白夜行

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

白夜行の評価:

4.18/5点 レビュー 724件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.18pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,133件 601〜620 31/57ページ
No.533
(4pt)

ただ一つの難点

非常に読み応えのある作品でした。
ドラマを先に見てしまったので結末や内容はわかっていましたが
それでももっと複雑に物語が進行していく過程が面白かったです。
ドラマを見る前に読めばよかった、と思います。
ただ一つだけ残念だったのが、最後の笹垣の推理描写があまりに
すいすいポンポンと書かれすぎなところと、最後に種明かしを詰め込んでいる点でした。
笹垣さん勘良すぎない?という印象を受けてしまいました。
笹垣が19年にも渡って主人公2人を追いかけてきて、
やっとこさの推理だというのは理解できます。
その苦労がもっとわかれば良かったな、という感じでした。
その点に関してはドラマのほうが笹垣という人物に思いが入ると思います。(少し感情的ではありますが)
小説のようにただ心をなくした2人が残酷な人生を歩んでいくという
救いのない展開も悲しかったですが非常に面白かったです。
雪穂の「太陽の代わりになるものが私にはある」というセリフが小説にあったのはとても意外でした。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.532
(4pt)

ただ一つの難点

非常に読み応えのある作品でした。
ドラマを先に見てしまったので結末や内容はわかっていましたが
それでももっと複雑に物語が進行していく過程が面白かったです。
ドラマを見る前に読めばよかった、と思います。
ただ一つだけ残念だったのが、最後の笹垣の推理描写があまりに
すいすいポンポンと書かれすぎなところと、最後に種明かしを詰め込んでいる点でした。
笹垣さん勘良すぎない?という印象を受けてしまいました。
笹垣が19年にも渡って主人公2人を追いかけてきて、
やっとこさの推理だというのは理解できます。
その苦労がもっとわかれば良かったな、という感じでした。
その点に関してはドラマのほうが笹垣という人物に思いが入ると思います。(少し感情的ではありますが)
小説のようにただ心をなくした2人が残酷な人生を歩んでいくという
救いのない展開も悲しかったですが非常に面白かったです。
雪穂の「太陽の代わりになるものが私にはある」というセリフが小説にあったのはとても意外でした。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.531
(5pt)

「切り絵」

圧倒的に分厚い文庫本であるがために、本屋さんで手にとってみるものの何度か敬遠していたのが本作だった。自分が危惧した通り、文庫本にしては分厚く、読み始めるとその重さに苦痛を感じた。しかし、数ページ、さらに次のページ、と読むうちに本の重さは忘れてしまっていた。1973年の質屋殺しの事件から、現代までの時代の変遷を経ながら他者の目を通して描かれる亮司と雪穂。この小説の中で、彼らが自分自身のことを語るのはごくごくわずかな他者との会話のみであるが、その中に重くのしかかるものを感じさせられる。と、いうよりむしろ「何か」を予感させられ、彼らの気持ちを知りたくなり、この事件を追い続ける笹垣の気持ちが痛いほどわかってくる。物語が進むにつれ、鮮やかに目に浮かぶ「切り絵」が最初から最後までその切なさを際立たせていた。
最後の最後、まさにこの小説の最後のページまで読んではじめて、亮司と雪穂が考えていたこと、そして白夜行というずっしりと重いこの小説のタイトルが持つ意味を感じることができた。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.530
(5pt)

「切り絵」

圧倒的に分厚い文庫本であるがために、本屋さんで手にとってみるものの何度か敬遠していたのが本作だった。自分が危惧した通り、文庫本にしては分厚く、読み始めるとその重さに苦痛を感じた。しかし、数ページ、さらに次のページ、と読むうちに本の重さは忘れてしまっていた。1973年の質屋殺しの事件から、現代までの時代の変遷を経ながら他者の目を通して描かれる亮司と雪穂。この小説の中で、彼らが自分自身のことを語るのはごくごくわずかな他者との会話のみであるが、その中に重くのしかかるものを感じさせられる。と、いうよりむしろ「何か」を予感させられ、彼らの気持ちを知りたくなり、この事件を追い続ける笹垣の気持ちが痛いほどわかってくる。物語が進むにつれ、鮮やかに目に浮かぶ「切り絵」が最初から最後までその切なさを際立たせていた。
最後の最後、まさにこの小説の最後のページまで読んではじめて、亮司と雪穂が考えていたこと、そして白夜行というずっしりと重いこの小説のタイトルが持つ意味を感じることができた。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.529
(5pt)

