいものであった。構成もまたよく練られていたかと思う。だがどこまで行っても消化不良が残った。
言ってしまえば丁寧さが欠けているのだ。小説というのは本筋から少し離れたところをおざなりにしないことで、深みをつけているのだと思う。その点で白夜行は細部が少々適当に感じられた。ほんの僅かに気になる点がちょこちょこあるもののそれは最後まで解消されることはないということも多い。伏線が消化されるカタルシスを期待していただけに最後を読んだときの肩透かしは大きかった。
作者が見せたい部分だけはきちんと描かれているとは思うが、それ以外がおざなりになっているのだ。そしてその本筋を大事にするために多少強引とも思える部分が少々あったと感じた。作者と同じ感性と価値観を持つ人ならば、全く気にならないのだろうと思う。しかし私は細部の取りこぼしが気になって本筋に感情移入できなかった。そこさえきちんとしてくれれば★4つというところだったので残念であった。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.42
(3pt)

長すぎる

最後まで読むと確かに面白かったですが、途中退屈な場面がいくつも
ありました。余計なサイドストーリーが多すぎではないでしょうか。
その気になれば半分のページ数に抑えられたはずで、あの結末を描く
ためにここまでの長さはどう考えても必要だとは思えませんでした。
この作品はミステリーですが、犯人は途中から見え見えになっており、
犯人がなぜ犯罪を犯したか、という動機が謎の中心になるのですが、
謎が解けたときも、
「ここまで長々と読ませてきてそのオチかよ!」
と正直思ってしまいました。
この作品と比べれば、オチが似ている同じ作者の『むかし僕が死んだ家』
はコンパクトにまとまっていて良かった。東野作品なら、私はこちらの
ほうをおすすめしたいと思います。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.41
(3pt)

長すぎる

最後まで読むと確かに面白かったですが、途中退屈な場面がいくつも
ありました。余計なサイドストーリーが多すぎではないでしょうか。
その気になれば半分のページ数に抑えられたはずで、あの結末を描く
ためにここまでの長さはどう考えても必要だとは思えませんでした。
この作品はミステリーですが、犯人は途中から見え見えになっており、
犯人がなぜ犯罪を犯したか、という動機が謎の中心になるのですが、
謎が解けたときも、
「ここまで長々と読ませてきてそのオチかよ!」
と正直思ってしまいました。
この作品と比べれば、オチが似ている同じ作者の『むかし僕が死んだ家』
はコンパクトにまとまっていて良かった。東野作品なら、私はこちらの
ほうをおすすめしたいと思います。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.40
(3pt)

絶賛されるような作品か・・・?

自分の周辺でやたらと評価が高かったので読んでみました。
一気に読めたし、確かにつまらなくはありませんでした。
でも単なる主人公二人の犯行記録です。
しかもワンパターン。
・一方の身辺で事件が起きると、相方の暗躍がその後の章で描かれる。
・異性は色気で、同姓は暴力で屈服させる
この長編小説を一言で説明するとそういうことです。
でも読みやすかったことは確かだからオマケで星3つ
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.39
(3pt)

絶賛されるような作品か・・・?

自分の周辺でやたらと評価が高かったので読んでみました。
一気に読めたし、確かにつまらなくはありませんでした。
でも単なる主人公二人の犯行記録です。
しかもワンパターン。
・一方の身辺で事件が起きると、相方の暗躍がその後の章で描かれる。
・異性は色気で、同姓は暴力で屈服させる
この長編小説を一言で説明するとそういうことです。
でも読みやすかったことは確かだからオマケで星3つ
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.38
(3pt)

とにかく一気に読ませる面白さはあります。
ドラマを先に見たので内容的に驚きはなかったのですが、
小説では二人の接点が描かれないし、全て三人称なのが新鮮でした。
しかし二人の極悪非道ぶりが徹底して凄まじく、
一切の共感や同情はわかなかったです。←できると感動するかも?
絶対に読み返したくないという気分になりました。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.37
(3pt)

とにかく一気に読ませる面白さはあります。
ドラマを先に見たので内容的に驚きはなかったのですが、
小説では二人の接点が描かれないし、全て三人称なのが新鮮でした。
しかし二人の極悪非道ぶりが徹底して凄まじく、
一切の共感や同情はわかなかったです。←できると感動するかも?
絶対に読み返したくないという気分になりました。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.36
(3pt)

