残留思念捜査(サイコメトリー) オレ様先生と女子高生・莉音の事件ファイル
評判
残留思念捜査(サイコメトリー) オレ様先生と女子高生・莉音の事件ファイルの評価:
3.85/5点 レビュー 13件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1〜10 1/1ページ
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残留思念捜査(サイコメトリー) オレ様先生と女子高生・莉音の事件ファイルの評価:
3.85/5点 レビュー 13件。 D ランク
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サイコメトリーというと真っ先に「サイコメトラー」を思い出すが内容やテイストはまるで違い、
こちらのサイコメトリー能力は「サイコメトラー」よりも上の、上位互換といった感じ。
空間から思念まで読み取れるのは完全にファンタジー。
よってミステリとしての傾向はファンタジー系。
・ラブコメとして
有川っぽいというレビューがあったが、確かにそれっぽい。
ひらがな多用の文章は松岡っぽくもある。
つまりラノベと文芸の中間のような内容。
ネットスラングを使うのとか、キモイので止めてほしかった。
終盤の真面目なシーンで「誰得」とか、普通の人は意味わからないでしょ。
10歳も年が離れているし一見教師と生徒という禁断の関係っぽいが、
オレ様先生はただの非常勤なので、遠慮するようなシーンはいっさいない。
ヒロインもオレ様を先生と呼びながらも先生であることは気にもとめない。
・イラスト
ぶっちゃけ下手なんだけど…執拗にイケメンイケメンイケメン美少女美少女美少女と描写されるが、
この溢れ出るモブ臭ではみじんもイケメンにも美少女にも見えない。
特に莉音はアトラスのゲームのモブキャラ臭が酷い。曽我部にはもっと可愛く描いてほしかった。
・ミステリとして
キーとなる事件が実はたいして重要ではなく、あっさり解決。
そして事件の裏に隠された本当の事件とその黒幕が…という定番の流れ。
莉音が義理の父にレイプされていたことや真犯人がその兄であることは読めたが、
想定外だったのが、結局主人公があまりにも勝手な自己完結をし、犯人隠避をし、犯人を見逃すところ。
「相棒」の右京さんだったら絶対に逃がさないよなあ。ブチぎれ説教コースやろなあ…。
稀にある展開だが、どんな理由があろうが殺人犯(厳密には実行犯は別。しかも犯罪者を陽動したというかなり愚劣なやり口)なのだし、
それがさも美談で済まされ、最後主人公と殺人犯に友情が芽生えるってな展開が非常に気持ち悪かった。
真犯人が自分は告発されないかと冗談っぽく言うシーンもキモイ。
ただでさえ腐女子の妄想みたいなキモいキャラしか出てこないのにこれは酷い。
・総評
とはいえなかなか面白い小説だった。明らかに内容ではなく売れそうな話を短絡的に選んでいるだけの「このミス」なのに面白い。これが一番意外だった。
ちなみにこの小説はもともと「オレ様先生」というタイトルだったらしい。
これでは内容が意味不明で、しかもまさか、最重要キーワードであるサイコメトリーと、莉音すらなかったとは思わなかった。
改題が編集のアイディアなら、グッジョブ。