秘密

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評判

秘密の評価:

4.07/5点 レビュー 657件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.07pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全971件 321〜340 17/49ページ
No.651
(5pt)

男女の愛とは。存在意義とは。

読後は脱力感に苛まれた。
こういう終わり方しかなかったのか。

娘の体を持った妻の直子は、妻としての存在意義を
失っていたのではないか。
バス事故で妻を失った夫・平介は学校の先生に心惹かれていく。
平介が先生を被写体にし、写真に残していた事に気づいた時の、直子の心境はいかばかりか。

夫は私を愛してくれているのか。そう思った直子は体は娘でありながらも
夫婦の絆を体で取り戻そうとしていた。しかし平介は拒む。

妻はぎりぎりの所で心の支えを保ててはいたが、心も体も
平介は直子を妻として存在を認めてくれていないと、直子は感じてしまったのではないか。

でも平介の気持ちもわかる。だからこの物語はつらすぎる。

夫が女子高生になった妻に嫉妬したように、妻も夫に対して
嫉妬したのでは。嫉妬がこういうエンディングを迎えてしまったと思うと
なんだか悲しいな。男女の愛とはなんぞと思った作品。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.650
(5pt)

男女の愛とは。存在意義とは。

読後は脱力感に苛まれた。
こういう終わり方しかなかったのか。

娘の体を持った妻の直子は、妻としての存在意義を
失っていたのではないか。
バス事故で妻を失った夫・平介は学校の先生に心惹かれていく。
平介が先生を被写体にし、写真に残していた事に気づいた時の、直子の心境はいかばかりか。

夫は私を愛してくれているのか。そう思った直子は体は娘でありながらも
夫婦の絆を体で取り戻そうとしていた。しかし平介は拒む。

妻はぎりぎりの所で心の支えを保ててはいたが、心も体も
平介は直子を妻として存在を認めてくれていないと、直子は感じてしまったのではないか。

でも平介の気持ちもわかる。だからこの物語はつらすぎる。

夫が女子高生になった妻に嫉妬したように、妻も夫に対して
嫉妬したのでは。嫉妬がこういうエンディングを迎えてしまったと思うと
なんだか悲しいな。男女の愛とはなんぞと思った作品。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.649
(5pt)

東野さんのかく人間ドラマに脱帽

東野圭吾は推理小説家というイメージが先行していますけど、ほとんどどの作品も、推理小説というより、人間ドラマの描き方が凄いと思います。繊細で、心を締め付けられるような、東野さんにしかかけないドラマがありますよね。

人間ドラマにスポットをあてると、この作品は東野圭吾の中で最高傑作だと思います。

東野圭吾は推理小説しか書かないと勝手に思っていました、なので小説の紹介文を読んだときは、妻と娘が入れ替わっていたなんて、おいおいどういうトリック使って落とすんだよ、なんて考えていましたけど、どんなトリックよりも美しい終わり方だったと確信しています。何が「秘密」なのか、わかったときの絶望感。そして絶望感なんだけれども、後味は悪くない、むしろ爽快感さえ覚えます。デビュー作当時から秀でていた、ラスト数ページでの落としのもっていき方は、さらに切れ味をましています(笑)

女性にも男性にも、中学生からお年寄りまで、自信を持って薦められる一冊です。そして、この本を読んだ感想を、共有できる人が欲しいですね。おそらく男性女性、年齢層によっても、感じ方は人それぞれ異なるでしょう。それぞれの感じ方を、聞き比べるのも楽しいと思います。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.648
(5pt)

東野さんのかく人間ドラマに脱帽

東野圭吾は推理小説家というイメージが先行していますけど、ほとんどどの作品も、推理小説というより、人間ドラマの描き方が凄いと思います。繊細で、心を締め付けられるような、東野さんにしかかけないドラマがありますよね。

