珈琲相場師
- 歴史ミステリ (189)
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届くのも早く、安くて、汚れもそんなに気にならず得した気分です。 | ||||
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あらすじ、舞台背景は、皆さんのレビューで 書かれているので割愛。 エンターテイメントとしての本の魅力は 充分にある。けれど、、読後感は、どんでん 返しの割には、人物の描きこみがどうも平板で 興醒めしてしまう。巻末に著者自身が参考にされた 多数のコーヒーの歴史を辿る文献を記載されてい るが、さほどその歴史が、堪能できるわけでもない。 著者自身が『当初はチョコレートを題材にしようか と考えた。チョコレートに関する17世紀の 資料はコーヒーに関するものよりもずっと彩り豊かだ からだ。』とぼやいている所を見ても やや珈琲は ストーリーの牽引役としては不足だったのか、、。 馥郁たる珈琲の香りも漂わず、場面転換での進行 も多く、ハリウッド映画みたいな感じを受けてしま って、星☆☆。 | ||||
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珈琲が好きな人はぜひ読んで欲しい小説。 1659年のアムステルダム。商業が栄え、様々な商売人が競って物品の売買をしていた。そんな中、相場師のミゲルはコーヒーの存在を知り、これを使って大儲けする計画を立てるが・・・。 まず、アムステルダムの雰囲気を表す文章が良い。ユダヤ人、オランダ人、その他様々な人々が行きかう町の通りや貧民街の様子など。まるでそこに居るかのような感覚になる。 そして極めつけは主人公ミゲルに珈琲を紹介する未亡人の言葉。(以下引用) 『コーヒーはね、ワインやビールと違う。あっちは酔って浮かれたいとか、喉の渇きをとめたいとか、味がすばらしいとかいう理由で飲むもの。こっちは飲むともっと喉が渇くだけ、浮かれたい気分にはならないし、味は、正直に言いましょう、おもしろいけれどおいしくはない。コーヒーはなにか・・・・・・なにかもっとずっと重要なものなのよ』 こんな魅力的なセリフがたくさん出てくる。本当に読んでいてコーヒーが飲みたくなる本だ。 そんな私も無類のコーヒー好き。もちろんブラックで。 | ||||
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17世紀のオランダ・アムステルダムを舞台に、砂糖相場で破綻した相場師が、新しい商品『珈琲』を使い一発逆転を試みる。 勝ち組と負け組、オランダとポルトガル、合法と非合法、ユダヤ教徒とキリスト教徒、いくつもの絵柄のなかで、人間関係の構図は鮮やかに反転する。誰が真の敵で誰が真の味方か? そして弟の妻との秘められた感情の行方は? カテゴリとしては歴史ミステリに分類されている(Whyダニットになるだろう)が、社会系サスペンスに近い作品に時代が乗ることでロマンを付与した、というイメージ。ストーリーの完成度が高く、最後の最後までドラマが詰まっている。 | ||||
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17世紀アムステルダムを、舞台に珈琲を巡るミステリー。 ミステリーとして十分面白いが、ヨーロッパにおける、コーヒーの普及・商品相場の形成・オランダにおけるユダヤの状況等雑学的な興味があれば面白さ倍増!さらには長崎出島でのオランダとの交易にまで想像は膨らむ。 | ||||
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