脱帽

なんて複雑で精巧な物語なんだろうか。
一回読み通しただけでは、絶対に全貌を把握できない。
次々と場面が切り替わり、登場人物もそれに応じて入れ替わる。
だが、読むのを止められない。
それが障害にならないほど、物語に勢いがある。
そして何度も読み返し、ようやく全貌を把握できる。
この作品では、主人公の周りの人間、つまり第三者の視点で描かれている。
その第三者の心理描写とともに、ただ淡々と事実が並べられていく。
主人公たちについては、余計なことは一切描写されていない。
最低限のつながりの手がかりだけ見せて、あとは読者の想像に任せている。
このあたりのさじ加減が抜群にうまい。
主人公たちは何を想い、何をしたのか。
それを想像し、物語と物語のつながりに気付いたときの高揚感がたまりません。
しかもそのつながりが限りなく複雑で精巧。
だからこそ、その高揚感は限りなく強い。
850ページという長編だが、だれることも疲れることもなく読み通せる。
時代を感じさせる実在した出来事(オイルショックなど)とからめて描写することで、この作品の現実感がより強くなっていると思う。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.528
(5pt)

脱帽

なんて複雑で精巧な物語なんだろうか。
一回読み通しただけでは、絶対に全貌を把握できない。
次々と場面が切り替わり、登場人物もそれに応じて入れ替わる。
だが、読むのを止められない。
それが障害にならないほど、物語に勢いがある。
そして何度も読み返し、ようやく全貌を把握できる。
この作品では、主人公の周りの人間、つまり第三者の視点で描かれている。
その第三者の心理描写とともに、ただ淡々と事実が並べられていく。
主人公たちについては、余計なことは一切描写されていない。
最低限のつながりの手がかりだけ見せて、あとは読者の想像に任せている。
このあたりのさじ加減が抜群にうまい。
主人公たちは何を想い、何をしたのか。
それを想像し、物語と物語のつながりに気付いたときの高揚感がたまりません。
しかもそのつながりが限りなく複雑で精巧。
だからこそ、その高揚感は限りなく強い。
850ページという長編だが、だれることも疲れることもなく読み通せる。
時代を感じさせる実在した出来事(オイルショックなど)とからめて描写することで、この作品の現実感がより強くなっていると思う。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.527
(5pt)

すごい

こんなに長い物語なのに、全然飽きがこない。
二人の主人公に関わる接点が見出せそうで
見出せない。本当に最後で初めて知らされる事実。
亮司は本当に現れないのか?と思った瞬間。
亮司の正体を読み解けたときの快感は、
非常に忘れがたい。多くの方が高い評価を
しているのも十分に納得できる。
読書の秋 堪能するにはベストな作品では?
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.526
(5pt)

すごい

こんなに長い物語なのに、全然飽きがこない。
二人の主人公に関わる接点が見出せそうで
見出せない。本当に最後で初めて知らされる事実。
亮司は本当に現れないのか?と思った瞬間。
亮司の正体を読み解けたときの快感は、
非常に忘れがたい。多くの方が高い評価を
しているのも十分に納得できる。
読書の秋 堪能するにはベストな作品では?
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.525
(4pt)

面白かった!

最初はドラマでみてその後小説を読みましたが、問題なく楽しめました。
キャストが脳内変換されるけど・・・。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.524
(4pt)

面白かった!