人間ドラマにスポットをあてると、この作品は東野圭吾の中で最高傑作だと思います。

東野圭吾は推理小説しか書かないと勝手に思っていました、なので小説の紹介文を読んだときは、妻と娘が入れ替わっていたなんて、おいおいどういうトリック使って落とすんだよ、なんて考えていましたけど、どんなトリックよりも美しい終わり方だったと確信しています。何が「秘密」なのか、わかったときの絶望感。そして絶望感なんだけれども、後味は悪くない、むしろ爽快感さえ覚えます。デビュー作当時から秀でていた、ラスト数ページでの落としのもっていき方は、さらに切れ味をましています(笑)

女性にも男性にも、中学生からお年寄りまで、自信を持って薦められる一冊です。そして、この本を読んだ感想を、共有できる人が欲しいですね。おそらく男性女性、年齢層によっても、感じ方は人それぞれ異なるでしょう。それぞれの感じ方を、聞き比べるのも楽しいと思います。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.647
(5pt)

様々な秘密がつまってる

東野圭吾さんの小説。

舞台は1985年から5年。ラストは97年くらいまでになるのだろうか。
だから携帯電話とかそういうのは登場しない舞台設定です。

バス転落事故によって娘の身体に妻の意識が移るという物語。

ラストにショックを受けたという感想している人も多いようです。しかし個人的に読み終わって
娘ではないのかと思えたのですが・・・読み方によってはどっちにも解釈できるように
しているのでしょうか。手紙のやりとりで指輪の位置を確認したのか
記憶(共有していた部分)によったものなのか。
ただ完全に直子がなくなったのではなくて微かに今でも娘に無意識に影響を
与えているとか・・・

本書内にある各所の生生しい性についての描写は人によって評価が割れるところでしょう。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.646
(5pt)

様々な秘密がつまってる

東野圭吾さんの小説。

舞台は1985年から5年。ラストは97年くらいまでになるのだろうか。
だから携帯電話とかそういうのは登場しない舞台設定です。

バス転落事故によって娘の身体に妻の意識が移るという物語。

ラストにショックを受けたという感想している人も多いようです。しかし個人的に読み終わって
娘ではないのかと思えたのですが・・・読み方によってはどっちにも解釈できるように
しているのでしょうか。手紙のやりとりで指輪の位置を確認したのか
記憶(共有していた部分)によったものなのか。
ただ完全に直子がなくなったのではなくて微かに今でも娘に無意識に影響を
与えているとか・・・

本書内にある各所の生生しい性についての描写は人によって評価が割れるところでしょう。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.645
(4pt)

家庭持った人じゃないとわからない気がしました

確かに、良い小説だということは分かりましたし、最後のシーンにも感動はできました。

ですが、自分では分かったつもりでも恐らく完全には分かってないんじゃないだろか・・・そう思わせる小説でした。

  言葉では表すことのできないものが込められた小説だと思います
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.644
(4pt)

家庭持った人じゃないとわからない気がしました

確かに、良い小説だということは分かりましたし、最後のシーンにも感動はできました。

ですが、自分では分かったつもりでも恐らく完全には分かってないんじゃないだろか・・・そう思わせる小説でした。

  言葉では表すことのできないものが込められた小説だと思います
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.643
(4pt)

悲しくなりたくないので、、

いや、それはモナミの方なんじゃないのか?と解釈することにしました。

指輪のことについてナオコが何かノートに書き込んでいた、ということも無きにしもあらずなので。。

その真相は“秘密”の中にある、ということです。。(涙)
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.642
(4pt)

悲しくなりたくないので、、

いや、それはモナミの方なんじゃないのか?と解釈することにしました。

指輪のことについてナオコが何かノートに書き込んでいた、ということも無きにしもあらずなので。。

その真相は“秘密”の中にある、ということです。。(涙)
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.641
(5pt)

