影法師

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評判

影法師の評価:

4.39/5点 レビュー 394件。 S ランク

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平均点4.39pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全676件 581〜600 30/34ページ
No.96
(5pt)

タイトルが思い浮かびません…

読み始めるとページをめくる手が止まらなくなります。
終始ドキドキハラハラする展開で、しかも文章も読みやすく一気に読めます。

時代物でないと書けない剣の世界に、知らず知らずのうちに惹き込まれてしまいます。
家督を継げない次男の生活や、江戸時代の藩財政のことも少し分かった気になります。

特に感じたのは、この時代では命懸けでやらなければならないことがあるということ。

彦四郎がなぜ、そこまでして勘一を助けようとしたのか?物語を読んでほぼ納得したものの、まだ引っかかるものがありました。

文庫本の巻末の袋とじページを読むと、そこに答えが書いてありました。
切なくて涙が止まりませんでした。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833
No.95
(5pt)

タイトルが思い浮かびません…

読み始めるとページをめくる手が止まらなくなります。
終始ドキドキハラハラする展開で、しかも文章も読みやすく一気に読めます。

時代物でないと書けない剣の世界に、知らず知らずのうちに惹き込まれてしまいます。
家督を継げない次男の生活や、江戸時代の藩財政のことも少し分かった気になります。

特に感じたのは、この時代では命懸けでやらなければならないことがあるということ。

彦四郎がなぜ、そこまでして勘一を助けようとしたのか?物語を読んでほぼ納得したものの、まだ引っかかるものがありました。

文庫本の巻末の袋とじページを読むと、そこに答えが書いてありました。
切なくて涙が止まりませんでした。
影法師 Amazon書評・レビュー: 影法師より
4062162245
No.94
(4pt)

情景が浮かぶ

古書店で百田氏の作品を購入し、帰りに氏の新しい作品も欲しいなぁと思い購入。
登場人物の名前(年をとるにつれ変わる)や人間関係を把握するのにはそれほど苦労せずスムーズに読めました。

勘一と彦四郎の出会いから、共に過ごした時間、そして離別と彦四郎の死後に勘一がたどり着いた真実。それを取り巻く彼らの友人や家族。
当時の様子を実際に知っているわけもありませんが、きっとこんな感じだろうぁと頭に情景が浮かびます。

勘一が初めて人を斬った場面は私自信も緊張してしまい、次へ次へとページをめくってしまいました。作中一番のお気に入りの場面です。

作品の主旨上、勘一が彦四郎と出会えたことが彼にとっての一生の宝といった形で書かれていますが、彦四郎だけでなく職人の五郎次や明石との出会いも勘一の人生に大きく影響を与えています。
誰か一人でも欠けてしまえば勘一の出世はうまくいかなかったでしょう。
とはいってもやはり彦四郎の慧眼には驚かされました。実際に事を起こしたのは勘一なのですが、その道を作った彦四郎が格好良すぎます。

星4つ評価なのはオチが容易に想像できてしまったところ。しかしそんなことに関係なく最後まで楽しんで読むことができました。

彦四郎と勘一とでは出生もその後の人生も大きく変わってしまいましたが、彼らの人生はそれぞれ武士の生きざまというものでしょうか。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833
No.93
(4pt)

情景が浮かぶ

古書店で百田氏の作品を購入し、帰りに氏の新しい作品も欲しいなぁと思い購入。
登場人物の名前(年をとるにつれ変わる)や人間関係を把握するのにはそれほど苦労せずスムーズに読めました。

勘一と彦四郎の出会いから、共に過ごした時間、そして離別と彦四郎の死後に勘一がたどり着いた真実。それを取り巻く彼らの友人や家族。
当時の様子を実際に知っているわけもありませんが、きっとこんな感じだろうぁと頭に情景が浮かびます。

勘一が初めて人を斬った場面は私自信も緊張してしまい、次へ次へとページをめくってしまいました。作中一番のお気に入りの場面です。

作品の主旨上、勘一が彦四郎と出会えたことが彼にとっての一生の宝といった形で書かれていますが、彦四郎だけでなく職人の五郎次や明石との出会いも勘一の人生に大きく影響を与えています。
誰か一人でも欠けてしまえば勘一の出世はうまくいかなかったでしょう。
とはいってもやはり彦四郎の慧眼には驚かされました。実際に事を起こしたのは勘一なのですが、その道を作った彦四郎が格好良すぎます。

