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珈琲相場師



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【この小説が収録されている参考書籍】
珈琲相場師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

珈琲相場師の評価: 3.82/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

うーん、、ハリウッド映画みたいなカット割り

あらすじ、舞台背景は、皆さんのレビューで
書かれているので割愛。
エンターテイメントとしての本の魅力は
充分にある。けれど、、読後感は、どんでん
返しの割には、人物の描きこみがどうも平板で
興醒めしてしまう。巻末に著者自身が参考にされた
多数のコーヒーの歴史を辿る文献を記載されてい
るが、さほどその歴史が、堪能できるわけでもない。
著者自身が『当初はチョコレートを題材にしようか
と考えた。チョコレートに関する17世紀の
資料はコーヒーに関するものよりもずっと彩り豊かだ
からだ。』とぼやいている所を見ても やや珈琲は
ストーリーの牽引役としては不足だったのか、、。
馥郁たる珈琲の香りも漂わず、場面転換での進行
も多く、ハリウッド映画みたいな感じを受けてしま
って、星☆☆。
珈琲相場師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:珈琲相場師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151728538
No.1:
(1pt)

資料として読むなら

作者はこの本を書くに当たって、かなり緻密な調査・取材をしている。17世紀のオランダにおける相場市場を知りたい向きには、面白い資料と言えるだろう。しかし、主人公ミゲルには何のシンパシーも感じられないので、小説として読むには非常に辛いものがある。日本人には中々ピンとこない、<ユダヤ人が嫌われる理由>がなんとなく分かるので、その点と資料性を評価して星1つ。
珈琲相場師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:珈琲相場師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151728538

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