とりあえず読んでみて

他の方のレビューを読んでいても涙が出てくるくらい打ちのめされました

読後五時間ですがまだまだこの小説について考えてしまいそうです

二人の性への執着について違和感を覚える方もいらっしゃると思いますが、仲の良い夫婦だったからこその思いだと感じました

東野さんのネームバリューで読み始めましたが伊達じゃないなと…

ライトノベルでは味わえない長い余韻をもたらしてくれると思います

ネタバレは避けたいので詳しくは書きません

是非一読を!
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.640
(5pt)

とりあえず読んでみて

他の方のレビューを読んでいても涙が出てくるくらい打ちのめされました

読後五時間ですがまだまだこの小説について考えてしまいそうです

二人の性への執着について違和感を覚える方もいらっしゃると思いますが、仲の良い夫婦だったからこその思いだと感じました

東野さんのネームバリューで読み始めましたが伊達じゃないなと…

ライトノベルでは味わえない長い余韻をもたらしてくれると思います

ネタバレは避けたいので詳しくは書きません

是非一読を!
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.639
(4pt)

久しぶりに

数時間没頭して小説を読みたいなぁと思い、本棚を眺めていて手に取りました。
二回目ということもあり数時間、没頭して読んでしまいました。

その後、映画も見ました。

実際には子供もいないので、こんなシチュエーションはありえないですが、なぜかこの作品には入り込めるんですよね。

お父さんの行動が分かるんです。

小説の中ではどっちなのか分からないですが、映画も重ねてみると、直子さんの葛藤に涙が出ます。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.638
(4pt)

久しぶりに

数時間没頭して小説を読みたいなぁと思い、本棚を眺めていて手に取りました。
二回目ということもあり数時間、没頭して読んでしまいました。

その後、映画も見ました。

実際には子供もいないので、こんなシチュエーションはありえないですが、なぜかこの作品には入り込めるんですよね。

お父さんの行動が分かるんです。

小説の中ではどっちなのか分からないですが、映画も重ねてみると、直子さんの葛藤に涙が出ます。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.637
(4pt)

最後の決断が温かく切ない

読み始めは漫画チックでベタなネタだなぁと、
半ば退屈な気持ちで読んでいたけど、
途中の平さん(だっけ?)の異常な嫉妬行動に、
オイオイ…もうやめとけよ、みっともないだろ…ってなとこから、
放っておけずに引きこまれて、ラストは不覚にもウルッときてしまった。
まさに東野ワールドですね。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.636
(4pt)

最後の決断が温かく切ない

読み始めは漫画チックでベタなネタだなぁと、
半ば退屈な気持ちで読んでいたけど、
途中の平さん(だっけ?)の異常な嫉妬行動に、
オイオイ…もうやめとけよ、みっともないだろ…ってなとこから、
放っておけずに引きこまれて、ラストは不覚にもウルッときてしまった。
まさに東野ワールドですね。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.635
(5pt)

長編を一気に読ませてしまう筆力は見事!

少し読んだら、もう止まらず一気に読んでしまいました。東野作品は読者を陰鬱にさせることが多いのですが、この作品は比較的ソフトでした。悪い評価の人はどう書いてるのか見て見ましたが、あーなるほどと思いましたね。10代の女性には嫌悪するような性描写もあり、万人向けではないようです。私は妻も10代の娘もいますが、主人公には共感できる部分が多いですね。主人公も製造工場ライン内の班長という、小説ではあまり取り上げられない職業で好感持てます。普通は公務員などホワイトカラーや流通、サービス業、あるいは第一次産業というように、自由度の高い設定にするのですが、自由度が極めて低い設定でありながら、物語を目まぐるしく展開させていく筆力は絶賛に値します。東野自身がエンジニアだったこともあり、ガリレオシリーズなど、理系探偵を登場させたりしますが、今回もこんなところに経験を生かしてるんですね。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.634
(5pt)

長編を一気に読ませてしまう筆力は見事!