星4つ評価なのはオチが容易に想像できてしまったところ。しかしそんなことに関係なく最後まで楽しんで読むことができました。

彦四郎と勘一とでは出生もその後の人生も大きく変わってしまいましたが、彼らの人生はそれぞれ武士の生きざまというものでしょうか。
影法師 Amazon書評・レビュー: 影法師より
4062162245
No.92
(5pt)

そうだったのか…思わず涙が…

『永遠の0』でも思いましたが
百田さんの小説には、
流れるようなリズムと
あたかも、自分の目の前で展開しているような臨場感と
そして「気合い」があります。

『磯貝彦四郎殿は亡くなっておられました』
という若党の報告から物語は始まります。
その報告を受け取ったのは
茅島藩の筆頭国家老に抜擢され、
江戸から国元へ戻ったばかりの名倉彰蔵です。

名倉の元の名は戸田勘一。
下士の子どもで、
ある日、上士による無礼討ちで目の前で父親を殺されます。
勘一をかくまい、父の遺体を運び込んでくれたのは
近くに住む中士の磯貝家でした。
泣く勘一に
「泣くなっ。武士の子が泣くものではない」と怒鳴った少年。
それが、後に竹馬の友、刎頚の友となる磯貝彦四郎でした。

頭もよく、腕もたち、
なにより人から信頼を寄せられる若者となった磯貝彦四郎が
なぜ、不遇の死を遂げたのか…。

『影法師』というタイトルも
最後になって悲しい、
ページをめくる手が止まらない一冊です。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833
No.91
(5pt)

そうだったのか…思わず涙が…

『永遠の0』でも思いましたが
百田さんの小説には、
流れるようなリズムと
あたかも、自分の目の前で展開しているような臨場感と
そして「気合い」があります。

『磯貝彦四郎殿は亡くなっておられました』
という若党の報告から物語は始まります。
その報告を受け取ったのは
茅島藩の筆頭国家老に抜擢され、
江戸から国元へ戻ったばかりの名倉彰蔵です。

名倉の元の名は戸田勘一。
下士の子どもで、
ある日、上士による無礼討ちで目の前で父親を殺されます。
勘一をかくまい、父の遺体を運び込んでくれたのは
近くに住む中士の磯貝家でした。
泣く勘一に
「泣くなっ。武士の子が泣くものではない」と怒鳴った少年。
それが、後に竹馬の友、刎頚の友となる磯貝彦四郎でした。

頭もよく、腕もたち、
なにより人から信頼を寄せられる若者となった磯貝彦四郎が
なぜ、不遇の死を遂げたのか…。

『影法師』というタイトルも
最後になって悲しい、
ページをめくる手が止まらない一冊です。
影法師 Amazon書評・レビュー: 影法師より
4062162245
No.90
(5pt)

時代小説の体裁の謎解きミステリーが感動の真実を解き明かす

見事!
達人のあざやかなカラ竹割を見た気分である。

百田尚樹といえば、以前ボクシング小説の『BOX!ボックス!』を読んで面白かったし、
ストーリーテラーとしての才能はわかっていた。
それが初めて時代小説を書いたというので、
時代小説も好きなこちらは期待して読んだのだったが、期待通りだった。
あるいは期待以上か。
これが初めてのジャンルとは思えないし、なにより、この物語る力は半端ではない。

強い絆で結ばれた友でもあり、ある意味ライバルでもある男たちの友情というモチーフは
『BOX!ボックス!』と同じ。
作者はそういうのが好きなのかもしれない。
そこへもう心を打つひと捻り。
子供のころ読んだ「泣いた赤鬼」という童話を連想した。

苦労を乗り越えて成長してゆく成長小説の魅力と、
剣豪小説の魅力と、
謎解きミステリーが合体したぜいたくな内容だが、
ミステリーだとしばしば恐怖につながる謎解きが、ここでは感動につながってゆくのもいい。