最初はドラマでみてその後小説を読みましたが、問題なく楽しめました。
キャストが脳内変換されるけど・・・。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.523
(5pt)

長編だけどおもしろいのでぜひ最後まで

 文庫本だと分厚い感じです。
 通勤等では少し読みにくいかも・・・
 上下巻でもよかったのではともおもいましたが、一気に
読めるし、また途中で話をさかのぼって確認したりしたので
この厚さでもよいとおもいます。
 少年・少女の犯罪の恐ろしさや根の深さが根底にある
ようで、主人公たちが犯罪を重ねながら成長していく
のはなんとも悲しいです。
 結末まで一気によんでください。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.522
(5pt)

長編だけどおもしろいのでぜひ最後まで

 文庫本だと分厚い感じです。
 通勤等では少し読みにくいかも・・・
 上下巻でもよかったのではともおもいましたが、一気に
読めるし、また途中で話をさかのぼって確認したりしたので
この厚さでもよいとおもいます。
 少年・少女の犯罪の恐ろしさや根の深さが根底にある
ようで、主人公たちが犯罪を重ねながら成長していく
のはなんとも悲しいです。
 結末まで一気によんでください。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.521
(5pt)

爽快なものばかりが良い読後感ではない。

読んだ後に何が残るか、その後どう読み手に影響を与えるか
ということが、その本の価値となる。
とらえ方はそれぞれであるが、この作品はひとの心を
揺らすということは間違いない。
ひとの本質は一色では表現できない。善悪という観念があり、
そのどちらもを内含する。純粋であり、脆くも強くもある。
さわやかな読後感のみを求めるのであれば、
ディズニーのアニメでも観てれば良い。
現実の世界では、さらに卑劣で凶悪な出来事が常に起きている。
ただ、一時的に楽しむ作品は「娯楽」であるが、
人間の本質を描くものは「芸術」である。
トリックの天才がトリッキーな手法を生かしつつ、
人間の本質をテーマにした大作への挑戦は評価されるべきだ。
時代を代表する名作のひとつとして挙げられるに足る
一冊だと思う。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.520
(5pt)

爽快なものばかりが良い読後感ではない。

読んだ後に何が残るか、その後どう読み手に影響を与えるか
ということが、その本の価値となる。
とらえ方はそれぞれであるが、この作品はひとの心を
揺らすということは間違いない。
ひとの本質は一色では表現できない。善悪という観念があり、
そのどちらもを内含する。純粋であり、脆くも強くもある。
さわやかな読後感のみを求めるのであれば、
ディズニーのアニメでも観てれば良い。
現実の世界では、さらに卑劣で凶悪な出来事が常に起きている。
ただ、一時的に楽しむ作品は「娯楽」であるが、
人間の本質を描くものは「芸術」である。
トリックの天才がトリッキーな手法を生かしつつ、
人間の本質をテーマにした大作への挑戦は評価されるべきだ。
時代を代表する名作のひとつとして挙げられるに足る
一冊だと思う。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.519
(4pt)

ラストに疑問

ラスト近くまでは、深まる事件の内容と、その事件の真相が徐々に解き明かされていく展開に非常に魅かれるように読んでいました東野圭吾さんのデビュー作『放課後』は事件の内容、犯人の動機などがよく書かれていて満足だったので、これほどの長編がどのように終わるのか色々と推理しながら読んでいました。しかし、ラストは突然打ち切りが決まった少年マンガのような終わり方に、非常に残念でしたですが、ラストまでの非常に良く組まれたストーリー、複雑な人間関係、推理の鍵となる伏線が絶妙に絡み合い個人的には良かったと思いますなので、個人的には4つ星です
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.518
(4pt)

ラストに疑問

ラスト近くまでは、深まる事件の内容と、その事件の真相が徐々に解き明かされていく展開に非常に魅かれるように読んでいました東野圭吾さんのデビュー作『放課後』は事件の内容、犯人の動機などがよく書かれていて満足だったので、これほどの長編がどのように終わるのか色々と推理しながら読んでいました。しかし、ラストは突然打ち切りが決まった少年マンガのような終わり方に、非常に残念でしたですが、ラストまでの非常に良く組まれたストーリー、複雑な人間関係、推理の鍵となる伏線が絶妙に絡み合い個人的には良かったと思いますなので、個人的には4つ星です
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.517
(5pt)