う〜ん・・・

随分前に『秘密』に感銘を受けたので、購入しました。ネタばれになりますので、ストーリーには触れません。
感想は、巻末の解説者の意見と全く正反対です。辛い過去を背負って「白夜」を歩み続ける主人公の感情・心情を一切描かず、周りの人々の立場からのみ描写する手法はいいのですが、クライマックスくらいは彼等の永年にわたる心情を一気に吐露する場面があった方が、読者も感情移入出来てよかったのではないでしょうか。そこをしないところがスゴイ!と解説者なら言うでしょうし、ある意味ラストでの雪穂の態度は衝撃的ですらあります。
まぁ趣味や好みの問題と言えそうですね。ただ後味は余りよくありません、いろんな意味で。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.35
(3pt)

う〜ん・・・

随分前に『秘密』に感銘を受けたので、購入しました。ネタばれになりますので、ストーリーには触れません。
感想は、巻末の解説者の意見と全く正反対です。辛い過去を背負って「白夜」を歩み続ける主人公の感情・心情を一切描かず、周りの人々の立場からのみ描写する手法はいいのですが、クライマックスくらいは彼等の永年にわたる心情を一気に吐露する場面があった方が、読者も感情移入出来てよかったのではないでしょうか。そこをしないところがスゴイ!と解説者なら言うでしょうし、ある意味ラストでの雪穂の態度は衝撃的ですらあります。
まぁ趣味や好みの問題と言えそうですね。ただ後味は余りよくありません、いろんな意味で。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.34
(3pt)

意図不明の暗い小説

TV化されたので内容をご存知の方も多いだろう。小学生時代に殺人を犯した男女2人の20代後半までの人生を時代の風俗と共に描いたもの。2人の間の交情・心理描写は一切せず、2人と周囲の人間の行動を冷徹に描く事で読者の想像力に訴える手法を取っている。
だが暗い。ひたすら暗い。救いがない。作者はどういう意図でこの小説を書いたのだろう。まさか、「小学生の時に事件を起こしたんじゃ、後は暗い人生を送るっきゃないよねぇ〜」ではないですよね。ヒューマンな「秘密」の後だけに、逆に人生の暗黒面を描こうとした訳ですか ? その方がブンガク的だと。しかし、事件の後、取るべき選択肢は幾つもあった筈なのに手前勝手に「白夜行」に突入したのは主人公達のワガママでしょうが。結末で、女を救うために自らの身を投げ出して警察に連行される男の姿を、冷酷に黙殺する女の有様をブンガク的だと考えているようでは作者のお里が知れるというものだ。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.33
(3pt)

意図不明の暗い小説

TV化されたので内容をご存知の方も多いだろう。小学生時代に殺人を犯した男女2人の20代後半までの人生を時代の風俗と共に描いたもの。2人の間の交情・心理描写は一切せず、2人と周囲の人間の行動を冷徹に描く事で読者の想像力に訴える手法を取っている。
だが暗い。ひたすら暗い。救いがない。作者はどういう意図でこの小説を書いたのだろう。まさか、「小学生の時に事件を起こしたんじゃ、後は暗い人生を送るっきゃないよねぇ〜」ではないですよね。ヒューマンな「秘密」の後だけに、逆に人生の暗黒面を描こうとした訳ですか ? その方がブンガク的だと。しかし、事件の後、取るべき選択肢は幾つもあった筈なのに手前勝手に「白夜行」に突入したのは主人公達のワガママでしょうが。結末で、女を救うために自らの身を投げ出して警察に連行される男の姿を、冷酷に黙殺する女の有様をブンガク的だと考えているようでは作者のお里が知れるというものだ。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.32
(3pt)

ラストに不満

 ドラマで話題になったので読みました。ただし、ドラマは見ていないので、ドラマのほうの筋はまったく知りません。
 初めに起こった事件とたくさんの登場人物、時間の流れを理解するのにやや苦労しました。章と章の変わり目には、前のほうを読み返したり…。だんだん読み進んでいくうちに相関関係や事件の全貌はわかっていくのですが…。結局そうまでして周りの人を陥れながら、生きなければならなかった二人の思いとか、本当に刑事の推理が正しかったのかとか、その後の雪穂はどうなるのか、やはりつかまらないのか、一成は真相に迫れないままなのか…など、かなり消化不良の感があります。
 たくさんの人が不幸になるのに、なんの制裁も償いも反省もないままなのかと思うと暗い気持ちになりました。世の中に山ほど理不尽なことがあるので、せめて小説の中くらいは、やはり何らかの形で悪は裁かれて欲しかったです。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.31
(3pt)