少し読んだら、もう止まらず一気に読んでしまいました。東野作品は読者を陰鬱にさせることが多いのですが、この作品は比較的ソフトでした。悪い評価の人はどう書いてるのか見て見ましたが、あーなるほどと思いましたね。10代の女性には嫌悪するような性描写もあり、万人向けではないようです。私は妻も10代の娘もいますが、主人公には共感できる部分が多いですね。主人公も製造工場ライン内の班長という、小説ではあまり取り上げられない職業で好感持てます。普通は公務員などホワイトカラーや流通、サービス業、あるいは第一次産業というように、自由度の高い設定にするのですが、自由度が極めて低い設定でありながら、物語を目まぐるしく展開させていく筆力は絶賛に値します。東野自身がエンジニアだったこともあり、ガリレオシリーズなど、理系探偵を登場させたりしますが、今回もこんなところに経験を生かしてるんですね。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.633
(5pt)

久しぶりに読んでも面白かったので。

東野氏の著作は、人間の業や性(サガ)のようなものをうまく描いているから好きだ。
そしてそれらが複雑に絡み合って物語が展開される。複雑怪奇なトリックを生み出すのではなく、人間の思念や欲、愛情などを巧みに絡ませてミステリーが作られていく手法は読んで飽きない。

常識的には考えられない事態に夫婦としてどう対処していくのか。

平介の苦悩と妻への愛情、そして直子の想い。

そして不器用な夫婦が苦渋の末に導き出した結論。
もちろん見る人によっては、直子の行動は納得のいかない人もいるだろう。しかし二人の気持ちや行動を生々しく描くことによってどこか納得させられてしまう結末になっていると思う。それでも切ないような、悲しいような、でも喜ばしいような・・・・という妙な読後感を残してくるあたりはさすがである。

もちろん互いの気持ちに気づくタイミングが違えば結末は変わったものになっただろう。
平介が妻である直子が人生を思い通りにやり直していくことに嫉妬を覚えている。
直子は妻である自分の思いに、徐々に娘の経験したであろう欲求や感情が入り込んでくることに戸惑いを覚えている。

もし平介に妻と娘の将来についてじっくりと心の余裕があったらどうだったか。全く新しい人生が待っていたかもしれない。

もし直子が平介の苦悩に早く気づいて、彼と女教師の気持ちが近づいた時に「あの決断」をしていたらどうか。平介の今後の人生は、新しい妻と共に生きていくことができたかもしれない。

このように、読者がifを考える愚を犯さずにいられなくなるところが東野氏の真骨頂ではないだろうか。


秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.632
(5pt)

久しぶりに読んでも面白かったので。

東野氏の著作は、人間の業や性(サガ)のようなものをうまく描いているから好きだ。
そしてそれらが複雑に絡み合って物語が展開される。複雑怪奇なトリックを生み出すのではなく、人間の思念や欲、愛情などを巧みに絡ませてミステリーが作られていく手法は読んで飽きない。

常識的には考えられない事態に夫婦としてどう対処していくのか。

平介の苦悩と妻への愛情、そして直子の想い。

そして不器用な夫婦が苦渋の末に導き出した結論。
もちろん見る人によっては、直子の行動は納得のいかない人もいるだろう。しかし二人の気持ちや行動を生々しく描くことによってどこか納得させられてしまう結末になっていると思う。それでも切ないような、悲しいような、でも喜ばしいような・・・・という妙な読後感を残してくるあたりはさすがである。

もちろん互いの気持ちに気づくタイミングが違えば結末は変わったものになっただろう。
平介が妻である直子が人生を思い通りにやり直していくことに嫉妬を覚えている。
直子は妻である自分の思いに、徐々に娘の経験したであろう欲求や感情が入り込んでくることに戸惑いを覚えている。

もし平介に妻と娘の将来についてじっくりと心の余裕があったらどうだったか。全く新しい人生が待っていたかもしれない。

もし直子が平介の苦悩に早く気づいて、彼と女教師の気持ちが近づいた時に「あの決断」をしていたらどうか。平介の今後の人生は、新しい妻と共に生きていくことができたかもしれない。

このように、読者がifを考える愚を犯さずにいられなくなるところが東野氏の真骨頂ではないだろうか。


秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067