純愛…

すべての本において言える事ですが、読む人にとって物語の捕らえ方は分かれると思います。
特に『白夜行』では賛否が分かれるようです、この本を私は2回読みました、張り巡らされた伏線と点と線で結ばれていく真実、醜い犯罪、二人の過酷過ぎる過去、男は『昼を歩きたい』と語り、女は『太陽などなかったとただ太陽に代わるものがあった、それで十分だったと』語る、確かに二人の愛は歪んでいたかもしてないが純愛である事には変わりはない、本当に愛し合っていたからこそのラストだったと僕は思う。とても読みやすいが、伏線を見落とさないように集中して読む必要がある、3度目を読むときはまた新しい発見があるかも。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.516
(5pt)

純愛…

すべての本において言える事ですが、読む人にとって物語の捕らえ方は分かれると思います。
特に『白夜行』では賛否が分かれるようです、この本を私は2回読みました、張り巡らされた伏線と点と線で結ばれていく真実、醜い犯罪、二人の過酷過ぎる過去、男は『昼を歩きたい』と語り、女は『太陽などなかったとただ太陽に代わるものがあった、それで十分だったと』語る、確かに二人の愛は歪んでいたかもしてないが純愛である事には変わりはない、本当に愛し合っていたからこそのラストだったと僕は思う。とても読みやすいが、伏線を見落とさないように集中して読む必要がある、3度目を読むときはまた新しい発見があるかも。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.515
(5pt)

作者の思いは…その先。

氏の作品は全作品読んでいるが、ほとんどの作品で、日常では忘れている(または感じる機会が少ないのだが)感情を思い起こさせてくれる。あくまでも私にとってはだが、至る所で哲学・道徳・倫理・本当の正義とは?など、素人の私には表すことのできない気持ちを見事に言葉にして表してくれる。スパイス的な軽いものでは無く、重いものが多い。そこが、言葉は悪いが他の薄っぺらい作家達とは違うのだと思う。以前読んだインタビューで東野氏は『作品は世に出した後は自分のものではなく読者のもの。』と話していて、だからこそ読者がどう感じようと、それぞれ自由でいいのだと言っていた。うまく表現できないが、逆説的にそれこそまさに東野氏が狙っているところであると思う。何が逆説的かというと、レビューのようにこの作品を読んで、単に不快だとか気持ち悪くなったとか、読後感が悪いとかいう気持ちになった人。ただ読んだだけではそれだけの感想なのかもしれないが、そこから先が作者の狙うところなのではないか。読者をそういう感情にさせるのは当然作者の狙うところであって、そこから心ではなく頭で深く感じてほしいのだと思う。素人の私には全くうまく伝えられないが、とにかくただ感情だけで読むものではないのだと思う。愛のない夫婦や、愛のない少年、愛のないそんな人間を多く描く作者自身はめちゃくちゃ愛に溢れていると思うのだ。だから私は東野作品が好きなのだ。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.514
(5pt)

作者の思いは…その先。

氏の作品は全作品読んでいるが、ほとんどの作品で、日常では忘れている(または感じる機会が少ないのだが)感情を思い起こさせてくれる。あくまでも私にとってはだが、至る所で哲学・道徳・倫理・本当の正義とは?など、素人の私には表すことのできない気持ちを見事に言葉にして表してくれる。スパイス的な軽いものでは無く、重いものが多い。そこが、言葉は悪いが他の薄っぺらい作家達とは違うのだと思う。以前読んだインタビューで東野氏は『作品は世に出した後は自分のものではなく読者のもの。』と話していて、だからこそ読者がどう感じようと、それぞれ自由でいいのだと言っていた。うまく表現できないが、逆説的にそれこそまさに東野氏が狙っているところであると思う。何が逆説的かというと、レビューのようにこの作品を読んで、単に不快だとか気持ち悪くなったとか、読後感が悪いとかいう気持ちになった人。ただ読んだだけではそれだけの感想なのかもしれないが、そこから先が作者の狙うところなのではないか。読者をそういう感情にさせるのは当然作者の狙うところであって、そこから心ではなく頭で深く感じてほしいのだと思う。素人の私には全くうまく伝えられないが、とにかくただ感情だけで読むものではないのだと思う。愛のない夫婦や、愛のない少年、愛のないそんな人間を多く描く作者自身はめちゃくちゃ愛に溢れていると思うのだ。だから私は東野作品が好きなのだ。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399