エンディングがまた印象的だ。
かつて泣くなと叱られ、それで身を支えてきた主人公が、
以来数十年して初めて、叱った相手のために泣く、という構図がすばらしい。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833
No.89
(5pt)

時代小説の体裁の謎解きミステリーが感動の真実を解き明かす

見事!
達人のあざやかなカラ竹割を見た気分である。

百田尚樹といえば、以前ボクシング小説の『BOX!ボックス!』を読んで面白かったし、
ストーリーテラーとしての才能はわかっていた。
それが初めて時代小説を書いたというので、
時代小説も好きなこちらは期待して読んだのだったが、期待通りだった。
あるいは期待以上か。
これが初めてのジャンルとは思えないし、なにより、この物語る力は半端ではない。

強い絆で結ばれた友でもあり、ある意味ライバルでもある男たちの友情というモチーフは
『BOX!ボックス!』と同じ。
作者はそういうのが好きなのかもしれない。
そこへもう心を打つひと捻り。
子供のころ読んだ「泣いた赤鬼」という童話を連想した。

苦労を乗り越えて成長してゆく成長小説の魅力と、
剣豪小説の魅力と、
謎解きミステリーが合体したぜいたくな内容だが、
ミステリーだとしばしば恐怖につながる謎解きが、ここでは感動につながってゆくのもいい。

エンディングがまた印象的だ。
かつて泣くなと叱られ、それで身を支えてきた主人公が、
以来数十年して初めて、叱った相手のために泣く、という構図がすばらしい。
影法師 Amazon書評・レビュー: 影法師より
4062162245
No.88
(5pt)

無冠の帝王

ネタバレするかもしれませんが、(刎頸の交わり)よりも(管鮑の交わり)に近いですね。しかし百田さんは本物です。着地点に必ず落としています。読者の裏をかく変なヒネリにならずにしっかり落とします。本ネタが他の作品に似ているとか・・批判もありますが・・時代小説はもっとありきたりなストーリーが平気で出回ってますから。浅田次郎さんの作品も、似てる内容やカブるキャラ群(一途な女子高校生、教育の使命に燃えるダサ目の熱血教師、ガラは悪いが心優しきチョイ悪オヤジ・・etc. )だらけです。でも描写で読ませます。これが作家の力量です。本作品も確かに切ない内容です。でも読後感は悪くない。これはヒネリではなく、しっかり落としているからです。いつ直木賞を受賞しても不思議ではない作家です。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833
No.87
(5pt)

無冠の帝王

ネタバレするかもしれませんが、(刎頸の交わり)よりも(管鮑の交わり)に近いですね。しかし百田さんは本物です。着地点に必ず落としています。読者の裏をかく変なヒネリにならずにしっかり落とします。本ネタが他の作品に似ているとか・・批判もありますが・・時代小説はもっとありきたりなストーリーが平気で出回ってますから。浅田次郎さんの作品も、似てる内容やカブるキャラ群(一途な女子高校生、教育の使命に燃えるダサ目の熱血教師、ガラは悪いが心優しきチョイ悪オヤジ・・etc. )だらけです。でも描写で読ませます。これが作家の力量です。本作品も確かに切ない内容です。でも読後感は悪くない。これはヒネリではなく、しっかり落としているからです。いつ直木賞を受賞しても不思議ではない作家です。
影法師 Amazon書評・レビュー: 影法師より
4062162245
No.86
(5pt)

百田さんです!

うん、...やっぱり、百田さんですね。

百田さんの作品は、すべて、人の『生き方』を語っているのですが、
「永遠のゼロ」であり、この作品であり...男の生き方を語らせると、
絶品になる作品を書いてくれます。

男の生き方...というよりも
置かれた環境で、制約や制限を受けながら...
それでも自分の生き方を貫く姿。この潔さや、
周囲の評価より自分自身が自分にしてやれる評価...
これを描いているのだろうと思います。

だから、感動するんです。

この作品であれば、
勘一の生き方、彦四郎の生き方...
どちらが上でどちらが下ということではないのではないのです。

この二人だけでなく、この作品に登場する すべての人たち、
それぞれがそれぞれに 
自分が置かれたところで自分の人生を生ききっていくんです。

この姿を描ききっているんです。
だから、感動するんです。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833
No.85
(5pt)

百田さんです!