ラストに不満

 ドラマで話題になったので読みました。ただし、ドラマは見ていないので、ドラマのほうの筋はまったく知りません。
 初めに起こった事件とたくさんの登場人物、時間の流れを理解するのにやや苦労しました。章と章の変わり目には、前のほうを読み返したり…。だんだん読み進んでいくうちに相関関係や事件の全貌はわかっていくのですが…。結局そうまでして周りの人を陥れながら、生きなければならなかった二人の思いとか、本当に刑事の推理が正しかったのかとか、その後の雪穂はどうなるのか、やはりつかまらないのか、一成は真相に迫れないままなのか…など、かなり消化不良の感があります。
 たくさんの人が不幸になるのに、なんの制裁も償いも反省もないままなのかと思うと暗い気持ちになりました。世の中に山ほど理不尽なことがあるので、せめて小説の中くらいは、やはり何らかの形で悪は裁かれて欲しかったです。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.30
(3pt)

まさに白夜の中にいる感覚を味わえる

東野圭吾の代表作と聞いて読みましたが、私には合いませんでした。
たしかに先を読みたくなる書き方で、長編にもかかわらず飽きることなく最後まで一気に読むことはできました。
章ごとに新たな時代そして登場人物が出てくる。最初は「また知らない名前だ」と戸惑いましたが、慣れると「今度はどんな物語だ」と楽しみになってくる。そしてその物語に中心となる人物が絡み合っていく。
しかし、ほとんどすべての登場人物に不幸をもたらすその内容と、最後の幕切れに、「読んでよかった」と素直には感じられません。
中心人物の心の描写はなく、その行動と、時折見せる本音らしき台詞でその心を垣間見るというのは面白いとは思いますが、すっきりしない読後感がただよったままに終わりました。
物語のあら探しをするつもりはありませんが、子供時代から20年という長い歳月を二人を結び付けてきた強い絆が何だったのか結局分かりませんでした。
もちろん話の流れから想像することはできるし、実際に登場人物が謎解きもしています。それでも何かが腑に落ちないまま結末を迎えてしまいました。
子供時代のあやまち、あるいは不幸な過去を抹消するために二人が共謀することはあるでしょう。忘れるために、周囲の人物に忘れさせるために更なる犯罪を犯すこともあるかもしれません。
しかし、ここでは犯罪は現在も進行中なのです。二人は20年という長い時間を共謀して生きているのです。しかも、いくつもの新たな犯罪に関わっているようなのです。
子供時代の共通の事件(犯罪)を契機としても、そんなに長いあいだ変わらぬ絆というのはあるだろうか、とどうも納得できませんでした・・・。
これらの意味で、まさに白夜の中にいる感覚を味わえます。これが作者の意図したことなら大成功でしょう。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.29
(3pt)

まさに白夜の中にいる感覚を味わえる

東野圭吾の代表作と聞いて読みましたが、私には合いませんでした。
たしかに先を読みたくなる書き方で、長編にもかかわらず飽きることなく最後まで一気に読むことはできました。
章ごとに新たな時代そして登場人物が出てくる。最初は「また知らない名前だ」と戸惑いましたが、慣れると「今度はどんな物語だ」と楽しみになってくる。そしてその物語に中心となる人物が絡み合っていく。
しかし、ほとんどすべての登場人物に不幸をもたらすその内容と、最後の幕切れに、「読んでよかった」と素直には感じられません。
中心人物の心の描写はなく、その行動と、時折見せる本音らしき台詞でその心を垣間見るというのは面白いとは思いますが、すっきりしない読後感がただよったままに終わりました。
物語のあら探しをするつもりはありませんが、子供時代から20年という長い歳月を二人を結び付けてきた強い絆が何だったのか結局分かりませんでした。
もちろん話の流れから想像することはできるし、実際に登場人物が謎解きもしています。それでも何かが腑に落ちないまま結末を迎えてしまいました。
子供時代のあやまち、あるいは不幸な過去を抹消するために二人が共謀することはあるでしょう。忘れるために、周囲の人物に忘れさせるために更なる犯罪を犯すこともあるかもしれません。
しかし、ここでは犯罪は現在も進行中なのです。二人は20年という長い時間を共謀して生きているのです。しかも、いくつもの新たな犯罪に関わっているようなのです。
子供時代の共通の事件(犯罪)を契機としても、そんなに長いあいだ変わらぬ絆というのはあるだろうか、とどうも納得できませんでした・・・。
これらの意味で、まさに白夜の中にいる感覚を味わえます。これが作者の意図したことなら大成功でしょう。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399