うん、...やっぱり、百田さんですね。

百田さんの作品は、すべて、人の『生き方』を語っているのですが、
「永遠のゼロ」であり、この作品であり...男の生き方を語らせると、
絶品になる作品を書いてくれます。

男の生き方...というよりも
置かれた環境で、制約や制限を受けながら...
それでも自分の生き方を貫く姿。この潔さや、
周囲の評価より自分自身が自分にしてやれる評価...
これを描いているのだろうと思います。

だから、感動するんです。

この作品であれば、
勘一の生き方、彦四郎の生き方...
どちらが上でどちらが下ということではないのではないのです。

この二人だけでなく、この作品に登場する すべての人たち、
それぞれがそれぞれに 
自分が置かれたところで自分の人生を生ききっていくんです。

この姿を描ききっているんです。
だから、感動するんです。
影法師 Amazon書評・レビュー: 影法師より
4062162245
No.84
(4pt)

男の友情 and/or 恋愛?

江戸時代を舞台とした時代小説。剣術の決闘シーン(特に上意討ちのシーン)は迫力があり、手に汗を握った。読者のそのときの気持ち、置かれた状況によりきっといろいろな読み方ができる小説。圧倒的に優秀だが真の志が見つけられない男が、自分より表面上の能力は劣るが胆力、人間力が上回る親友を通じて志、自分の生きる意義を見出し、それに真剣に命を懸けたのだとも読める。ただ、本来であれば自分の立身出世を気にする10代〜30代の男性が、ここまで自己犠牲を図れるのか、このように影法師としてではなくパートナーとして一緒に国を運営していく道がなかったのだろうか。彦四郎はなぜ自分が表に出て勘一を影法師とする道を選ばなかったのだろう。彦四郎は、きっと自分が愛しているのに結ばれることができない女性に対して、親友が恋心を抱いてしまったことを知ったときに、自分が「二人の」影法師となることを決めたのだろう。彦四郎は男の友情と純愛を両方守るために自分の命を懸けたのではないか。それにしても、いつの時代も男の友情と恋愛を両立させるのは難しい・・・。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833
No.83
(4pt)

男の友情 and/or 恋愛?

江戸時代を舞台とした時代小説。剣術の決闘シーン(特に上意討ちのシーン)は迫力があり、手に汗を握った。読者のそのときの気持ち、置かれた状況によりきっといろいろな読み方ができる小説。圧倒的に優秀だが真の志が見つけられない男が、自分より表面上の能力は劣るが胆力、人間力が上回る親友を通じて志、自分の生きる意義を見出し、それに真剣に命を懸けたのだとも読める。ただ、本来であれば自分の立身出世を気にする10代〜30代の男性が、ここまで自己犠牲を図れるのか、このように影法師としてではなくパートナーとして一緒に国を運営していく道がなかったのだろうか。彦四郎はなぜ自分が表に出て勘一を影法師とする道を選ばなかったのだろう。彦四郎は、きっと自分が愛しているのに結ばれることができない女性に対して、親友が恋心を抱いてしまったことを知ったときに、自分が「二人の」影法師となることを決めたのだろう。彦四郎は男の友情と純愛を両方守るために自分の命を懸けたのではないか。それにしても、いつの時代も男の友情と恋愛を両立させるのは難しい・・・。
影法師 Amazon書評・レビュー: 影法師より
4062162245
No.82
(5pt)

人はこのようになれるのでしょうか・・

まず感じたのが武士の時代の厳しさです。
教科書では知りえない厳しい現実に驚かされました。
生まれた場所によって自分の人生が左右される不条理。

しかしその中でも誇り高く生きようとする登場人物に引き込まれました。

人はこんなにも高潔になれないだろうと思う反面、そのようにもなりえる人間を信じたい気持ちにさせます。

半分から影法師の意味がおぼろげに分かってからはラストまで一気に読みました。

感動しました。涙が止まりませんでした。ぜひ読んでもらいたい作品です。
ちなみに百田尚樹作品は「永遠の0」を読んでからの2作品目です。

どちらもすばらしいです。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833
No.81
(5pt)

人はこのようになれるのでしょうか・・

まず感じたのが武士の時代の厳しさです。
教科書では知りえない厳しい現実に驚かされました。
生まれた場所によって自分の人生が左右される不条理。

しかしその中でも誇り高く生きようとする登場人物に引き込まれました。

人はこんなにも高潔になれないだろうと思う反面、そのようにもなりえる人間を信じたい気持ちにさせます。

半分から影法師の意味がおぼろげに分かってからはラストまで一気に読みました。

感動しました。涙が止まりませんでした。ぜひ読んでもらいたい作品です。
ちなみに百田尚樹作品は「永遠の0」を読んでからの2作品目です。

どちらもすばらしいです。
影法師 Amazon書評・レビュー: 影法師より
4062162245
No.80
(4pt)

やっぱりラブストーリーなのですね。

百田さんの作品は‘永遠の0’を初めて読み、読み終わった後2、3日
思い出しては泣けてくる程、感動しまた。

別の作品が読みたいと思い、この‘影法師’を選びました。
最後の袋とじを読むまでは、どうしてこんなに彦四郎は深い友情で
結ばれていたとはいえ、勘一の為のここまで自分を犠牲にして生きる
必要があったのだろうか?と疑問に思いました。

長男ではないので家は継げないとしても、彦四郎は文武両道で人望もあり
大変優秀な人物です。そのまま行けばある程度の出世は出来たのではないか?
身分の低い下士の友人、勘一の藩を良くしたいと言う強い思いを知ったからといって、
全く姿を消し勘一を影で支えるのは不自然な気がしたのです。

ですが、友情だけではなかったのですね。
勘一に賭けた思いも尋常ではありませんが、それ以上に守りたい人がいた。

百田さんの作品はまだ二冊しか読んでいないですが、(ボックスは映画を観ました。)
根底にあるのは無償の愛なのだな、と感じました。

私はやはり最後は号泣しました。切なくて、切なくて。でも、何故か温かな気持ちになる作品でした。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833
No.79
(4pt)

やっぱりラブストーリーなのですね。

百田さんの作品は‘永遠の0’を初めて読み、読み終わった後2、3日
思い出しては泣けてくる程、感動しまた。

別の作品が読みたいと思い、この‘影法師’を選びました。
最後の袋とじを読むまでは、どうしてこんなに彦四郎は深い友情で
結ばれていたとはいえ、勘一の為のここまで自分を犠牲にして生きる
必要があったのだろうか?と疑問に思いました。

長男ではないので家は継げないとしても、彦四郎は文武両道で人望もあり
大変優秀な人物です。そのまま行けばある程度の出世は出来たのではないか?
身分の低い下士の友人、勘一の藩を良くしたいと言う強い思いを知ったからといって、
全く姿を消し勘一を影で支えるのは不自然な気がしたのです。

ですが、友情だけではなかったのですね。
勘一に賭けた思いも尋常ではありませんが、それ以上に守りたい人がいた。

百田さんの作品はまだ二冊しか読んでいないですが、(ボックスは映画を観ました。)
根底にあるのは無償の愛なのだな、と感じました。

私はやはり最後は号泣しました。切なくて、切なくて。でも、何故か温かな気持ちになる作品でした。
影法師 Amazon書評・レビュー: 影法師より
4062162245
No.78
(5pt)

一気に読みきる感じ

すごい話です。こういう話を思いつけるのがすごい。
何気なく、読む本が無いなぁと書店で平積みになっていたものを手にとったのですが、すごく良いです。
詳しく書くとネタバレになってしまうので避けますが、脇役のキャラクターにいたってまでが、ブレの無い人格を持っていて、その考えと、実はどうかといったことまでが伏線に生かされていて、読了する頃には緻密さに脱帽です。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833
No.77
(4pt)

影法師にせつなさ

時代の背景が分かり安く、読みやすいです。
はじめは主人公の異例な出世に対する物語りと思いきや、がらりと変わって影法師の存在にあこがれとせつなさを感じ、引き込まれます。
影法師 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 影法師 (講談社文庫)より
4062772833